ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

大丈夫。大丈夫。

 こんばんは。今日は余裕で更新できると思いきや、スマホを持ったまま寝落ちしていたわたしです。(なんとか復活して、ドラマ『アバランチ』最終回はリアルタイムで視聴できました。悪くなかった……けど、ちょっと消化不良です。なんでだろ。ドラマを作っているひとたちと根本的な「信じるもの」が違うのかなって。羽生さんはカッコ良かったです✨)

 

 さて、今週のお題「忘れたいこと」ふたたびです。

 連日の参加になってしまいました。ずっと、お題について考えていたせいか、他のネタが思い浮かびませんでした。(弊害?) 本当は、少し前に観た映画の感想を書きたかったのですが、これがうまくまとまらない。先に原作を読んでいて、わりと思い入れがあったので、誤差におさまらない描かれかたの違いみたいな部分が噛み砕けないというか………むずかしいです……悪く言いたいわけではないのに、そこをうまく伝えられるかは自信がない……まぁ、素直な感想っていうのが、いちばん無害かなって思います。(邪悪でないとは言えないけれど……)

 

 前書きが長くなりました………

 「忘れたいこと」という程ではないけれど、できれば思い出さないようにしていること。それでも、忘れてしまってはいけないような気もしていること。あります。というか、本当は、そのことしか思いつかなかったです。

 傍から見れば、どうってことないことかもしれません。わたし自身は、なにひとつ傷ついていない。でも、なにかが損なわれた気はしています。見えないけれど。あらためて書くことで、なんだか呪いになってしまいそうなのと、誰かのトラウマを呼び覚ましてしまいそうな気もするので、全体的にぼかして書いておきますね。これは、もう………察してください。きっと、同じような経験のあるかたには分かってもらえると思います。

 

 やたらと予防線を張っているような気もしますが、犯罪行為に加担したとか、被害にあったとか、法を犯すようなエピソードではありません。そのあたりは、ご安心ください。あえて言うなら、巻き込まれた………

 一体、何人くらいのひとが同じようなことを体験しているのか………決して少なくはないと思うのですが、会ったことはありません。(でも、検索したら、知恵袋とブログが見つかりました)(………なんか、動悸がしてきた……)

 

 まったく関係ないひとの人生に、否応なく巻き込まれてしまった——

 

 なんだか本当にショックで、避けようがなかったので仕方ないのですが……とにかく悲しくて、痛ましくて、帰ってから母には軽い感じで報告したけれど、お風呂に入るかなにかでひとりになったとき涙がとまらなかった。怖かった。それに、かわいそう。どこかの知らないだれかも。わたしも。

 ずいぶん経って、なにかの機会に友だちのMちゃんに話して、すごく親身に聴いてもらって、そうしたらすごく軽くなりました。Mちゃんは、ただ聴いてくれた。アドバイスとか、慰めとか、そういうのはなくて、ただ共感してくれたんだと思います。(覚えていないけれど) 最初から、ひとりで抱え続けることなかったんですね……でも、言えなかった。Mちゃんまで、巻き込んでしまうみたいで………

 

 生きている間は、生きていましょうよ。ね。

 (どんな結論だ?)

f:id:mionote:20211220235653j:image

 なに言ってるか分からないですよ。気になるから、ちゃんと話してくださいって向きには続き。

 あれは、わたしがまだ学生だった頃のことです。家から電車で2時間くらいかけて、通っていました。乗り換えが少なかったので、意外と楽だった覚えがあります。電車のなかでは寝ていたり、本を読んだりして過ごしていました。定期で遠くまで行けて、大きな駅には本屋さんがあって、なかなか良かった。読みたい本がたくさんあった。その頃は、あまり図書館を使っていなかったので、バイト代がほとんど本に消えていきました。(いまだ積ん読の本が視界の端にあります)(読むから!来たるべきときがきたら、絶対に読むから!) その日は、本屋さんに寄りたかったのですが、さすがに本を買い過ぎたかな……と自制して、寄り道をとりやめて、まっすぐ帰ることにしました。早く帰って、ゆっくりしたかったのかもしれないです。なぜか、そういうときに限って、すごく寄り道したかったのだけれど……

 そして、その電車が人身事故に遭遇しました。

 踏切の警報音が鳴っていて、普通に通り過ぎると思ったら、電車が脱線するのではないかと思うくらい上下に揺れて、床下から何か金属同士がこすれるようなイヤな音がして、てっきり地震だと思いました。すごく怖かった。しばらくしてアナウンスがあって、事故があったと、しばらくお待ちくださいと。

 そのあと、なにが起きたのか分からないままに2時間くらい車内で過ごすことになりました。乗客の誰かが、しびれをきらして車掌さんに食ってかかったり、なにかいろいろザワザワしているのを、どこか他人事のような気持ちでやり過ごしました。なんで、この電車に乗ってしまったんだろう………早く家に帰りたかったはずなのに……………ぼんやり見つめた窓に事故が起きるまでは気づかなかった小さな汚れがあって、それが血液に見えて仕方なかったです。そうだったかもしれないし、違ったかもしれません。

 

今週のお題「忘れたいこと」