ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

言い足りないことを言う…

 こんにちは。

 記事をアップしてから、書こうと思っていたことを書き忘れていたことに気づくことが時々あります。

 ちゃんと見直しているけれど、そのときは気づかなかったような………でも、自分にとっては大事で、だからこそ書き留めておきたかったことなので、あとから気になってしまう。ドラマの感想自体には関係ないかもしれないですが、でも「それ」があるからこそ深みが出ていたかもしれない………そんなエピソードです。自由に追記してしまうと、あとから自分でも振り返りにくくなるかとも思ったのですが、趣味で書いているブログなので、気にせずにいこうと思います。ドラマのタイトルさえ書いておけば、まぁ良いでしょう!………良いことにします!

(イラストAC/ななかさん)

 そんなわけで、少し前に観終えたドラマ『ヒーラー〜最高の恋人〜』について書いていこうと思います✨ とてもおもしろかったです!(詳しくは感想をまとめたのでそちらで!) 母がすっかり気に入って、わたしと2周目を観たのに、今度は父に勧めて一緒に3周目を観るようです。ラブロマンスもあるけれど、アクションシーンも多いので、きっと父も楽しめると思います✨

 それはそうとして、大企業の不正を暴こうとして潰されてしまった(かつての)若者たち。現代パートで、海賊放送社のもうひとりのメンバーだったとも言えるムンホ(ユ・ジテ)が同じくメンバーだった義姉のミョンヒ(ト・ジウォン)に語ったのが、魯迅の「吶喊」原序のエピソードです。不勉強ながら、魯迅という名前を聞いたことがあっても読んだことはなかったので、ピンときませんでしたが、検索したら出てきました。

 さすが!Google先生です!

「たとえば一間の鉄部屋があって、どこにも窓がなく、どうしても壊すことが出来ないで、内に大勢熟睡しているとすると、久しからずして皆悶死するだろうが、彼等は昏睡から死滅に入って死の悲哀を感じない。現在君が大声あげて喚び起すと、目の覚めかかった幾人は驚き立つであろうが、この不幸なる少数者は救い戻しようのない臨終の苦しみを受けるのである。君はそれでも彼等を起し得たと思うのか」(「「吶喊」原序」魯迅著、井上紅梅訳 青空文庫 より抜粋)

 ミョンヒさんは「起こさない」と言っていた(と思います)、でもムンホは起こすことにしたんだろうなって。起きてほしいって思ったんだろうな………と思いました。

 わたしなら、どうするだろう?と考えて、たぶんミョンヒさんと同じで起こさない。だけど、わたしが部屋から出ようと奮闘するうちに、うっかり起こしてしまったなら、それはそれで仕方ないと思います。でも、それは、そこにいる他のひとが「どういうひとか?」にもよるのかもしれない。パニック体質で、叫ぶだけで協力しようとせず、空気が薄くなることを加速させるだけなら、皆の死期が早まるだけなので起きてほしくないです。(って、そういう話ではない…?)

 ちなみに続きがあって、

 と、わたしはただこう言ってみた。すると彼は「そうして幾人は已に起き上った。君が著手ちゃくしゅしなければ、この鉄部屋の希望を壊したといわれても仕方がない」

 タイトルだけを知っていても読んだことのない名著は、たくさんあります。「袖振り合うも多生の縁」ではないですけど、出会いには意味がある。ここで、このフレーズに出会えたことも、わたしにとっては意味のあることかもしれません。ということで、近いうちに「吶喊」*1

 あとは、オリアーナ・ファラーチさんというイタリアのジャーナリスト、作家および政治インタビュアー。ヨンシン(パク・ミニョン)の憧れのひととして出てきたので、気になります!

 ………って書いたらスッキリしました。脳の空き容量が少ないので、外部デバイスに保存しないといっぱいいっぱいになってしまいます。気になることが多すぎて、頭がうまく働かないというか。これで、少し先送りにできそうです!

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆ 毎日お疲れさまです。あなたが笑顔で過ごせる日々でありますように!☆☆☆

*1:ちゃんと変換で出てきました!すごい!読みはトッカンだそうです!