ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『ピノキオ』

 こんにちは。お疲れさまです。

 弟がDisney+に加入しました。9月20日(火)15:59までの期間中に新規加入あるいは再加入で、最初の1ヶ月をウェルカムプライスで利用できるとか!とってもオトクです!

 そして、さっそく弟と一緒に観たのがコチラ………

作品紹介

ピノキオ』(原題:Pinocchio)は、2022年制作のアメリカ合衆国のファンタジー映画。

カルロ・コッローディ原作の児童文学作品『ピノッキオの冒険』をアニメ映画化した『ピノキオ』(1940年)の実写映画化。ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演。2022年9月8日に定額制動画配信サービスDisney+にて日米独占配信された。

キャスト

※括弧内は日本語吹替。

実写

  • ゼペットじいさん:トム・ハンクス江原正士
  • ブルー・フェアリー:シンシア・エリヴォ(妃海風
  • コーチマン:ルーク・エヴァンズ(吉原光夫)
  • ファビアナ:キャン・ラマヤ(早見沙織
  • ストロンボリ:ジュゼッペ・バッティストン(楠見尚己
  • ランプウィック:ルウィン・ロイド(今岡稔裕)
  • サビーナ:ジャキータ・タレ(大平あひる)
  • シニョーレ・レッツィ:アンガス・ライト(こねり翔)

声の出演

(ウィキペディアピノキオ(2022年の実写映画)」より抜粋)

感 想 (ネタバレも!)

 おなじみのピノキオでした。たまに記憶と違うところもあったけれど、だいたいは一緒。安心感があります。

 興味をもたれたかたは、是非!

youtu.be

 弟と一緒に観たのですが、いつも言っているからか「日本語字幕」にしてくれました。わぁい!聴力に問題はないはずなのですが、環境音のせいか聞き取れないことがあるんですよね。でも、音声は弟の好みなのか日本語。なので、たまに混乱することがありました。聞こえてくる音と字幕が違う?!(詐欺師のキツネがピノキオをからかう場面で、字幕が「クリス・パイン?」って感じのところがあったけれど、たぶん別の言葉を言っていたような気がします………)

 

 ピノキオが可愛かったです!

 木で作られたお人形って感じ。顔の部分も描かれています*1。でも、目がくるくる動いて表情豊か。帽子はフェルトで、服は布で出来ているように見えます。丁寧な拵え。靴は、木で作ってあげるってゼペットさんが言っていたので、たぶん木です。

 猫のフィガロが、思っていた以上に仔猫でした。ピノキオのサイズ感からいくと、そうなるのかな……?金魚のクレオは、ディズニーって感じの金魚です。生命力がある。どんな環境下でも生き残れそうです!それから、コオロギのジミニー!昆虫のはずなのに、手足が合わせて4本なのは何故?って思ったのですが、ディズニーのアニメを底本にしていて、そのアニメジミニーも手が2本、足が2本なので、ある意味「原作通り」ってことでしょうか。服を着ているからか、能力的な問題からか、コオロギで羽があるはずなのに飛びません。(検索したら、コオロギは飛べないって。なるほど!現実準拠でしたか!) 代わりに、手にしている傘が大活躍です。広げれば空を飛べるし(滞空できるというか、滑空できるというか……)、水の上を滑るボートの代わりにもなります。ジミニーは、傘をよく使いこなしている。ステキなコオロギです!(ピノキオの学校初日に寝坊するなんて、ちょっとうっかりですけどね)

 ゼペットさんが、トム・ハンクス!………トム・ハンクス?いや、普通にゼペットさんでした。良い職人で、良き父です。

 あとは、なんだったかな……?ファビアナが可愛かったです。道中ピノキオの味方になってくれる人形遣いです。それから、相棒のサビーナ。騙されて人間不信に陥ったピノキオに、同じ人形として語りかけてくれます。やさしい!

 カモメのソフィア。大活躍です!なんだかんだ、世話焼きさんですね。やさしい!

 それから、ブルー・フェアリー。明らかにアニメの妖精さんと見た目が違います。こういうのを何て言うんでしたっけ?………コンプライアンス?なんか違う気がします。検索しました。そう!ポリコレ!*2 最近、流行ってますね。ただ、ブルー・フェアリーの外見を変更したことが、どういう方面に向けた、どういう意図の配慮なのか分かりません。なんで丸刈り*3 それに、妖精の羽が蝶々っぽくないです。トンボっぽい。わたしは、おなじみのフォルムが好きなのに。

 でも、きっと、ディズニー的には、なんらかの思惑があることでしょう。ふむ……🤔

 それに、ラストがやっぱり現代的というか、なんというかって感じでした。あれ?◯◯にならないの?良心を手に入れたのに?! 自分以外のなにかになろうと思わなくていい、あなたはあなたというだけで価値がある。わたしにとっては、世界でいちばん大切な子どもだよ。ってことなんだと思いますが、それは素晴らしい落としどころだとも思いますが……なんだかな………

 だって、最初にブルー・フェアリーが「人間の子どもにしてあげる」ってピノキオに約束したのではなかったでしたっけ?約束というか、契約というか。それは大事なもののはずでしょう?ピノキオは、人間の子どもになりたくて頑張っていたはずですし。

 え?それでいいの?ごまかされてません?

 ピノキオくんが良いなら、別に良いけど………

 わたしの好みは、ゼペットさんと手をつないで家路をたどるピノキオくんがシルエットはそのままに人間になっているのが観ている側には分かるっていう展開。そうだったら良いのに。

 

 いろいろ語りましたが、繰り返し観たら、最初に気になったところが全部まったく気にならなくなっているかもしれません。妖精に関しても、たぶん見慣れることでしょう。105分は微妙に長いような気もしますが、楽しい曲がたくさん*4なので、話の筋を知っているのもあって、次はあっという間に感じるかもしれません。

 今度は、字幕で観てみようかなって思います!

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

*1:目の部分が象嵌ではないところが、特に好きなポイントです!実写化における良いバランスだなって思いました。

*2:ポリティカル・コレクトネス:特定のグループに対して差別的な意味や誤解を含まぬよう、政治的・社会的に公正で中立的な表現をすること

*3:なんとなく妖精というより、チベットの僧侶って雰囲気を感じてしまいました……

*4:「星に願いを」(大好きです!)あと「I’ve Got No Stirings」(タイトルは検索しました)ピノキオが人形の仲間たちと一緒に踊って楽しい曲!それから「Hi-Diddle-Dee-Dee」も好きです!