ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『世界は今日から君のもの』

 『さよならくちびる』を観て、小松菜奈さん主演の『溺れるナイフ』を観たので、今度は門脇麦さん主演の映画を観たいな……と思っていたら、ちょうどオススメに出てきました。わぁい!

作品紹介

世界は今日から君のもの』(せかいはきょうからきみのもの)は、2017年に公開された日本映画。元引きこもりのオタク女子を主人公としたヒューマンドラマ映画。

あらすじ 

 5年の間引きこもっていた小沼真実(門脇麦)。父の英輔(マキタスポーツ)と母・美佳(YOU)は離婚し、父と暮らす真美は自室で好きな漫画やイラストをひたすら模写することで現実逃避し過ごしていた。父の勧めで、ゲーム会社にバグチェック要員として働き、偶然その会社に勤める矢部遼太郎(三浦貴大)が担当するゲームのイラストに加筆。するとその才能を見込まれ、好きに描いていいと遼太郎からゲームキャラクターのイラストを頼まれる。遼太郎へ淡い恋心を抱く真実は、彼の役に立ちたいとの思いから絵を描くことにするが……。

キャスト 

スタッフ 

(ウィキペディア世界は今日から君のもの」より抜粋)

感 想 (ネタバレも!)

 たまたま母が仕事から帰ってきたので、途中から一緒に観ました。ツッコミと役者さんの名前を思い出すのに忙しかったです。でも、あと味の良い映画でした!

 

 元・引きこもりの小沼真実(門脇麦)さんが、なんだか可愛かったです。成人しているはずだけど、少女って感じがしました。繊細で、傷つきやすくて、でも芯に強さも持っているような。

 父(マキタスポーツ)とふたりで朝ごはんの準備をすることができて、外で働くことができる。それに、清潔感があります。だからか、メンタル的には大丈夫そうな雰囲気がありました。

 

 なんだか、いちどはあらすじにそって、いろいろと書いてみたのですが、なんだか違うなって……そういうことじゃないのかなって……。というわけで、リライトしております。内容について、事細かに説明すれば伝わるかっていうと、そうでもないのかなって……

 

 自分を認めてくれるのは、親だけじゃない。成長するにしたがって、世界は少しずつ広がって、そのなかで認めてくれるひとにも出会えて、そのことで自分で自分の可能性を認めることができる。それから、失くしたと思っていたタカラモノに、思いもよらないカタチで、思いがけず再会することもある。

 流されているようで、それだけじゃない。たとえ本意ではなかったとしても、これまでのひとつひとつの選択が今日の自分を作っている……そんな話のように思いました。選べることも、選べないこともあるけれど、そのなかでどう生きてきたか、というような……。子どもは親を選べないけれど、自分の生き方を親のせいにはできませんよね。

 

 父は父で過保護で過干渉だし、母(YOU)は母で正しいことを言ってあげている体で呪ってくるし、なんだか恐ろしいなこの家族……

 

 「あなたのためを思って、言ってあげてるんじゃない。」「真実ちゃんには無理よぉ」って、怖いよぉ……。なんで「真実ちゃんなら出来るわ」「やりたいって思うなら、やってみたら良いじゃない」って言ってあげないんだろう? 同じ無責任でも、呪う必要ってないと思う。無理だと思うって言って、なにもやらなければ、失敗のしようがないですよね。だからと言って、母の言うことが正しいってことはないと思う。それは、すべての可能性を叩きつぶしているだけなのでは? 小さな失敗は、どんどんやれば良いですよ。死なない範囲で、無茶すれば良いじゃないですか。年とったら致命傷でも、若いうちならやり直せるでしょう?

 

 といっても、そんな母でも娘に対する愛情がないわけではなさそうなので……。そのあたりが、バランスだなって思いました。

 

 大事なスケッチブックがなくなってしまって、真実がその公園にいたことを知るのはツイッターのフォロワーである両親と矢部と誰かだけです。ということで、なんだかんだで友だちになった矢部の彼女さんと一緒に会社にサバゲーのフル装備で乗り込みます。が、矢部は無罪でした。

 ということで、次に真実が向かった場所が、母の店です。スケッチブックを返すよう求める真実。これまでもずっと自分の邪魔をして!っていう怒りをぶつけます。それに対するやりとりが上記のあんな感じ。「負けないで、真実ちゃん」「言いたいことは、ちゃんと言っておくと良いよ?」などと、応援する母とわたし。ってか、こういうぶつかり合いな感じ……ちょっと既視感ありますね。いつかの我が家みたいですよ。

