こんにちは。お疲れさまです。
一時期、AmazonPrimeVideoをよく見ていたら、番組の前後や中盤によくCMが挟まっていました。
明るい感じの主題歌と『フルハウス』『フラーハウス』みたいな撮影方法*1、なんとなく気になって、観てみようかな……って、1話から観始めたのは良いけれど、なんだか馴染まなくて、サクサク続きを観ていくことができませんでした。フィクションなんだし、コメディなんだから、おもしろがればイイだけってことは分かっているのですが……ひっかかりがあると、素直に楽しめないです。
そんなこんなで、なかなか続きを観られなかったのですが、なにを観ようか迷ったときに思い立って再挑戦することにしました。何話目かで舎人さんが「もともと住んでいた家が爆発しちゃって……」というようなくだりがあって、(そんな場面ありましたっけ?!)と気になったので、結局1話を見返したり………
ようやく完走したので、感想をまとめます!
作品紹介
『誰かが、見ている』(だれかが、みている、英題:Peep Time)は、Amazonプライム・ビデオにて2020年9月18日から配信されている三谷幸喜脚本・演出による配信ドラマ。主演は香取慎吾。
失敗ばかりだがなぜだか憎めない主人公と、その隣人をはじめとした個性豊かな登場人物たちによって巻き起こされる騒動を描いたシチュエーション・コメディ。
登場人物
主要人物
- 舎人真一 演 - 香取慎吾 本作の主人公。埼玉県和光市のとある豪華マンションの301号室に暮らす青年。何をやっても失敗ばかりで、新しい仕事を見つけてはすぐにクビになる日々を過ごしている。明るく頑張り屋でどこか憎めない性格。次郎とあかねにより知らない間に日常が世界中に動画配信され人気を博し、視聴者からトンネルマンと呼ばれるようになる。
- 粕谷次郎 演 - 佐藤二朗 真一の隣室の302号室の住人。医療機器メーカー勤務。偶然見つけた "壁の穴" から、隣室の真一の様子をのぞきみることを密かな楽しみとしている。後に娘のあかねに協力して、真一の日常を世界中に動画配信して一獲千金を狙う。
- 粕谷あかね 演 - 山本千尋 次郎の娘。大学生。父と同じく"壁の穴" からのぞく真一の日常の様子にハマってしまい、思い付きで "壁の穴" にWebカメラを設置。勝手に真一の日常を世界中に動画配信して、視聴数を増やし一獲千金を狙う。
- 粕谷佳子 演 - 長野里美 次郎の妻。あかねの母。次郎とあかねが真一の日常を世界中に動画配信していることを知らない。
- 曽我そと子 演 - 宮澤エマ(ep 2,4,5,7,8)真一の女友達。ペットショップでバイトすることになったが動物を触ることが出来ない真一から相談を受け、それが切っ掛けで真一と交際することになる。
- 舎人尚美 演 - 夏木マリ(ep 6,7,8)真一の母親。田舎で一人でガソリンスタンドを切り盛りしており、真一に跡を継がせようと画策する。
スタッフ
- 脚本・演出 - 三谷幸喜
- 企画:飯島三智
- プロデューサー - 佐藤満、稲垣護
- 脚本協力:川崎良、ガクカワサキ
- 音楽:GENTLE FOREST JAZZ BAND
- 主題歌:GENTLE FOREST JAZZ BAND「逢いたいボタン」(NOT SO BAD Records)
- 制作プロダクション - ギークサイト、ギークピクチュアズ
(ウィキペディア「誰かが、見ている」より抜粋)
感 想 (ネタバレも!)
最初に観たときは、いや……そんなにおもしろいかな…?って感じでした。初っ端の交通整理のアルバイトとか、いや笑っている場合じゃないです。大事故!大惨事!いやいや現場から去っていくのも意味が分からない!ちょっと!待ってください!
パソコンのキーボードが全部はずれてしまうとか……
お気の毒なことです。Mが見つからないから、謝罪文を作成できないって……手書きにしたら良いのでは…?(Mって、謝罪文の定型には高頻出なんですね。申(Mou)し訳ございま(Ma)せん。陳謝いたしま(Ma)す。ごめ(Me)んなさい。謝罪というより、丁寧な日本語と言いますか……勉強になりました。) 「ハイ!ごめんなさいもM入ってます!」って楽しそうですね。いや、そんな勝ち誇ったふうに言われても……別に良いですけど………
でも、家具の下の隙間に入り込んでしまった文字を取るのに、ラジコンが出てくるのは楽しくなってしまいました。なんか分かる気がする。共感。どうせ何かやるなら楽しいのが良いです。とはいえ、同じおもちゃ箱に入ってる剣のようなものを使ったほうが早そうだな……とは思いました。まぁ、急ぎの用事じゃないですからね。謝罪文を書くだけだし。どうせクビなのに。
そんなこんなで、舎人(香取慎吾)さんの行動には慣れていくのですが、隣の粕谷次郎(佐藤二朗)さんがそんな舎人さんを盗み見していて、なんだか罪悪感は持っているっぽいけど、やめられない感じ。そのうち、娘のあかね(山本千尋)にそそのかされて、というより娘主導で盗撮も始めて、いよいよ言い訳が効かない感じになっていきます。
もう!ガチの犯罪じゃないか!
合間、合間に、Utubeにアップされた舎人さんの動画が全世界で受けているという小話がはさまれます。………そんなにおもしろいかな?大丈夫かな?(そもそも盗撮だよ?)
でも、2回目に観るときは、なんだか話の展開に慣れて、そこまでハラハラせずに、無責任に楽しむことができました。(そもそも、この作品に関して、わたしは最初から最後まで何の責任も持つ必要がないです……たぶん)
なんだか、粕谷ママがツライ。無邪気すぎる。
ペルーに行きたいのは良いけれど、30時間は遠いよママ。そして、ハサミ踊りは危ないのでやめてください。それから、コンドルの鳴き真似も夜はやめて。ご近所から苦情がきますよ?
回を重ねるごとに、だんだん楽しくなっていきます。合間の全世界で受けてる場面は、普通に心配になるだけだけど……
それはそうとして、粕谷さんたちが盗撮しているのは分かるとして、短期間で辞めることになるアルバイトの数々も配信されているっぽいのは、誰が撮影しているんだろう? ストーカー?!
まぁ、いっか。危害は、ないようだし………
そんなこんなで、知らないところで有名人になって、本人の知るところとなり、やる気を出した途端におもしろさがなくなってしまって、周りにも飽きられてしまう……収益化はコレからだったのに………という切ない感じで終わります。
やっぱりカメラを意識しないほうが、舎人さんはおもしろい!ということで、気づかれていない覗き穴を利用して、再度、盗撮を始める粕谷家。これで、元通り……と思いきや、舎人さんの部屋の持ち主が帰ってきて………!これから、どうなる?!
あかねちゃんも可愛いけれど、舎人さんの彼女・そと子(宮澤エマ)さんが好きです。可愛い。おもしろい。オシャレ。
それから、主題歌のGENTLE FOREST JAZZ BAND「逢いたいボタン」も大好きです。アニメも可愛いので、エンディングが楽しみでした。最終話が終わってから、みんなで客席に挨拶して、幕引きなのも良いなあって思いました。
興味をもたれたかたは、是非!
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