ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『嘘八百 京町ロワイヤル』

 明けで帰ってきて、気軽に観られる作品が良かったのでコチラにしました。前作の『嘘八百』は罪悪感が少なくて、他人事のように楽しめて(…まぁ、他人事ですね)、騙し合いではあるけれど、死ぬほど追いつめられるひとはいないので、とにかくおもしろかったです。だから、続編も期待できるはず!

 ということで、父を誘ってリビングで一緒に観ました✨

作品紹介

嘘八百 京町ロワイヤル』(うそはっぴゃく きょうまちロワイヤル)は、2020年1月31日に「嘘八百」の続編として公開された日本映画。主演は前作に引き続き、中井貴一佐々木蔵之介

京都を舞台に、名家から盗まれたという5000万円は下らないといわれる古田織部の茶器を巡って、小池と佐輔が再び手を組んで「ひと儲け」ならぬ「ひと助け」をするために、かつての仲間をひっかき集めて奪還作戦を決行する。

キャスト 

スタッフ 

(ウィキペディア嘘八百」より抜粋)

感 想 (ネタバレしかない!)

 ちなみに前作の感想はコチラです。オススメ!

mionote.hatenablog.com

 前作以上にシリアス度が低くて、とても楽しめました。

 テレビの取材に喜んだのも束の間、その道の大家に適当なことを言われ、煮え湯を飲まされた小池(中井貴一)。「獺」という大事な屋号を、タヌキやらイタチやら意地悪く読み間違えられもします。とばっちりを食らったかたちで、野田(佐々木蔵之介)もギャラリーでの仕事を失ってしまうことに……

 そんななか、ふらりと店にやってきた和服美女・橘志野(広末涼子)の相談に乗り「認知症の母が家に訪ねてきた古道具屋に渡してしまった」という古田織部の茶器「はしかけ」の写しを野田に依頼して、作ってもらいます。後日、再び店を訪ねた志野さんに「お代は、その涙で……」などと格好をつけて渡してしまう小池さん。そんなに間を置かずに、ネットオークションに出品される「はしかけ」。志野さんの電話番号はつながらず、ふたりは騙されたことを悟ります。

 わずかな手がかりを追いかけて、志野さんに再会するふたり。志野さんは悪びれもせず、ふたりを試したことを明かして、自分の企みに乗らないかと誘います。

 志野さんが、美人で、悪女で、素敵です。魅力的なマドンナ。はんなり和装美人も、綺麗なドレス姿も、どちらも似合いますね。完全に悪人ってわけではないところも、好感がもてます。とはいえ、善人っていうわけでもなさそうですけど………

 

 なにやら贋作商売に目をつけたらしき有名古美術店「嵐山堂」二代目(加藤雅也)と大御所鑑定家・億野万蔵(竜雷太)。新しく始まるテレビ番組の撮影にかこつけて、彼らにひと泡ふかせようと、お馴染みの面々が活躍します!

 

 嘘だらけのなかに真実がある………

 

 ドキドキして、ワクワクして、最終的には大団円。とてもおもしろかったです。なんだかんだで息のあった小池さんと野田さんは、良いコンビだなって思いました。北海道!カニ!いいな!

 「終」とか「了」じゃなくて、「つづくかも」だったので、さらに続編がある……かも?!🦋