ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『SEOBOK/ソボク』

 안녕하세요

 アンニョンハセヨ~ (こんにちは)

 Amazonプライムビデオ、Netflixで配信中。前から気になっていたので、観てみました。

 主演は、コン・ユさん。なにかの記事に「イケオジ」って書かれていましたが、わたしのタイプではない………はずです。イケメンという認識ではないはずなのに、でも何故か目が離せなくなる。演技力に惹かれてしまうのか、そこに感じる人間味にあてられているのか、不思議です。役柄によって、まったく違うひとのようにも見えますし………他の出演作品も網羅したら何かが分かるでしょうか……?

作品紹介

『SEOBOK/ソボク』(朝: 서복)は、2021年4月15日に公開された韓国のSF映画。日本では、同年7月16日に公開された。2012年の『建築学概論』以来となる、イ・ヨンジュ(朝鮮語版)の8年ぶりの監督作で、脚本も自身が手がけている。

上映時間 114分

あらすじ 人類初のクローン人間ソボク(パク・ボゴム)を極秘で移送する任務を引き受けた元国家情報院要員ミン・ギホン(コン・ユ)は、ソボクを奪おうとする勢力から逃れる中、予期せぬ事態に巻き込まれることになる。

出演 ※括弧内は日本語吹替

  • ミン・ギホン(민기헌):コン・ユ(諏訪部順一元情報局要員。不治の病に苦しんでいる。
  • ソボク(서복):パク・ボゴム(小林千晃)人類初のクローン人間。
  • アン部長(안부장):チョ・ウジン(片山公輔)情報局要員。ギホンの元上司。
  • イム・セウン(임세은):チャン・ヨンナム(夏目あり沙)ソイン研究所の責任研究員。ソボクを誕生させた張本人であり、ソボクの成長過程を最も近くで見守る人物。
  • シン・ハクソン(신학선):パク・ビョンウン(関口雄吾)ソイングループの代表理事。ソイン研究所の研究員。
  • キム・チョノ(김천오):キム・ジェゴン ソイングループの会長。
  • ホ課長(허과장):ヨン・ジェウク
  • ペ局長(배국장):キム・ホンパ
  • ユン・ヒョンス(윤현수):イ・オンジョン ギホンの同期。

(ウィキペディア「SEOBOK/ソボク」より抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 パク・ボゴムさん演じるソボクとコン・ユさん演じるギホンの関係性が良かったです。警護対象と警備員。死なない実験体と余命宣告された病人。治験がうまくいけば、生き長らえることができるかもしれない………

 最初は仕事だけの関係ですが、安全な場所へ移動したり、実験体を狙うテロから逃れたり、それなりの時間を一緒に過ごして、そのなかで相手を知ることで、他人から家族になっていく感じがします。さん付けで呼んでいたのを、兄貴って呼ぶように言ったりとか。知りあったばかりなのに、兄弟みたいです。孤独や寂しさが似ていたのかもしれません。自分の罪や後悔。

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 ギホンは、なんだかんだ人間味があるなって思いました。冷静で、合理的で、優しい。

 わたしは、冷静にはなれないし、打算的で、利己的で、自分とはほとんど無関係の他人が何人不幸になろうが構わないけれど、関係のある存在を自分の選択で死なせてしまうのは耐えられない。

 わたしなら、彼を撃たないだろうと思います。たぶん迷わない。迷う必要がない。前に選択を間違えた。なら、今度は間違えたくない。もし、その結果として何百人の命が喪われたとして、わたしが手を下したわけではないですし、それを彼の罪だと言うのなら、一緒に地獄へ行くのも悪くないです。でも、今じゃない。

 彼に銃を向けるのは、ギホンの判断で、それはギホンの罪です。相手が“ひと”ではないから、いいの?それとも、あえて罪を背負うの?彼に余計な罪を背負わせないために?

 本当はイイコなのに。イイコだったのに。

 カタストロフィ (言葉通り)

 

 興味を持たれたかたは、是非!

 

 とりあえず、パク・ボゴムさんが出演していて、死なずに、なにかしら楽しげに過ごしていそうなドラマか映画を観たいです。それから、コン・ユさんも厳しい顔をしたり、怒鳴ったりするだけじゃなくて、概ね穏やかな感じで過ごしている感じのドラマか映画が観たいです*1。オススメがあったら教えてください!

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆

 

 

*1:これまで観た作品では『あなたの初恋探します』くらいしか該当しそうなのがない………