こんにちは。あるいは、こんばんは。
映画を観てから、感想をブログに上げるまでに時差のあるわたしです。こちらは、勤務が鬼進行になる前に観ました。そこから、連休はさんでデスマーチ。………(ΦωΦ)フフフ… この束の間の平穏な時間に、もろもろ書き溜めています。下書き保存したり、予約投稿したり、いろいろ。
父が家にいるときに一緒に観ました。微妙な時間から観始めたので、途中で夕方のニュースの時間になってしまって、続きは次の機会に。1つの作品なのに、前後編みたいな鑑賞になってしまいましたね………
原作が大好きです。続編も2作品あるみたいです。どちらかは確実に読んでいて、どちらかは………覚えがないです……
近いうちに再読しようと思います!
作品紹介
『まほろ駅前多田便利軒』(まほろえきまえただべんりけん)は、三浦しをんによる日本の小説。
あらすじ
まほろ市の駅前に位置する便利屋、「多田便利軒」。その経営者である多田啓介、そして彼の元へ転がり込んできた行天春彦。二人の下へ舞い込んでくる、どこか奇妙で、きな臭い依頼に係わっていくうちに、さまざまな人間模様が見えていく。痛快便利屋物語。
映画 まほろ駅前多田便利軒
キャスト
- 多田啓介(多田便利軒経営、バツイチ) - 瑛太
- 行天春彦(中学時代の同級生、よく喋る変な奴) - 松田龍平
- ルル(自称コロンビア人娼婦) - 片岡礼子
- ハイシー(自称コロンビア人娼婦、ルルのルームメイト) - 鈴木杏
- 三峯凪子(行天の元妻) - 本上まなみ
- 山下(ハイシーのストーカー) - 柄本佑
- 由良(小学生) - 横山幸汰
- 山下の母(義理の母) - 梅沢昌代
- 山田(弁当屋・囲炉裏屋亭主) - 大森南朋
- シンちゃん(薬売人、ルルの友人) - 松尾スズキ
- 岡(多田便利軒常連客) - 麿赤兒
- 星(裏組織のボス) - 高良健吾
- 早坂(まほろ署刑事) - 岸部一徳
- マリ(犬の飼い主) - 田中遥奈
- マリの母 - 中村優子
- 由良の母 - 吉本菜穂子
- 若い刑事 - 三浦誠己
- 住職 - 鈴木晋介
- バスの運転手 - 中沢青六
- 中学時代の多田 - 大嶋捷稔
- 中学時代の行天 - 吉岡澪皇
- 多田の元妻 - 田村愛
- 獣医(声) - 戌井昭人
- はる(凪子の娘) - 奥田いろは
- 岡の孫 - 加部亜門
感 想 (ネタバレも!)
11年前の映画なんですね。干支が1周しかけてる……
原作好きなはずなのに、映画は観ていません。公開が4月だからかもしれません。桜を眺める気持ちの余裕もないままに、気づけば5月、いつしか梅雨、そして夏でした。例年以上に「春」がなかった。そんな年でした。
当時のわたしがキャストを見たら、行天が「思ったよりもボサッとしている」と思ったかもしれません。記憶が遠いので、自分自身のこととはいえ、どんなふうに考えたかなんて分かりようもありませんが………
でも、今なら分かります。行天(松田龍平)は大正解です!
この、キャラクターがつかめそうでつかめない、優しくて強くて危うい大きな子どもな感じは、彼そのものです。たぶん。
わたしも年を重ねて、オトナの魅力が解ってきたのかもしれません………🐥✨
多田は、なんかガチャガチャしてますね。こんな落ち着きのないキャラクターだったかな………とはいえ、行天に振り回されがちなところが“らしい”です。うん、そんな感じだった気がしてきました。合ってる。合ってる。(雑)
星(高良健吾)が、大好きです!………10代……?!
いや、年齢まで原作準拠とは限りませんから。ね。
映画で小説の行間が表現されているように感じられるところが、なんだかすごいなって思いました。原作どおりか、そうじゃないかなんて、些細なことに思われます。
原作通りのエピソードが、原作通りに並んでいても、原作通りに感じられるかは微妙なところです。エピソードの順番が違っていても、多少のアレンジが加えられていても、そのエピソードに関わる登場人物が違っていても、そこに表現されているものにブレがなければ、「原作通り」なのでは………?*1
そもそも原作を読んでから、結構な時間が経ってしまっているので、細かい違いがあったとして、指摘することはできません。ただ、「同じだな」「変なアレンジがされていないな」「原作へのリスペクトがあるな」って感じました。
この監督さんの他の作品も観てみたいです!
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓
今日も、いちにち お疲れさまでした。
明日が心穏やかな日でありますように!
*1:ちなみにエピソードの順番うんぬんっていうのは、この映画に対する言及ではありません。なんというか、これまでに観てきた映画の「なんか違うな」っていう違和感の寄せ集めみたいなものです……🐣