 でも、実は犯人は別にいて、スケッチブックは見つかります。ゲーム会社で、デザイナーの仕事を真実に奪われるんじゃないかと心配した専属のイラストレーターさんが、お手並み拝見とばかりに持って行ったというのが真相でした。

 言いがかりだったということが判明して、母に「ごめんなさい」が言える真実ちゃん。イイコです。謝罪を受けいれて、ネチネチ責めない。娘の頑張りを認めてあげることができる母。ある意味、健全です。

 

 っていうか、なんだかんだ、真実ちゃんが他人事とは思えないんですよね。母にも言われました。「なんか この子 〇〇ちゃんみたい」って。わたしは、そこまでおっとりしていない(はず)ですけど……世界との関わりかたが分からないというか、難しいというか、そういう感じは………ちょっとだけ共感できるかな。キャッチコピーとしてフックがあるからだろうけど、オタク女子というのは違うんじゃないかなって思いました。そんな描写はなかったです。(公式サイトは見つけられなかったし、ウィキペディアのリンクは公式に飛ばないし、「オタク」という言葉の定義にズレがあるのかな。)(検索して見つけた映画のパンフレットにも、オタク女子とは書かれていないので、ウィキペディアの修正が必要でしょうね。関係者のかた、是非!)

 パンフレットに「笑顔まで、あと少し。」ってあって、良いなぁって思いました。

 

 真実ちゃんが愛用している斜めがけバッグが素敵です。茶色で服装を選ばない、わりと大きめでたくさん入りそう、フラップがついているところが可愛くて使い勝手も良さそうです✨

 

 最終的に、良かったね……で終われる映画なので、興味のあるかたは是非!(AmazonPrimeVideoにあります)🦋 

いい湯だなっ♬♪

 こんばんは。なにかの番組でお風呂に浮かべるようなアヒルちゃんが出てきたとき、両親から間髪いれずに「あぁ好きそうね」「買う?」と聞かれてしまったわたしです。買いませんよ、今のところ。可愛いとは思いますけど……。(ちなみに、アヒルちゃんにも好みはあります。まつげはあってもなくても可愛ければ良くて、黒目がちなのが好きです。一点ハイライトが入っていても、周りに白目があっても良いですが……単純そうな造形だからこそバランスって大事ですよね✨)

 

 さて、今週のお題は「お風呂での過ごし方」

 

 みなさんは、お風呂……好きですか? わたしは、正直なところ微妙です。はいってしまえば、あたたまるし、身体がほぐれて、ストレスも疲れもお湯に溶けて流れていってくれるような気がするし、血流も良くなるし、風呂上がりの1杯は最高!

 ………でも、はいるまでが面倒なんだな……

 そんな、わたしのお風呂ルーティーンをご紹介します!(需要がわからぬ……)(でも、書く!)

 

🛀 お風呂ルーティー

  1.  タオルと着替えを用意します。足拭きも。
  2.  それから、まずは服を脱ぎます。
  3.  そして、風呂場へ入ります。
  4.  頭を洗って、身体を洗って、顔を洗います。
  5.  それから、湯船につかります。みぞおちくらいの水位なので、寒いときは沈んで肩まで浸かります。今の季節は、ちょうどいいです。
  6.  元気と時間に余裕があれば、足をマッサージしたり、気になる二の腕をぷにぷにしたりします。なんとなく。
  7.  そして、最後にサッとシャワーを浴びて、出ます。
  8.  お風呂から上がったら、水分補給!

 

 なんだ、コレ……。まぁ、いっか。

 湯船につかるときもあれば、省略するときもあります。たぶん、寝るだろうなってときとか。疲れすぎて水圧に耐えられそうにないときとか。シャワーで流せば、それなりに綺麗になってますよ。きっと。大丈夫。大丈夫。ね。

 

🛀 あったら便利なお風呂グッズ

 ……なんでしょうね? 洗面器はマストとして。あとは、なんだろう。身体を洗うためのタオルとかブラシとか。それから、いい匂いのするシャンプーやコンディショナー、ボディソープなんかも素敵です。お風呂が楽しくなる。

 アヒルちゃん、良いなぁって思うんですよね。浸かるのが楽しくなりそうで……。でも、ぬれっぱなしはカビると思うんです。使ったら、拭いて、乾かしてあげないと……ってなると、面倒な気持ちになってしまったりもするわけで……

