Hello!
1作目を観たので、続けて2作目を観ることにしました。(最新作は、また今度)
劇場公開時に映画館で一緒に観ていますが、父もまた観たいかなって………今作からでも楽しめますが、前作を知っていると、より楽しめるかもしれません。ポスターがある意味ネタバレです。
作品紹介
『キングスマン:ゴールデン・サークル』(原題: Kingsman: The Golden Circle)は、2017年のアクションスパイ映画。
- 監督:マシュー・ヴォーン
- 脚本:ジェーン・ゴールドマン、マシュー・ヴォーン
- 原作:マーク・ミラー(キャラクター創作)、デイヴ・ギボンズ(キャラクター創作)
- 音楽:ヘンリー・ジャックマン、マシュー・マージェソン
- 上映時間:141分
キャスト
- ゲイリー・“エグジー”・アンウィン / ガラハッド 演 - タロン・エガートン 諜報機関キングスマンの新人スパイ。推薦人であったハリーの後任としてガラハットのコードネームを引き継いだ。
- ハリー・ハート / ガラハッド 演 - コリン・ファース キングスマンのベテランスパイ。
- ポピー・アダムズ 演 - ジュリアン・ムーア 麻薬密売組織ゴールデン・サークルのボス。世界中の麻薬取引を牛耳っている他、優れたロボット技術を有している。
- マーリン 演 - マーク・ストロング キングスマンを補佐する男性。
- ジンジャー 演 - ハル・ベリー 諜報機関ステイツマンのメンバー。正式なコードネームはジンジャーエール。後方支援担当で、現場に出るエージェントに転身したいが、ウイスキーの反対で叶っていない。
- テキーラ 演 - チャニング・テイタム ステイツマンのメンバー。本部に侵入したエグジーとマーリンを手荒く歓迎した。優秀だが素行が悪く、麻薬の常習者でもある。
- シャンパン 演 - ジェフ・ブリッジス ステイツマンのリーダー。親しい者からはチャンプと呼ばれる。
- ウイスキー 演 - ペドロ・パスカル ステイツマンのメンバー。本名はジャック。エグジーに協力して共に任務に赴く。
- チャーリー・ヘスケス 演 - エドワード・ホルクロフト キングスマンの元候補生。前作でエグジーに敵対した結果、右腕と声帯を失った。ゴールデン・サークルに身を寄せ、機械の義手と声帯を身に付けている。
- ティルデ王女 演 - ハンナ・アルストロム スウェーデンの王女。前作で監禁されていたところをエグジーに救出され、お礼としてイイコトをした。現在は彼を心から愛する恋人になっている。
- クララ 演 - ポピー・デルヴィーニュ チャーリーの元恋人。現在でも彼と交友関係を続けている。
- アメリカ合衆国大統領 演 - ブルース・グリーンウッド アメリカ合衆国の大統領。麻薬とその使用者を嫌悪している。
- フォックス首席補佐官 演 - エミリー・ワトソン 大統領の首席補佐官。激務をこなすために麻薬を服用していた。
- ロクサーヌ・モートン / ランスロット 演 - ソフィー・クックソン キングスマンの新人スパイ。愛称はロキシー。エグジーとは選抜試験で知り合って以来の友人で、よき同僚。
- アーサー 演 - マイケル・ガンボン キングスマンのリーダー。前作のアーサーとは別人。
- エルトン・ジョン 演 - エルトン・ジョン 前作で著名人を誘拐していたヴァレンタインに便乗したポピーに誘拐され、演奏を強要されている。
- スウェーデン国王 演 - ビヨルン・グラナート
- スウェーデン王妃 演 - レナ・エンドレ
- マッコイ 演 - マーク・アーノルド
- ジャマール 演 - トビー・バカレ
- リアム 演 - トーマス・ターグーズ
- ブランドン 演 - カルバン・デンバ エグジーの友人。
- アンヘル 演 - トム・ベネディクト・ナイト ゴールデン・サークルの新メンバー。
- ウイスキーの恋人 演 - アマラ・ナイワツ 故人。ウイスキーの子供を身ごもっていたが、麻薬中毒者の放った弾丸を受けて亡くなってしまった。
感 想 (ネタバレも!)
