こんにちは。お疲れさまです。
これまでに2回ほど車にはねられていて、そのうちの1回は救急車に乗っているわたしです。軽症ではあったのですが、頭を強く打ったのと、しばらく気を失っていたのが心配で……でも、問題なく歩けたので、到着した救急隊員のかたには「……え?」って顔をされてしまいました。外傷もなく、特に脳を調べることはありませんでしたが、それから「ひとの名前と顔を覚えること」が苦手になりました。………前からだったかもしれません。でも、そのせいで高校の同級生の記憶は曖昧でおぼろげです。唯一、はっきり覚えているのはMちゃんだけ。今も仲良しです*1。
数年前に脳ドックを受けたので、わたしの長年の懸念は解消されました。頭のどこかがヤバイ状態には、なっていなかった。健康体でした。記憶力は……なにかしら影響があったかもしれないけれど、仕方なし!です!
ということで、前置きが長くなりました。
今週のお題「人生最大のピンチ」です。(さっきまでのは、枕というものですよ。本題は、これからです✨)
お題を見たときは、特に思い浮かばなかったです。これまで一度もピンチに遭遇していないというわけではないですが、いろいろな危機があったとしても乗り越えてしまえば、すがすがしいほどに忘れてしまえる*2。まぁ、こうして生きているわけですし。大丈夫だったのだと思われます。
そう、こうして生きているわけですし………!
ということで、思い出したのが先の交通事故とこれからお話する出来事です。先にオチを言っておけば、生きてます✨
すごくインパクトのある出来事だったので、どこかで絶対に話題にしていると思ったのですが、思いつく単語で検索しても見あたりませんでした。それなら、大丈夫かなぁ……
読んだことあるなって思ったかたは「おばあちゃん、その話は前にも聴きましたよ」って気持ちで、生暖かく眺めていただければ……と思います。
その日、わたしは高校からの同級生・Mちゃんと遊ぶ約束をしていました。Mちゃんの希望で、岩盤浴に行って、おひるごはんを食べるという計画。出かける時間がギリギリになってしまったのか、朝ごはんを食べずに家を出ることになりました。
初めての岩盤浴!サウナほど暑くなくて、息苦しさもありません。じんわり汗が出る感じ。マンガもあるので、時間を忘れて楽しめそうです。Mちゃんは読むのが早いので、なんらかのシリーズを読破していました。わたしは……なにを読んでいたかな?忘れてしまいました。のんびり、だらだら過ごして、楽しかった。
そのあとで、普通のお風呂!あたまを洗って、身体も洗って、お湯につかります。泡が出るお風呂とか、炭酸風呂とか、家とは違った特殊な風呂につかれて、これも楽しい。でも、熱い。
そろそろ出るよ……と声をかけようとしたら、Mちゃんから何やら深刻な話を切り出されたので、出るタイミングを完全に失ったわたし。どんな話かは忘れてしまいましたが、なんだか真剣に耳を傾けたのでした。わりと長尺だった。でも、しっかり聴いていたと思います。たぶん。そして、ひと区切りついて、Mちゃんが出て、続いてわたしもお風呂から上がりました。(上がり湯は……どうしたんだったかな…?)
もう、この時点で「すごく熱い」「ものすごく熱い」
ほてほて歩いて、全身を軽く拭いて、とりあえず要所をタオルで隠して扇風機の近くで休憩……はぁ〜涼しい!ってなったら、今度は気分が悪い。吐き気……というよりは、生つばが出てくる感じ。頭が痛い。そして、寒気。血の気がひいていくような。しばらくしても良くならないので、ふらふら歩いて自分のロッカーへ。もはや、ただごとではない感じがしていましたが、Mちゃんに「どうしたの?湯あたり?」って感じのことを聞かれて、そうかもって答えながら、なんだかここまでいろんな症状が出るのは、よく分からないけど*3脳かもしれないなって思いました。祖父が脳血管疾患で亡くなっているので、家系だろうと。
とりあえず、からだを手早く拭いて、パンツをはいて(我ながらエライ!)、ブラジャーのホックをとめよう……としたあたりで落ちたらしいです。
わーーーーーー
それまでの気分の悪さがウソのようになくなって、これは……いよいよヤバイやつ? なんかもう真っ白です。視界というか、あたまの中というか、明るくて白い場所にいる感覚。こういうときは、あれですよ。ピンチを切り抜けるためのヒントを人生から導き出すべく、いろんな情景があたまを巡るんですよね?
走馬灯!来い!
……………………来ない!
え?経験値からは、いかんともしがたい状態ってことですか?対処法なし?困ります!
……………………困りますよ……?
でも、ここで終わったとしても、別に何も問題ないなって思いました。確かに思いもよらないことでビックリするし、寂しいし、残念な気持ちだけれど、だからといって成し遂げたい何かがあるわけではないです。先立つのは親不孝かもしれないけれど、それとて「ありうること」の範疇ですよね。
可愛い弟に優しい両親、充分に教育を受けさせてもらって、飢えることなく、住む場所や着るものに苦労することもなかった、健康に過ごしてこれた……褒められるようなことは何もしていないけれど、誰かに危害を加えたり、犯罪行為を行うこともなかった、自分の人生を採点するなら、おおむね「しあわせだった」と思います。でも………もし……………
もし、わたしの人生がこの先も続くのであれば、もっと世の中の役に立つひとになりたいです。たとえば……………
看護師!とか!
(*゚ロ゚)ハッ!
近くに心配そうなMちゃんの顔がありました。わたしが目を覚ましたのを確認すると「ちょっと待っててね!」って、どこかに行って、すぐに戻ってきました。手にオレンジジュースを持って……「ハイ!飲んで!」ジュースは、そんなに好きじゃない……「いいから!飲む!」………ゴク……ありがと……「全部のんでね!ゆっくりで良いから!」………ゴクゴクゴク……
オレンジジュース!うまっ!
そんなこんなで、無事に戻ってくることができたのでした。
落ちてる間、なにかしら頭で考えてはいたはずなのですが、傍から見たら「意識を失っていた」っぽいです。何度も名前を呼んでくれていたって、すごく心配したのに「あと5分……」って言われたって*4。それから、前に倒れ込んで良かったって*5。後ろに倒れていたら、頭を打っていたかもしれないし、そうしたら迷わず救急車を呼んでいたはずって*6。わたしのなかでは、しゃがみ込んだ……へたり込んだ印象だったのですが、もっと勢いがあったみたいです。
Mちゃんは教師なので、BLS(一次救命処置)の講習を受けていて、「まさか実践するすることになるとは……」って想いだったとか。さっさと戻ってこれて良かったです。そのあとは、オレンジジュースで復活したので、何ごともなかったかのように昼ごはんを食べに行きました。
湯あたり、熱中症、貧血、脱水、低血糖もあったかもしれませんね。病院に行っていないので、なんとも言えませんが……。その後、かかりつけ医に行ったときに「こんなことがあったんですよ……」って報告したら、もしかしたら脳が一時的な低酸素状態になったんじゃないか……と言われました。
なにはともあれ、意識を失うようなことがあれば、重大な循環器疾患の可能性もあるので、早いうちに近医を受診することを勧められました。意識が戻れば救急車に乗る必要はないかもですが、だからといって病院に行かないのはダメですよ?*7
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