 同じような理由で、お風呂で使える枕なんかも導入できずにいます。あったら、きっと快適なんだろうなって思うんですけど。(アヒルちゃん以上に、メンテナンスを考えると億劫です)

 

🛀 お風呂でのんびり

 あんまり長く浸かりすぎてしまうと、今度は出るのが億劫になってしまうので、お風呂は長くても20分くらいで出てしまいます。浸かっている時間は、もっと少ないでしょうか……

 でも、なにもすることがなく、ぼんやりしていると眠くなってしまうんですよね。音楽とか聴けたら楽しいんでしょうけど……。脱衣所にスマホを置いて、Youtubeで音楽をかけていたこともありますが、広告が鬱陶しくて、お風呂で聴こえる音量ってなると、そこそこうるさくて、すぐにやめてしまいました。防水スピーカーとかがあると良いのかな? (今のところ、そこまでの投資は考えてないかな……って検索してみたら、ダイソーでお手頃価格の防水スピーカーがありそう。とっかかりとしては、アリかもしれません!) 読書は、紙が湿気るのがイヤなので持ち込みません。どうしても続きが気になるのであれば、それこそ秒で出て、本を読みます!って、あれ?表題からどんどんずれていく……

 良いなぁって思う過ごしかたは、あります。多分、家ではやらないんですが。なんだか素敵だなって。それは、お風呂+おいしいもの! ドラマ『アリバイ崩し承ります』で主人公の時乃(浜辺美波)さんが、毎回お風呂に浸かりながら、なにやらおいしそうなものを食べていて、なんだか至福って感じで素敵でした。数量限定の野沢菜コロッケや果物いっぱいのケーキ、桜餅などなど。原作を知らないので、勝手にサービスシーンだと思っていましたが、どうなのかな……

 それから、ドラマ『ふろがーる!』振り返ったら、去年あたりにTVerで観ていた(みたいなの)ですが、自宅のお風呂をめいっぱい楽しむというようなコンセプトで、とても楽しかったです。バスボムを手作りしたり、家でミストサウナを楽しんだり……。こちらの原作は、漫画とのこと。また、観てみたくなりました。

 どれだけ掃除しても、湿気とカビが気になるので、お風呂で食べものは食べないと思います。あと、属性として「うっかり」が搭載されているので、湯船に落としたり、こぼしたり、悲劇しか想像できないので。でも、シチュエーションとしては、あこがれます。しあわせの掛け算って感じがしますね。うっかり属性の持ち合わせがないかたは、試してみても良いかもしれません!

 

 そんなこんなで、すっかり長くなってしまいました。今回は、このへんで。のんびり浸かって、あたたまりましょう!

 

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今週のお題「お風呂での過ごし方」

最近のお気に入り!

 こんにちは。時間でおひる休憩に入ることができて、しあわせを噛みしめているわたしです。

 しかも、おひるはセブン-イレブンブリトー コクと旨みのボロネーゼ!デザートには、きみだけのプリン! これは、わたしひとりで優勝してしまいますね。午後からも頑張れそうです✨

 

 さて、今回わたしがご紹介するのは……こちらです!

 デデン!(効果音)

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 みんな大好き日清チキンラーメンのシンボルキャラクターひよこちゃんのマスコットポーチです!\カワイイ!!/

 背景のことは……まぁ、お気になさらず……散らかった食卓をお見せしたくなかったので、近くにあった新聞で隠しております。それより、手前のひよこちゃんを見てください!!!!!

 こちら、なんと足元の部分がカップ麺のフタ止めとなっております。しかも着脱可能!背面のファスナーを開けると、ちょっとした小物入れに!そして、ボールチェーンつきなので、バッグにつけて、いつでもどこへでも持ち運びができます!

 そんな魅力がたくさんつまったひよこちゃん、実は単体で売っているわけではありません。「大人のライフスタイルマガジンMonoMaster 11月号」(9月25日発売)の特別付録なのです✨

 いつもは購入していない本なのですが、どこに出会いがあったのか……それは……新聞のラテ欄です!27日付けの朝刊に載っていて、わたしは見ていなかったのですが、母が教えてくれました。「こんなのがあるよ。見てみて」って感じで。知ってしまったら……ほしくなっちゃうじゃないですか!

 だって、ただのぬいぐるみじゃないんですよ?フタ止めがついていて、おまけにポーチにもなるなんて、優秀すぎません?これは、使えますよね!買いです!なにより、可愛いですし!