些細な瑕疵を見逃すと、巨大な建造物すら瓦解する………という見本のような展開です。前作でヴァレンタインが活躍しているときから、すでに麻薬密売組織ゴールデン・サークルは存在して、ボスのポピーは自らの計画を進めていたはずですが、(そのあたりは、さすがにキングスマンでも預かり知らぬこととして)、チャーリーについては、適性のない者をキングスマン候補生にしたのが、そもそもの間違いだったのでは?!(推薦者は誰ですか!)(とはいえ、そのかたも自身の命で贖っているはずですが……)
というわけで、何を書いてもネタバレになるので、興味を持たれたかたは是非!
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初見のときは、ロキシーとJBは助かっていたりするかな………などと思っていましたが、今回は「完全に無理だな」って思いました。異変を察したのと、爆破のタイミング的に、逃げるのも回避するのも難しそう………
前回の終盤で、ヴァレンタインに選ばれし者たちが集まったシェルターのような場所にて、皆の前でエグジーのことをスパイだと糾弾したチャーリー。エグジーが首元に電撃を入れたおかげで、チップが故障して、自爆装置では頭が吹き飛ばされず、右腕を失うだけで生きていました。
そんな彼が、ポピー率いるゴールデン・サークルに身を寄せ、義手を用意してもらい、キングスマン殲滅にひと役買うことになります。エグジーを襲撃し、車内に残したロボットの義手を使って、車のシステムからキングスマンの情報をハッキングし、それぞれの住まいにミサイルを同時に撃ち込む*1、それによってエグジーの留守を預かっていたブランドンと相棒(パグ)のJB、拠点で過ごしていたランスロットことロキシー、その他大勢の同胞が死んでしまいます。キングスマンの名簿に載っていなかったマーリンは無事でした。
そして、生き残った彼らは、こういった非常事態発生時のミッションを起動しようとしますが、指令が残されているはずの金庫に書類の類はなくウイスキーが入っているだけ。ふたりして亡き仲間たちを思いながら献杯を重ね、ほとんど空にしたとき、酒瓶に書かれたケンタッキー産のKがキングスマンのロゴであることに気づき、そのウイスキー「ステイツマン」を製造したケンタッキー州に向かいます。そこで、キングスマンと同じく独立諜報機関である兄弟組織ステイツマンと出会い、彼らの支援を受けることになります。
ガラハッドが生きてました!わぁい!
ヴァレンタインの手によって銃殺されたかに見えましたが、たまたま異変を察知して近くに駆けつけていたステイツマンによって助けられていたのでした。ただ、記憶喪失を起こしていて、自身がキングスマンであったことは忘れています。
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わたしが好きなのは、ガラハッド(ハリー)が記憶を取り戻した………けれど体がついていかなくて、ステイツマンのひとりとパブで飲んでいるところを地元の連中に絡まれ、出入り口の扉を締めながら「Manners Maketh Man.」するのに、引っ掛けて弾き飛ばしたビールジョッキは相手の頭をかすめただけで当たらず、しかもガラハッド(ハリー)は劣勢で、ステイツマンが加勢………というか代わりに闘ってくれるところ。………なんと……
そんなこともあって、ハリーは本調子ではないのかと思いきや、誰よりも先に内通者の存在に気づいていて、さすがはベテランスパイなのです。
あとは、性能の良すぎる挽き肉製造機と犬型ロボット。初見ではビックリして、うわぁって思いましたが、2回目は楽しめました。特に、挽き肉製造機の性能が良すぎて、肉だけでなく骨も布も金属さえ粉砕することができて、しかも何度も使えるとは耐久性にも優れている………って、そういうことじゃなくて、安全装置は存在しないのかとかそういうことでもなくて、出来上がった挽き肉がキレイ。骨や内臓や毛が混ざっているふうでもなく、ちゃんと挽き肉ってあたり、リアリティに寄せすぎていなくて良いなって思いました。
それから、マーリンの最期。初見では、すごく悲しかったけれど、今回は格好良いなって思えました。彼もキングスマンの一員として闘うことができて本望だったかもしれませんし………ガラハッド(ハリー)がマーリンの肩に手をあててから去っていくところも胸熱……
こんな感じかな。
最後に、映画最終盤でのガラハッド(ハリー)の台詞を書き残しておきますね。ちなみに日本語字幕の書き写しです✨「キングスマンの創立メンバーが言った。これは終わりではない。終わりの始まりでもない。だが、これは始まりの終わりかもしれない」
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓
☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆
*1:派手で確実だけど、それだけのことができるなら、もっと他の使い道もありそうなのに……