ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『20世紀のキミ』

 안녕하세요

 アンニョンハセヨ〜(こんにちは)

 Netflixにて公開中。前から気になっていました。なかなか機会がなかったのですが、母と「たまには映画でも」と一緒に鑑賞。

 ドラマだと短くても全16話とかで、1日で観終えることは出来ませんが、映画は(だいたい)1作品2時間くらいで完結するのが良きです✨

©Netflix

 全体的に良かったけれど、誰かにオススメするかと言えば、そこは考えてしまいます。単純に好みの問題なのですが………

作品紹介

20世紀のキミ(2022)

20세기 소녀/20th Century Girl

  • 製作国:韓国
  • 上映時間:121分
  • ジャンル:恋愛
  • 監督 パン・ウリ

出演者

あらすじ 1999年、学校一の人気者に片思いする親友のため、彼の行動を観察することになった心優しい女の子。でもその作戦が、次第に思わぬ方向に転がっていき...。

(「Filmarks 映画」より抜粋)

感 想 (ネタバレも!)

 素直に言ってしまいましょう!

 オススメは、しません。フリではないです。「押すなよ!押すなよ!」ではないのですよ。でも、そう言われて、むしろ観たくなってしまうひとに関しては止めません。そこまでは、しません。わたしも、止められたら、かえって興味を惹かれてしまうタイプなので。

 小さい頃から仲の良いナ・ボラ(キム・ユジョン)とキム・ヨンドゥ(ノ・ユンソ)。ナ・ボラは、心臓手術で渡米するヨンドゥのために、ヨンドゥが気になっている彼―ヨンドゥの家の洋裁店を訪ねたときに着ていた制服にはペク・ヒョンジンと名札がついていた―のことを調べては報告します。そうこうするうちに、いつもペク・ヒョンジンと一緒にいるプン・ウノ(ピョン・ウソク)のことが気になるようになってきて………

 決定的な勘違いというか、行き違いがあったりもしますが、それはそれで絆の強さと互いへの想いが解決してくれるので、安心して観ていられます。高校生の頃のキラキラした初恋。

 実に良いです!

 そんな感じで楽しく観ていて、後半は少し寂しいけれど、特に身構えることもなく観ていましたが*1、終盤で凍りつくという………

 最後の最後で、なんということでしょう………

 え?これは、どうしたら良いの?

 ジャンルが恋愛なら、こういう終わりかたもありなのか………そっか……………とはいえ、やっぱりハッピーエンドが良かったです。

 初恋のことは忘れて、新しい環境で、別の誰かと恋をして、しあわせに生きている。

 再会するために韓国へ戻ってこようとして、(理由は語られていないけれど、おそらく事故か何かで)帰らぬひととなってしまう。

 雲泥の差では………?

 ナ・ボラは、自分の望んだ仕事に就いて、働いている。両親も健在。初恋の彼のことを忘れたことはなかったけれど、それはそれとして、今を生きている感じがします。

 これが、仕事がうまくいかなくて、自己肯定感が低めで、気分が落ちているような状態だったなら、初恋の彼からまっすぐに向けられていた愛情に気づいて、気持ちが救われる展開もあろうかと思いますが、そんな感じではないですし………

 映像の中の彼がまぶしい。そして切ない。ナ・ボラと彼は再会できるはずだったのに………運命は残酷です。知らなければ良かったのに、知ってしまったから、どこへも進めなくなってしまったような気持ちになりました。

 このあたりは、観たひとによって感想が分かれそうですね。そんなわけで、わたしは「オススメしない」に一票です!

 ストレスがたまったから、爆睡しないと…

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆

*1:彼は、心変わりしてしまったのかな。それでも、なにかのきっかけ(結婚するとか、逆に彼女と別れたとか)で思い出して連絡をくれたのかな。それなら、それで仕方ない……🙊