 そして、家族みんながほしがった結果……ひとり1冊購入することに……(月刊誌って、そんなに必要です?っていう冷静なツッコミはこの際おいておくとして……)(そんなにほしくなかったけど、みんなが持っていて自分だけ持ってないのもイヤ……みたいな理由で乗っかってきたのも約1名いたり、いなかったり)(←母です)

 家族みんなで、ラーメン通を目指していこうと思います!✨

 

 そんなこんなで、記念撮影!🐥🐥🐥📷

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 左から父のひよこちゃん、母のひよこちゃん、わたしのです。弟のは、出張中のため不在です。

 母のは、トサカのミシン糸がぴるるって感じになっていて、とても悲しがっていました。かおの感じは、とても可愛いと思います。わたしのは、こころなしかニヒルな笑みを浮かべているような……なんだか、じっと見ると、同じもののはずなのに個性が出ていて、良いですね。愛着が増します。

 

 って、さんざん語っておいてなんですが、別に日清グループさんの社員でもなければ、株主でもなく、アフィリエイトすらやっていない(っていうかよく分からない)、普通のにゃんこなので、安心してください。ひよこちゃんが好きなだけですから!

 大事に使おうと思います!🦋

 

映画『空に住む』

 なんとなく気になっていました。

 三代目JSBの楽曲『空に住む』とセットで発売された小竹正人さんの小説『空に住む』が原作。多部未華子さん主演で、三代目JSBの岩田剛典さんも出演しています。

作品紹介

「空に住む〜Living in your sky〜」(そらにすむ リビング・イン・ユア・スカイ)は、日本の音楽グループ、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの楽曲。2013年6月1日に講談社から小説『空に住む』(小竹正人著)とセットで発売。

映画

2020年10月23日に公開。監督は青山真治、主演は多部未華子

キャスト 

スタッフ 

(ウィキペディア「空に住む〜Living in your sky〜」より抜粋)

 

 とりあえず、今現在、ネコとかイヌとか人間よりも寿命の短い、大切な家族がいるかたにはオススメしない……かな。

 

感 想 (ネタバレも!)

 なんか……お金持ちの親戚、うらやましいです。なんだか品のない感じがしますが、それくらいかなぁ。

 

 直実(多部未華子)は両親を交通事故で亡くし、ネコとふたり叔父夫婦の住むマンションへ引っ越します。新しい住まいは叔父が用意してくれており、家賃も叔父が支払っています。(というよりマンションだから持ち家なのかな?)(叔父さまは「投資」って言い方をしていましたね。だから、姪っ子の直実は管理人のつもりで住んでいてくれれば良いからって)

 タワーマンションの高層階って、なんだか楽しそうですね。空が近い。本来なら、ワクワクする引っ越しのはずなのに、リビングに位牌が並んでいるのが悲しいです。

 叔母の明日子(美村里江)さんも、すごく可愛いです。多少、過干渉な面もあるけれど、なんだか直実のことを気にかけていて、優しいなって思いました。個性の強そうな叔父さんの妻だから、たぶん自分の意見を曲げない強さとか、良かれと思っていろいろやってあげるとか、そういう性質がもともとあるんじゃないかな……

 突然すぎる不幸だと、なんというか過ぎていく状況に気持ちが追いつかないってこと、あると思います。泣かない、泣けないのは、別に冷たいとか感情がないとか、そういうことではないですよ? たぶん。大きすぎる衝撃に、なんとか折り合いをつけるには、気持ちのどこかをオフにしておく必要があったのでは……? 現実を受けいれるのを、少しだけ拒否している……というか。

 

 タワーマンションに住んでいて、お金を出してくれて気にかけてくれるような優しい叔父・叔母がいて、可愛いネコがいて、打ち込める仕事があって……両親を亡くしてしまったことを除けば、完璧ですね!

