안녕하세요
アンニョンハセヨ~ (こんにちは)
Amazonプライムビデオにて配信中。サムネイルに出てきて、ちょうど良い長さに感じたので観てみました!
ガリレオシリーズは、原作を読んでいても、映画がおもしろいので好きです。文章で分かりやすかったり、納得できるのと、映像で理解しやすいというのは、また別ですから。完全に同じではなくても、観終えたときの感覚が同じなら、原作通りってことで良いのではないかしら………
などと言っておいて、今作については未読です。これから読んでみようと思います。(何冊かの積読のあとに………)
作品紹介
『沈黙のパレード』(ちんもくのパレード)は、東野圭吾の推理小説である。
キャスト
- 湯川学:福山雅治
- 内海薫:柴咲コウ
- 草薙俊平:北村一輝
- 並木祐太郎:飯尾和樹
- 並木真智子:戸田菜穂
- 戸島修作:田口浩正
- 増村栄治:酒向芳
- 高垣智也:岡山天音
- 並木佐織:川床明日香(赤ちゃん時代:宮島瑠花、幼児時代:山田小媛、5歳時:有田麗未、小学生時代:米村莉子)
- 本橋誠二:清水伸
- 本橋由美子:山田キヌヲ
- 並木夏美:出口夏希
- 蓮沼寛一:村上淳
- 宮沢麻耶:吉田羊
- 新倉留美:檀れい
- 新倉直紀:椎名桔平
- 本橋優奈:大島美優
- 山田(ランチの客):しゅはまはるみ
- 武藤勇人(菊野署刑事):三浦健人
- 谷謙太郎(菊野署刑事):田中光輔
- 三神徹子(菊野署刑事):桜木梨奈
- 島岡早貴(鑑識課主任):徳橋みのり
- 矢野秀樹(警視庁捜査一課長):小沼朝生
- 間宮昌明:モロ師岡
- 記者:津田寛治
(ウィキペディア「沈黙のパレード」より抜粋)
感 想 (ネタバレも?!)
映画冒頭のイベントでの「のど自慢大会」の様子。将来を約束された並木佐織(川床明日香)と周りの人たち。両親、妹、彼氏、才能を発掘してくれた音楽プロデューサーとその妻、父の友人、店の常連………誰もが彼女のことを愛していた……スクラップブックかダイジェスト映像のように彼女の人生が描かれます。
順風満帆に思えた矢先、突然の失踪。
3年後、放火された家の中から遺体となって発見されます。最有力の容疑者は嫌疑不十分で送検されないだけでなく、わざわざ被害者家族の経営する店に顔を出しに来て………
そんななか、今年も恒例の街をあげてのイベントが開催されました。参加チームがこぞって競い合うパレードの様子が、とても豪華で楽しいです。前年の優勝チーム「神戸」がクレオパトラをテーマにエジプトな衣装や踊りで魅せて、和風っぽいチームが練り歩いて、我らが地元チームは海賊をテーマに海賊船や宝箱を率いて、踊ったり、見物客をやっつけたりします。(やられたふりをしてくれるノリの良い見物客のみなさん) そのすぐあとを、巨大なキャラクターの風船と子どもたちが進んでいきます。ネコのような緑色の頭部に、手足のついた黄色い体。ゆるキャラらしいです。シンプルでありながら、インパクト大!
パレードやのど自慢大会を楽しむ湯川先生が良いです。途中、家の事情で帰ってしまうけれど、亡くなった佐織さんの妹・夏美(出口夏希)ちゃんも明るくて可愛い。好きです。
研究施設が近くにあり、たまたま「なみきや」の常連となっていた湯川(福山雅治)教授が、内海薫(柴咲コウ)の相談を受けて、事件解決に乗り出します。最初は渋っていましたが、容疑者が死亡し、行きつけの店の家族に嫌疑がかかっているとあっては、湯川先生も捜査に協力せざるを得ないのでしょう。(血も涙もあるみたいですから✨)
サクッと観ることができます。情報が詰まっているけれど、重複はなく、それでいて過不足ない感じ。だからこそ、無駄に長尺にならず、そこには制作陣の観客への信頼を感じます。
ウィキペディアに原作との相違が載っていましたが、わたしは良い変更だなって思いました。事件の起点となる重要な出来事の真相が、原作では関係者から明かされたのが、映画では警官の草薙によって犯人へ伝えられます。映画として辻褄があっているし、キャラクターの性格や印象は変わってしまうかもしれないけれど、犯人の良心に委ねたところが良かったなって………(原作は、もっと愛憎なんかが渦巻いているのかしら…)
ただ、わたしが考えてしまうのは、必ずしも真実を明らかにする必要はなかったのではないか、ということです。みんなが描いたストーリー。それで問題ないのでは。事件そのものは何も変わらない。それなのに、やっぱり、どうしても真実を明らかにしなくてはいけませんか? その結果、犯人の罪も明かされてしまうのに………事故でなく、殺意のあった殺人だと……………
容疑者は死亡しているから供述は得られないけれど、遺留品から真犯人なのは明らかです。たしかに、あのひとがきっかけになったのは否めませんが――あのひとが突き飛ばさなければ事故は起こらなかったし、その後の事件もなかったはず――そこは隠しても問題ないのでは。あのひとに今さら容疑がかかっているわけでもないですし、良心の呵責や罪の意識と言うなら、そんなのずっと抱き続ければ良いです。(何を言っているの?)
何に対して謝りたくて、何に赦されたいんだろう………? 正義感を振りかざしても、救われるひとがいないのなら、正義なんて脇においておけば良い。そう思ってしまいます。
あなたは犯人じゃなかったよ。あなたのせいで彼女が死んでしまったわけではないんだよ。あぁ、良かった。わたしのせいじゃなかったのね!………とは、ならないでしょう? その事実には、意味がない。それで、罪が帳消しになるとでも? (ならないですよ?)
誰かが誰かのために沈黙を守る。
それは、自分のためでも良かったはずなのに………。過失致死と殺人では量刑が違いすぎます。それを受け容れてしまうの? (見返りが少なすぎませんか?)
真相究明に躍起になるには、被害者である容疑者の男が嫌なヤツすぎる……………
興味を持たれたかたは、是非!
それでは、また明日!🐥💓
☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