ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『オクトー〜感情捜査官 心野朱梨〜』

 こんにちは。お疲れさまです。

 最終回でしたね。みなさん、ご覧になりました? わたしは、あいにく仕事でリアルタイム視聴できなかったのですが、夜勤明けにTVerで観ました✨ (やたらとCMが多いところに目をつぶれば、実に便利なシステムです!🐥📺)

作品紹介

『オクトー~感情捜査官 心野朱梨~』(オクトー かんじょうそうさかん しんのあかり)は、2022年7月7日から9月8日 まで読売テレビ制作・日本テレビ系「プラチナイト」木曜枠内「木曜ドラマ」で放送されたテレビドラマ。主演は飯豊まりえ。

  • 脚本     三浦駿斗、橋本夏
  • 監督     中茎強、松永洋一、林雅貴
  • エンディング I Don't Like Mondays.「重ね色」

タイトルの「オクトー」とは「プルチックの感情の輪」における人間が持つ「喜び・信頼・恐れ・驚き・悲しみ・嫌悪・怒り・期待」の基本となる8つの感情の事。

あらすじ

人の感情が「色」で見える特殊な力を持つ刑事・心野朱梨は、愛、悲しみ、怒り、嫌悪などの事件の動機となる感情を読み解き、エリート崩れの刑事・風早涼とバディを組み、真犯人を見つけ出す。

キャスト

主要人物

  • 心野朱梨(しんの あかり)〈28〉演 - 飯豊まりえ(13歳時:渡邉心結)神奈川県警 東神奈川署 刑事第1課強行犯1係、巡査部長。15年前、両親が殺害された事件以降、人の感情が色として見えるようになる。取り調べ時に捜査対象を観察し、確認される感情の色をパステルでスケッチブックに記録して、心理状態の変化を読み解く。写真や動画では感情の色を読み取れないが、自身の意思とは無関係に感知してしまい、多くの感情が飛び込んでくると疲弊するため、街中ではフード付きのコートで顔を隠し他人の感情を遮っている。グミが好物。
  • 風早涼(かぜはや りょう)〈30〉演 - 浅香航大(幼少期:高須敦斗)神奈川県警 東神奈川署 刑事第1課強行犯1係 係長、警部補。朱梨の相棒。

神奈川県警 東神奈川署

  • 雲川幸平(くもかわ こうへい)〈44〉演 - 山中崇 刑事第1課強行犯1係 課長代理。警部。半信半疑ながら、朱梨の特殊能力を肯定している。
  • 北村聡子(きたむら さとこ)〈24〉演 - 日比美思 刑事第1課強行犯1係の巡査。朱梨の後輩。

朱梨の関係者

  • 心野紫織(しんの しおり)〈35〉演 - 松井玲奈 朱梨の7つ年上の姉。スポーツ整形外科医を目指すも、15年前の事件で両親殺害の犯人から朱梨を庇い、刃物で刺されたことを境に感情を失い、会話もできない状態で入院生活を続けている。
  • 甲本祐希(こうもと ゆうき)〈40〉演 - 臼田あさ美 精神科医。紫織の主治医。朱梨の能力を突き止め、紫織の感情を呼び戻す手助けをするために朱梨の能力を研究する。

プルチックの感情の輪

アメリカの心理学者ロバート・プルチック(英語版)が1980年に提唱した理論。色が「赤・青・黄」の原色を混ぜ合わせることで、多種多様な色を生み出す様に、感情も、基本となる8つの感情「オクトー」(ラテン語の"octo"、8の意味)「喜び・信頼・恐れ・驚き・悲しみ・嫌悪・怒り・期待」が混ざり合うことで様々な感情が誕生するという理論。

(ウィキペディア「オクトー〜感情捜査官 心野朱梨〜」より抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 おもしろかったです。

 リアルタイムで視聴できたり、できなかったりでしたが、毎週 楽しみにしていました。飯豊まりえさん演じる心野朱梨が可愛くて、有能で、良いなぁって。大好きです。

 あらすじについては、ウィキペディアの抜粋とキャスト紹介を読んでいただくとして………そういうわけで、心野朱梨は、姉の感情を取り戻すべく、いろんな犯罪者と対峙し、ひとの感情と向き合い続けています。朱梨が取り調べで使うのは、パステルとスケッチブック。被疑者から発せられる感情の色を記録し、相手の感情の変化から、隠された真実を見つけ出すためです。木箱に入ったパステルは、全部の長さが違っていて、使い込まれた感じがします。大事な仕事道具なんですね。

 絵を描いたりしないのに、わたしも彼女の使っている画材がほしくなってしまいました。なにか、お絵描きしたい!(画伯だけど!) いろんな色で、わしゃわしゃ描くのが、すごく自由で良いなぁって思いました。楽しそうだなって。好きな色で好きなように塗るだけでも良いから、やってみたいです!

 朱梨さんは記憶力が良いです。自分の描いた感情の色だけで、その話を聴いた時の状況を思い出して、並べ替えて、推理を組み立てていくなんて。わたしなら、端っこに、どんな場面での記録なのかメモしておかなかったら、すぐに忘れてしまうだろうなって思いました。余計なことをしないぶん、彼女の能力の常人離れした感じが伝わります。すごく映像向きだなって。分かりやすくて、楽しいです。

 そんな感じで、話としては、ミステリーというより、ひとの感情にフォーカスした人間ドラマで、なんだか新鮮でした。

 

 それから、相棒の風早(浅香航大)さん。決しておバカキャラではないのに、そこはかとなく漂う残念な感じはなんなんだろう。頭が切れて、不正を見逃せない、正義感の強い警察官。なのは良いとして、立ち回りが下手すぎるのでは……?

 でも、朱梨ちゃんと、だんだん良き相棒って感じになっていくのが良いなぁって思いました。

 

 それから、朱梨ちゃんが姉の紫織(松井玲奈)さんに差し入れたカエルの気圧計も可愛かった!そちらも、思わず検索してしまいました。良いなぁって思って……

 (エンドロールを注視していなかったので自信はないけど、たぶんコレ)

 可愛いですよね?

 お手頃価格ですし、一家に一カエル(イッカにイチカエル)というのも良いかもしれません。母には、また余計なものを買って……と言われてしまいそうですけど。可愛くて、天気が分かるなんて、便利です。それに、可愛い。祖母の家の玄関には、ガラスの気圧計があります。色とりどりの気球みたいなのが、ガラスの筒内を上下に浮遊しているタイプ。ぜったいカエルのがイイ!

 でも、余計なものを増やしたら叔母がうるさいのでやめておきます。……って、検索して気づいたんですが、祖母の家にあるのは気圧計じゃなさそうですね。ガリレオ温度計かも。それなら、気圧計が増えても問題ないね!って話でもなくて、やっぱりやめとこ。自室に置こうと思います。*1

 

 展開が早いのと、基本的には1話完結なので、ストレスフリーです。無駄に引っ張ることもないですし、話が二転三転することもなく、こみあっていなくて分かりやすいです。

 興味を持たれたかたは、是非!

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

*1:さらに話は変わるけど、検索していて、前にストームグラスがほしいなって思っていたことを思い出しました。精度は低いらしいのですが、ロマンがあります。自作もできるみたいだけど、インテリアになるやつがほしい……(←カエルは?)