 

 あらすじの続きは、エレベーターでぐうぜん乗り合わせたのをきっかけに、モデルで俳優の時戸森則(岩田剛典)に出会います。ぐうぜんが重なるうちに、花束をもらったり、家でオムライスを作ってあげたり、たくさんもらったというサクランボを差し入れられたり、キスしたり、身体を重ねたりするようになります。そこに愛があるかは微妙だけれど、なにかしら互いに共鳴するものがあったのでしょうか………

 同僚は、結婚式間近にして、元担当作家で妻子あるひとの子どもを身籠っていて、産むつもりだとか……

 その作家・吉田理(大森南朋)の次回作について、単行本で出版したいという本人の想いをくんで、社長を説得する担当編集者・柏木(髙橋洋)さんとか……

 直実のネコ・ハルが病気にかかって、しばらく闘病するとか……

 獣医さんに診てもらったり、処方してもらった薬を飲ませたり、いろいろ手を尽くすけれど、それでも亡くなってしまうとか……

 それと前後して、時戸とは気まずくなり、叔母には当たってしまう……(甘えているのかな…? それまでの違和感が積み重なった結果だとは思うけれど、家族として受けいれてくれているひと相手に「所詮は他人」って言っていいことと悪いことがあるのでは? 血縁関係のなさを言いたいにしても、なんかひどいなって。他人なら余計に、口に出せない、出すべきではないひと言ってあるんじゃないのかな……)

 

 いろいろあるけど、破水した同僚をなんとか病院に行かせて無事に出産し、ペットの葬儀屋に頼んで きちんとハルを見送って、時戸にはインタビューをおこなって人気作家である吉田先生にドキュメンタリー作品を仕上げてもらうという企画を立て、その企画が動き始めている。前向きな感じで終わっています。

 仲直りの描写はないのに、叔父と叔母がイタズラでも思いついたような顔で直実の家に突撃していて、わたしが見落としたのか、直実のやつあたりがなかったことにされているのか、直実の気持ちもよく分かるよってことで許されているのか……気持ちが迷子になりそうでした。とにかく、いろんな問題は片づいたっぽいから、良かったのかな? ようやく、直実は泣くことができたのかな?

 

 直実のお父さんが言っていたという「記録 それはいつもはかない」っていうのが、なんかこころに残りました。

 

 最後あたりで、一旦はクローゼットに仕舞われてしまった位牌が、ハルの骨壷と一緒にリビングの定位置にあって、ようやく現実を受けいれることができたのかなって感じがしました。

 

 って、長々と書いてきましたが、よく分からなかったです!(原作を読んで予習しておくべきでした???) わたしの読解力不足は否めないですが、なんというか難しかったです。たぶん、ひととの距離感とかつきあい方とか、そういう根本的なところが、わたしとは違うんだろうなって思いました。.....🦋

 

 エンドロールで松本憲人(xxxx〜2020)とあって、どういうこと?って思ったら、この作品を手がけた照明技師さんがお亡くなりになったとか……。彼は、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』でも照明を手がけてみえたとのこと。

 なんとなく、どう映るかに関わる領域はすべて監督のものだと思っていましたが、ちゃんと専門家が担当しているんですね。これからは、しばらく気にするようになると思います。たぶん。

 

 せっかくなので主題歌のMVを貼っておこうかと思ったら、公式では見つからず……その代わり映画のトレーラーが引っかかりました。そのナレーション「未来へ歩き出す女性たちへ、エールを贈る物語」………エール……?

 なんとなく主題歌の歌詞を見返して、これはハル目線ってことなのかなって思いました。それなら、なんとなく分かる気がします。この空に僕はいる、いつだって愛してる。大切なにゃんこにそう言ってもらえるなら、喪った悲しみがほんの少しはいやされるような気がします。

パイナップルを育ててみた!🍍

 こんにちは。あまり手がかからないと言われているサボテンですら枯らしてしまったことのある、みどりのゆびとは程遠いわたしです。でも、夏ごろに育て始めたパイナップルが気づけば元気に成長していたので(半分は父のおかげ)、これまでの流れをまとめてみようと思います!

 (タイトルを今っぽくしてみました。長くて、中身を読まなくても伝わる感じ……Youtubeっぽくないですか?)

 

 ちなみに最近の姿✨↓↓↓↓↓
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 途中、ダメかもって思ったときもあったので、そのあたりの写真はないのですが……復活してくれて良かったです。生命力!

 大事に育てていますが、名前はつけていません……

 

 ① スーパーでの出会い、そして……↓↓↓↓↓ 

 ② 情報を検索しながらの、水耕栽培!↓↓↓↓↓

 ③ なんだか枯れてきてしまった?!

 毎日、お水を取り換えていたのですが、どうにも生き生きしていません。それに、葉っぱの先が枯れてきているような……

 諦めて、新しくパイナップルを手に入れて再挑戦するか。それとも、なにかできることを試してみるか。なかなか仕事のタイミングとかもあって、買いものに行けない日々が続いて、ようやく行けたと思ったらパイナップルがお値打ちじゃなかったんですよね……(それに葉っぱの鮮度がまちまちだった)

 ということで、ダメでもともと!と、思い切って枯れた葉っぱを切ってみました。ザックリ!

