ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『ドドソソララソ』

 안녕하세요

 アンニョンハセヨ〜 (こんにちは)

 Netflixで配信中。次に何を観ようか悩んで、こちらにしました。タイトルが可愛いです。ドドソソララソ♪ キラキラ星ですね。

放送局:KBS

作品紹介

『ドドソソララソ』(朝鮮語: 도도솔솔라라솔)は、韓国KBSで2020年10月7日から11月26日まで放送されたテレビドラマである。日本では、Netflixにて配信された。

登場人物

  • ク・ララ:コ・アラ
  • ソヌ・ジュン:イ・ジェウク
  • チャ・ウンソク:キム・ジュホン
  • チン・ハヨン:シン・ウンス
  • チョ・ユンシル:ソ・イスク
  • ク・マンス:オム・ヒョソプ
  • コン・ミスク:ムン・ヒギョン
  • パン・ジョンナム:ムン・テユ
  • キム・シア:キム・ジュヨン
  • チン・スッキョンイェ・ジウォン
  • ムン秘書:アン・ネサン

スタッフ

  • 演出:キム・ミンギョン
  • 脚本:オ・ジヨン

(ウィキペディア「ドドソソララソ」より抜粋)

あらすじ

裕福な生活から一転、すべてを失っても笑顔を忘れないピアニストがたどり着いた小さな町。懐かしい旋律が、愛と希望、そして自分がいるべき場所を教えてくれる。(Filmarks ドラマ「ドドソソララソ」より抜粋) 

感 想 (ネタバレも?!)

 良かったです!

 観終わってから、しばらくロスになりそうなくらい――なんというか喪失感が押し寄せてくる――それくらい気に入っています。仕事から帰って、家でのんびりする時間に少しずつ観る………それが、ここ最近の楽しみでした。(配信中なので、いつでも何度でも観ることはできます✨)

 ここ最近、韓国ドラマへの造詣が深まっているので、いろんな俳優さんの「どこかで見た!」が甚だしいです。気になるまま放置するとドラマ自体に集中できないので、検索しては、もやもや感を払拭していました。ただ、作品の感想からは話が際限なく逸れてしまいそうなので、注釈にまとめておきますね。興味のあるかたは是非!*1

 わたしには響いたので、オススメです。

 何を言ってもネタバレになってしまうのですが、わたしを信じていただけるなら、是非!

 観て!(観れば分かるのです………) 

 

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 ティザー映像で、あれこれ注文をつけるカラーとギプスをつけた重症患者(女性)と巻き込まれた感のある軽症男性のやりとりを見て、どんな話なのか、ほとんど介護か看護で進んでいくのかと思いきや、カラーもギプスも無事にはずれて、元気になるので良かったなって思います。

 検索では「ロマンス」ジャンルになっていました。………なるほど……?!

 母が先に観終わっていて、終わりかたが今イチって言っていたのですが、最後まで観れば、これ以上はないくらいの良い終わりかたでした。ドラマは終わっているけれど、物語は終わっていない。まだまだ続いていく。そんな感じ。

 ソヌ・ジュン(イ・ジェウク)が、すんって顔で、クールで、冷たいようでいて優しい。すごく良いキャラクターです。大好き。

 それから、ララ(コ・アラ)が、温室育ちのお嬢様で、世間知らずで、とても可愛いです。ひとを疑うことを知らなくて、相手の善意を信じていて、お金に困ったことがない。苦労知らず。天真爛漫な感じが、どこか危うくて、放っておけなくて、なんというか助けてあげたくなる。基本的にイイコなのが、良いなぁって思います*2

 髪型がクルクルで、表情が明るくて、服装がフワフワでオシャレ。自分の好きなものが、しっかりはっきりしている。靴もステキ。

 初っ端から父親に言われるまま結婚しようとしていて、結婚式当日に父親の会社が危機に陥り、知らせを受けた父は倒れ、それを知った結婚相手には逃げられるという波乱万丈っぷり……そして、倒れた父はそのまま亡くなってしまう………

 詐欺にあったり、路頭に迷ったり、交通事故を起こしたり、大怪我をしたり、誘拐されたり、実は過去に接点があったり、つきあったと思ったら別れを告げられたり、他に女ができた(と思われた)り、海外へ逃げられたり、更に過去に接点があったことに気づいたり、件の謎アカウントの正体が発覚したり、再会したり、やっぱり留学だったり、それは嘘だったり、実は大病を患っていたり、死別した(と思われた)り………設定が盛り沢山です。

