ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』

 こんにちは。

 Netflixで公開されたので、すごく楽しみにしていました。祖母の家に行ったときに、時間があったら観ようと思ってダウンロードしておいたのですが、ギガ数的なものが心配になって観られなかったという………(でも、ツムツムのイベントには全力で参加していました……)

 なので、自宅に帰ってきてから、久しぶりの休日に父と一緒に観ました!(でも、父は他の作業をしていて、なかなか作品に集中できておらず、最終盤に解説するハメに……)(ミステリー作品を解説するなんて、なんて無粋な………もう1回観ますか?) オススメです!

作品紹介

『ナイブズ・アウト: グラスオニオン』(原題:Glass Onion: A Knives Out Mystery)は、アメリカ合衆国のミステリ映画。

ナイブズ・アウト:グラスオニオン Glass Onion: A Knives Out Mystery

ストーリー

2020年、世界がパンデミックに襲われロックダウンが相次ぐ中、億万長者のマイルズ・ブロンは、ギリシャにあるプライベート・アイランドに友人たちを招待し、そこで殺人ミステリーゲームを開催する。招待したはずのない名探偵のブノワ・ブランも招かれたと言って現れて、ゲームに参加するが、やがて殺人が起こり、事件に巻き込まれることになる。

キャスト

(ウィキペディア「ナイブズ・アウト: グラスオニオン」より抜粋)

ネタバレなしの感想 (…のはず!)

 作品の内容に触れそうな部分は、ウィキペディアを編集しておきました。ミステリーは前情報なく観るのがいちばんだと思うので、興味をもたれたかたは是非!

 おもしろかったですよ!

©Netflix 『ナイブズ・アウト: グラスオニオン』(原題:Glass Onion: A Knives Out Mystery)

 前作がまだのかたは、そちらも是非! 

mionote.hatenablog.com

感 想 (ネタバレも!)

 正義感のある世界一の名探偵・ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)殿がステキです。それから、コロナでロックダウン中ってところも親近感があります。現代……まさに現代ですよ!

 地続きの世界観を感じます。

 コロナ………ステイホーム……………自粛………

 やってらんないですよ!

 ずっとバスルームで仕事あるいは現実逃避をしているブランさんが好きです。キャラクターとして似ているというわけではないですが、ちょっとだけ「相棒」の杉下右京さんが頭を過ぎりました。名探偵には、何らかの共通項があるのかもしれませんね。(気のせいかもしれません………)

 キャラクターがたくさん出てきますが、個性的なので把握はしやすいです。名前は覚えにくいけれど、立ち位置は分かります。みんな順風満帆にいっていると思いきや、いろんなことに追い詰められている。そして、億万長者のマイルズに寄りかかっているのは共通しています。

 わたしは、バーディー(ケイト・ハドソン)が好きです。アホ可愛い。それから、ウィスキー(マデリン・クライン)も大好き。可愛くて、現実的で賢い!ペグは、苦労人。バーディーのアシスタントで、常に火消しに走っています。すぐに炎上させるから………

 

 詰み………かと思われた場面からの「すべてが反転する」展開!

 とても良かったです!

 

 わたしが特に好きなのは、最初のマイルズから届いた「謎の箱」をみんなが解いていく場面。どんどん形が変わっていくから、とても楽しいです。協力プレイって感じがします。(ひとりだけ実力行使ですけど………)

 それから、アンディが銃撃に倒れた場面からの回想シーン。それまでのいろんなことが別の視点から再構成されていくのが楽しいです!

 あと、最後の最後の場面。これまた全然違うのですが、『キングスマン』の最後の場面を思い起こしました。あの「威風堂々」に合わせて、軽やかに、派手に進行していくアレ。深刻で凄惨な場面のはずが、どこかおもしろくなってしまうような描かれ方。カタストロフィと言ってしまえば、言葉の意味をわたしが誤解しているように受けとめられかねませんが、そんな感じがしました。

 姉さん、自由だな………(気持ちは分かるけど)

 とりあえず、その思いきりのいい破壊工作による死傷者がいないっぽいのが何よりです。いや、ひとりいる………かな。『ナイブズ・アウト』の世界からは、あの世界的名画は永遠に喪われてしまったのでしょうか………?(話の本筋ではないところに引っかかってしまいます。ネコ*1の悪いクセ!🐥💦)

 そのままだと地味にダメージなのと、気になって仕方ないので、特にその先が描かれていなかった(ような気がする)のを良いことに適当に設定を捏造して、こころの安定を図っています。保管場所がガラスで設計された建物ということで、ルーブル美術館の館長が本物を貸し渋って、貸し出されたのは実は精巧なレプリカだった……とか。それだけだと、ルーブルが契約不履行な気がするので、保管場所は考慮すること、不適切と判断される場合は本物ではなくレプリカを貸し出すこととする………的な文言は契約書にほしいところ。それから、レプリカを貸し出した場合は返却時に何割かは返金すること。レプリカといえど、毀損・消失・盗難などがあれば、返金しないこと。なんかも盛り込んでほしいです。法律も契約書も詳しくないですけど………

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

 今日もお疲れさまでした。
 あなたが笑顔で過ごせる明日でありますように!

*1:自称です!😼