 

 ④ 根っこが出てきたよ!

 そんなこんなで、大丈夫なのか微妙な状態のまま、水換えだけはおこなっていました。この頃は、ペットボトルの縁にこすれるのもダメージかなと思って、だんだんパイナップルを出し入れするのではなく、隙間から水をだばぁっとあけて、隙間からトポポポポっと注ぎいれる感じにしていたので、変化があまり分からなかったのですが……

 母に「もうダメになっているなら、なんとかしなさい」と言われて、あらためて観察してみたら、根っこが生えてる!しかも増えてる!

 

 プランターに植え替え!

 それなら……と、母の了承を得て、あいているプランターに植え替えることにしました。すこしでも太陽の光を浴びたほうがイキイキするかなって。中央あたりから、新しい葉っぱも出てきました。

 

 ⑥ そして、現在!

 なんだか、葉っぱが出てきたのは良いけれど、あんまり育ってないなぁ……などと心配しながら、お水をあげたり、忘れたりしていた日々。(まぁ、雨も降りますからね!)

 正直、手をかけるようなことはしていませんでした。根っこはあるんだから、あとは頑張ってくれい……みたいな。でも、すくすく育っていて、ビックリ!なんで?!って思ったら、父が栄養を与えてくれたらしいです。ありがとう!父!

 

 水耕栽培の時期を第一章とするなら、今は第二章あたりでしょうか……? 次は、初めての冬場を乗り越えるために、今から寒さ対策を検討していこうと思います!

 それにしても、よく育ったなぁ!うれしい!🍍🍍🍍🍍🍍

 

 

映画『溺れるナイフ』

 前から気になっていたので、観てみました。コミックスのあらすじ紹介とか、なんだか不穏で、大丈夫かなって思いましたが……興味が上回ってしまったのです。すぐ前に『さよならくちびる』を観ているので、小松菜奈さん続きですね。ミステリアスで綺麗で、透明感もあって、大好きです!

作品紹介

溺れるナイフ』(おぼれるナイフ)は、ジョージ朝倉による日本の漫画作品。『別冊フレンド』(講談社)にて、2004年11月号より2014年1月号まで休載を挟みながら連載された。単行本は全17巻。

あらすじ 

東京で雑誌モデルをしていた小学6年生の美少女望月夏芽は、ある日突然父の故郷である浮雲町(うきぐもちょう)に引っ越すことになる。東京から遠く離れた田舎町には刺激がなく、自分が欲する「何か」から遠ざかってしまったと落ち込む夏芽だったが、長谷川航一朗(コウ)に出会い、強烈に惹かれていく。

映画

実写映画化作品が、2016年11月5日に公開された。監督は山戸結希が担当。主演は小松菜奈菅田将暉

キャスト 

スタッフ 

  • 監督 - 山戸結希
  • 脚本 - 井土紀州、山戸結希
  • 音楽 - 坂本秀一
  • 主題歌 - ドレスコーズ「コミック・ジェネレイション」
  • 音楽プロデューサー - 菊地智敦

(ウィキペディア溺れるナイフ」より抜粋)

感 想 (ネタバレも?)

 小学6年生……ではなくて、中学3年生くらいに変更されています。今から5年前。それでも、主要登場人物のほとんどが当時すでに20代ということもあって、さすがにランドセルは無理があったのかな……。

 東京でモデルとして活躍していた夏芽(小松菜奈)ですが、体調を崩した祖父に代わって両親が旅館を切り盛りすることになり、家族で浮雲町へと引っ越してきます。なかなか居場所を見つけられない夏芽。

 散策しているあいだに、入ってはいけないとされている海で泳ぐコウ(菅田将暉)に出会います。コウの敵がいない感じ。神秘的な雰囲気が出ていて、良いなぁって思いました。夏芽が惹かれた理由がわかります。理屈じゃない感じ。

 大友勝利(重岡大毅)がすごくいいやつです。安心感がある。カメラマンの広能(志磨遼平)さんも好きです。カッコイイから。カナ(上白石萌音)ちゃんは、素朴な感じで良かったです。高校生になったら、なんだかJKって感じになっていて、髪型と眉とメイクって大事だなって思いました。

 