 母から感想を聞いていて、それから間に合わなかった………冬を待ち望んでいたはずなのに来られなかったという事実があって、そこまではすごく悲しい展開でした。これまで、いろいろな韓国ドラマを観てきましたが、ロマンスでこういう最後は初めてで、新鮮というか斬新というか、新しすぎるでしょう………って。使い古された展開でも、フィクションだからこそ終わりはハッピーエンドであってほしい。(途中、とあるキャラクターが「ハッピーエンドかな?」「サッドエンドがいいわ」なんてことを言い合っているし、とにかく不穏!)

 でも、実は嘘だったっていうのが、すごくビックリしたし、幽霊なのかと思ったし、幽霊だとしても会いに来てくれたのなら良かったとも思いました。でも、死後数年経過して再登場する幽霊なんて聞いたことがないですし(普通は直後でしょう……?)、だからこそ実在なんだろうなって。

 どこか遠くで生きている。

 死んでしまって、どこにもいない。

 このふたつは、似ているようで違います。いつか会える。決して会えない。脚本家さんの思ったような展開で、好きなように書いた結果なのか、視聴者に忖度した展開なのかは分かりませんが、わたしは好きです。ご都合主義と言われようが、これが良い。決して生存率の低い大病ではないですし、その選択も絶妙だなって………

 ララが、ずっと悲しむことにならなくて良かったです。それに、離れていても、ずっと心のなかには彼がいて、ララを支えてくれていた。それから、ララが、嬉しいときも悲しいときもピアノを続けていて、音楽が彼女を元気にしてくれた。そういうのが良いなぁって思いました。

 

 可愛い妹(白くてフワフワなポメラニアン)のミミも健気です。環境が変わったり、いろんなひとが家に訪れても、あまり吠えない。トテトテ歩く姿やピアノを弾く姿に和みました。

 それから、明るくて可愛い女子高生のハヨン(シン・ウンス)も大好きです。勉強は苦手みたいですが、母親想いで優しい。ララのことも、なんだかんだ世話を焼いてあげています。年齢的には年下なのに、お姉さんみたい。

 

 ドラマを彩るクラシックの名曲の数々もステキでした。少しずつ練習しているので、その話は、また今度………。最後に、ドラマの中で印象的だった言葉を置いておきますね。

 「20年ピアノと過ごしたんだから 恋しくて当然だ その捨てられない時間が君を作ったんだ」「笑うのも泣くのも堂々と」

 少し前に書いたような気もしますが、幼ないララがコンクールで上手く弾けなくて、涙目になっているところを、ララパパが「ブラボー!」って拍手してあげた場面で、小さなララと一緒に、小さな頃のわたしも救われた気がしました。

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆

*1:

 まず、だいたい真顔で感情の起伏があまり表に出ないタイプに思えるプロのアルバイトことジュン(イ・ジェウク)は、『天気がよければ会いにゆきます』の市役所勤めの青年です。あのひとだ!(役柄のせいですけど、いつもヘラリと笑っているイメージがあったので新鮮です。すんっとした真顔でいると普通にイケメン………)

 それから、ララのピアノの先生(ムン・ヒギョン)にも見覚えがあって、もやもやしていましたが、検索したら『賢い医師生活』のソッキョン母でした!そうだ!

 さらに、スンギ(ハヨンの友だち🥪)の母(パク・ソンヨン)は『ヒップタッチの女王』の主人公イェブンの叔母さん!分かる!

 わたしは気づかなかったですけど、ジュンの父(チェ・グァンイル)は『悪霊狩猟団: カウンターズ』の市長?!……………なるほど………?

 アン・ジュンホ役のカン・ヒョンソクは『海街チャチャチャ』の警察官!(気づかなかった!)

 あとは、なんとなく美容院のオーナーが西田尚美さんに似ているなって思いました。(母の賛同は得られなかったですが、なんというか雰囲気が!NHKの『LIFE!』で見たような気がします!)

 ………これくらいかな……

*2:あらすじに「すべてを失っても」ってあったけど、健康と素直さは失ってなかったんだ……それなら気軽に観られます!🐥🎶