안녕하세요
アンニョンハセヨ~ (こんにちは)
Amazonプライムビデオにて配信中。オススメに出てきたので、なんとなく気になっていました。ドーナツがすごくおいしそうです!
作品紹介
ドーナツもり(2022)
- 上映日:2022年12月02日
- 製作国:日本
- 上映時間:44分
- ジャンル:ショートフィルム・短編
- 監督:定谷美海
- 脚本:定谷美海
出演者
あらすじ
東京・神楽坂にある、小さなドーナツ店、ドーナツもり。主人公の公子はイラストレーターの仕事の傍ら、ドーナツ屋でバイトをしている。 このお店に訪れるお客さんは風変わりな人たちばかり。好奇心旺盛な公子は、お客さんの人生にお節介にも介入していき、助けたり、気付かされたり…。そんな彼らとの交流を通して、公子は自分自身と向き合うようになる。
(Filmarks映画「ドーナツもり」より抜粋)
感 想 (ネタバレも?!🍩)
なんとなく気になっていました。44分と短いので、気楽に気軽に観始めることができます。
「ドーナツもり」ってタイトルも不思議でした。映画を観るまではピンとこなくて、ドーナツが積み上がっている様子で「ドーナツ盛り?」あるいはドーナツを守る番人のような意味合いで「ドーナツ守り?」はたまたドーナツがたくさんある様子を森に見立てて「ドーナツ森?」
でも、映画を観れば、すぐに分かります。
店長が森さん。だから、ドーナツもり。
名前だったんですね………納得です……
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淡々と話が進んでいって、良くも悪くも毒のない作品だと思いました。こちらを傷つける要素がない。だからといって、優しいわけでもなく……
わたしは、少しくらいなら毒やらストレスやらがあるほうが好きなのかなって思いました。程度によりますが。(あまりに引っかかりが少なかったので、これを書くために2回目を観ています…)
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それはそうとして、映画の情報を知りたくて検索したら同名のドーナツ屋さんを見つけました。そして、さらに画像検索した結果、映画のクラウドファンディングのサイトを発見。そこには「神楽坂に実在するドーナツ屋さんを主なロケ地にしています」って。なるほど。理解です。
それなら、外観が同じなのと、メニューが同じ(はたまた店名がそのまま)なのも納得です!
オープニングが凝っています。
映画館で観る映画は、製作、配給、興業会社のロゴがドーン!バーン!って出てきたり、ミニオンが出てきたりして、そのあとスルッと作品に移行することが多いような気がしますが、この作品はドーナツの穴の外側を塗っていくような映像とチョークみたいなシャカシャカした軽快な音から始まります。芸術作品っぽいです!
映画の序盤で昼のまかないを食べる場面があって、そこで使われているコップが職場にあるのと一緒でした(TMI)。っていうか、ナポリタンの具材がパイナップルだけって………パイナップルが好きか嫌いかの問題ではないような……。パイナップルだけ残す従業員ふたり。(とりあえず、ひと口はかじっているのが公子さんかな………?)
なんとなく「あらすじ」を読んで思い浮かべる味とは、また少し違う感じがします。2回観ても、そこは変わりませんでした。
失恋した八木さんの「あなたのこと好きだよって最高の褒め言葉じゃないですか。」って、なんとなく分かる気がします。完全な肯定。良き。
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毎回、違った彼氏さんとドーナツ屋を訪れては「はんぶんこする?」って聞く女の人。(相手の返事を待つ間、公子さん祈っちゃってるじゃないですか………)(ちなみに彼女の名前は「ちーちゃん」)
公子さんの(たぶん)元カレ。カメラマン。
いつもオールドファッションを買う無口で素っ気ない感じの女性。
唐突に名前を呼ばれたらビックリすると思いますが、公子さんのお客さんとの距離感はたまに分からない。なんとなく他人より近い感じがします。ビールとドーナツは、合うのかな。ちーちゃんの台詞「だからドーナツ屋で働いているんですか?」「埋めてる気がするから。」
行かないって言っておいて、個展に足を運ぶ公子。通りかかっただけって言いながら、ドーナツの手土産を持っていってて素直じゃないです。元カレじゃなくて、喧嘩しているだけの今カレかもしれないって思いました。分かりませんが。
2回目を最後まで観ても、やっぱり、どこまでも優しい作品でした。傷つきたくない公子だから、周りのことも傷つけたくないのかな。
勤務中にお客さんを追いかけて外へ走って出ていってしまった公子を待っているドーナツ屋さんふたりも優しいです。「遅いっすね」「遅いっすねぇ」「遅いっすねえ」「まぁ、そのうち帰ってくるよ」なんだかんだ心配している感じ。
興味を持たれたかたは、是非!
そんなこんなで、今日はこの辺りで。
☆☆☆ また会いましょう!또 만나요!☆☆☆