 火祭りの日、旅館に泊まっていた客に会場から連れ出され、襲われそうになる夏芽。コウが助けに来るけれど、力が及ばず反撃されてしまいます。結局、大人たちが駆けつけて、なんとか犯人は取り押さえられますが、未遂だったのか示談で片づけられたようです。でも、狭い田舎のこと。夏芽が襲われたことは、すぐに町の皆が知ることとなり、さらに夏芽の居場所はなくなります。同じクラスの女子がこわいです。相手に聞こえるようにひそひそ陰口たたいて、そのくせ直接的には話しかけないって、そのあたりは時代を感じますね。(最近の作品だったら、おなかのなかで何を考えているかはともかく、表面的には普通に対応するんじゃないかなって思います。その代わり、グループラインで口さがなく罵っていたりするかもしれませんが………)

 そんな陰口に同調せず、近くで見守り、なんなら一緒におひるを食べてくれる大友。いいやつです。少女漫画では主人公と結ばれないポジションですが、現実的には大友みたいなひとと一緒になるのがしあわせなんじゃないかなって思いました。好きでいてくれて、気遣いできて、地に足がついていて、バランス感覚が良くて、顔も良い。最高じゃないですか!

 でも、どうしようもなくコウに惹かれてしまう夏芽。その気持ちも分かる……気がします。コウちゃんは、危うくて、目が離せない感じです。

 

 そんなこんなで、いちどは地に落ちてしまった夏芽ですが、主演映画の話が持ちかけられます。いろいろ悩んで、コウちゃんの憧れの存在でいるために、コウちゃんの代わりに町の外へ出て広い世界に羽ばたいていくために、夏芽は出演を決めます。

 そうして、出立間近の火祭りの日。またしても、夏芽の前にヤツがあらわれます。カナちゃんがコウちゃんへ知らせたおかげで、今回は間に合います。そして、今度はちゃんと武器を持っていました。いろいろあって、ヤツは夏芽の経歴を傷つけるためだけに自殺します。……ここが町だって忘れていませんか…コウちゃんの町なのに…… そして、ヤツは、人知れずカナちゃん達の手によって葬られます。なかったことにされてしまう。凶器と経緯はどうあれ、自殺なのは間違いないので、まったく良心はいたみません。思えば警察もそんなに出てきませんし。

 

 最後に、映画が公開されて、俳優として活躍している夏芽が表彰されます。そこで、今回の映画で、彼女が上京するところを描いた場面が上映されます。恋人と別れる場面。相手役が途中でコウちゃんに置き換わっています。他愛ない言葉のやりとりが自然で、良いなぁって思いました。夏芽の心象風景なのかなって感じですが、ふたりとも生き生きしていて、素敵です。やりとりの途中から、いろいろな単語を大声で言い合うのですが、フリーダムで楽しい。「あなたぁ」「夏芽!」「コウちゃん、元気でね!」「おぅ、元気でな!」「見ていてね」「おぉ、ちゃんと見ちょるけえのお」

 良いなぁって思いました。

 

 主題歌と挿入歌も、すごく印象的でした♪

■主題歌
「コミック・ジェネレイション」作詞・作曲:志磨 遼平 歌:ドレスコーズキングレコード

■挿入歌 堀越千史さんによるカバー楽曲

  • 「絶対彼女」作詞・作曲:大森靖子 
  • 「ハンドメイドホーム」作詞・作曲:大森靖子 
  • 「めぐり逢えたら」作詞・作曲:有馬和樹(おとぎ話 appears courtesy of felicity)
  • 「水星」作詞・作曲:オノマトペ大臣&tofubeats 歌:堀越千史(原曲)「ブロウ ヤ マインド~アメリカ大好き」作詞:KOJI IMADA、TOWA TEI 作曲:TOWA TEI

 好き!🦋

“しあわせ”は作れる!

 こんばんは。定時に帰れず今日も涙目だったわたしです。

【しばらく愚痴を垂れ流しているので、興味ないわってかたは次のブロックまで飛んでください。分かりやすいように、目印をつけておきますね!】

 

 もちろん泣いていませんよ。オトナですし。上司には早く帰るように急かされ、なんで残っているのかと叱られ……いや…怒られ……………? わたしたちだって、好きで残っているわけではないですよ。明日で良いって、それで許されるのなら、時間で切り上げて何もかも明日に投げますよ。でも、それじゃダメですよね? そういう仕事じゃないですよねっていう。

 「なぜ、できてないの?」って言われるけれど、それならこの現状で、逆に「なぜ、できると思うの?」って言いたい……言わないけれど。それなら、上司ならできるの? この仕事量を定時で終わらせられるの? それなら……………教えてくださいよ!帰りたいですよ!どこをどうしたら良かったのか、答えをください。

 「どうすれば良かったと思う?」って投げかけて、部下に考えさせるのってたしかに大切ですよ?大切だと思います。ウチの上司は、そういうこと言いがちです。今日は言われてないですけど……。そう言われれば、不真面目なわたしだって真剣に考えますよ。でも、仕事量が多すぎるっていうのは、これはもう仕方ないんじゃないかな?!どこをどう頑張っても、変わらなかったと思うんですよね。サボっていたわけじゃないし、ずっとクルクル動き回っているのに終わらないんです。それなのに、分かってもらえていない感じ。切ないです………

 「……え?上司の采配がまずかったんじゃないですか?」って真顔で言いたかったです。言えませんけどね!しがない平だから!

 って、ツラツラ書いてみて、わたしって頑丈だなって思いました。叩かれても壊れない強いココロ。凹むどころか、開き直ってますし。ここまで聞いてくださって、どうもありがとう。ウチの上司には、ナイショですよ?

 

ココマデ(σ'∀')σ *。・゜+.*🍓🍎🍍🍌🥝🍐🍈🍏🍇🌰🍠

 さて、そんなこんなでカラダもココロも消耗して仕事を終えたわけですが……そんな上司からおいしい差し入れがあったのですよ。ビックリ!帰りがけに気づいたので、同じく残業で帰りが一緒になったA子さんと、ありがたくいただきました。

 ひたすら無言でもぐもぐ。すごくおいしかった。ありがとう、上司!大好き!(←相変わらずのチョロにゃん)

 

 大福って、おいしいですよね。やっぱり和菓子は良いなぁ。それから、白あんも良いですね。普段は、あまり食べないけれど、すごく合います。繊細で、あっさりとした上品な甘さ。それから、フルーツ。水分の少なめな果物のほうが、大福と相性が良さそうですね。ちなみに、↑↑↑↑↑あたりに並んでいる絵文字は大福に包んだら合いそうな食べものたちです。なんとなく思いつくままに、ペシペシ入力してみました。クリとかサツマイモもいけるんじゃないかなって………

 とにかく疲労感もあいまってか、すごく感動しました!

 

 というわけで、ようやくお題!目標と呼べるかは分からないのですが、わたしの今月の野望です!

「フルーツ大福を作る」

【というわけで、今日はこのへんで!以下は、さらなる戯れ言です✨😸】

 

 わたしは、やればできる(ね)こなんです!前にNHKの「グレーテルのかまど」という番組で、いちご大福を取り上げていたことがあったな……と思って。それを参考にしたいと思います。

 帰りの自転車をシャカシャカ漕ぎながらも、フルーツ大福について考えていました。おいしい果物をつかえば、たとえ大福部分と白あんが残念な仕上がりであっても、トータルでおいしいフルーツ大福になるのでは?! (わたしって、天才?!)(キレッキレですね!) つまり、どうあっても、作りさえすれば、おいしいフルーツ大福が出来上がるというわけで、これは上手に出来上がる未来しか見えません。それは、さながら和菓子屋さんのようですね。

 ………にゃんこ亭……(これは、すでに小説があるから却下です) 意外と思い浮かびません。うーん。ネコは外せませんし。にゃん。そうですね!二夜庵(ニャン)というのは、どうでしょう? (イイネ!) ついでに姉妹店には三夜庵(ミャン)があります (ΦωΦ)。すごく良い考えだと思います。

 そんなこんなで、すっかり気分を上向きにして帰ってきたわけです。というか、書き出してみて思ったのですが、わたしは脳内会議をしすぎですか? でも、だいたいのひとは、そうですよね? 天使と悪魔じゃないけれど(どれも自分だから)、「そうだね!天才」ってエンジンをかけてくれる自分と「なに言ってるの、このひと。バカなの?ちゃんと考えて?」ってブレーキを踏みまくる自分と。まぁ、エンジンをかける自分のほうが多いわけですが ……「良いこと思いついたね!やろう!」「天才じゃん!」「やればできるよ」「おいしかったね!」「いつにする?」

 それは、今月中に!

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豊子かあさんのいちご大福| レシピ | NHK「グレーテルのかまど」

今週のお題「今月の目標」