みなさんのブログを書くきっかけは、なんですか?
わたしは、自分が観た映画の感想を叫びたい、でもネタバレには配慮したい、そして感動を分かち合いたい!みたいなところが、最初のきっかけでした。誰かの感想を見てから映画に行くのも良いけれど、やっぱり自分の感想を大事にしたいし、してほしい。最近は見ないような気がしますけど、映画館から出てきたひとにインタビューしてる体の「泣けました」「最高です」ってCMなんなんですかね。あぁ、そうなんですね……ってなるけど、それを見て「観に行きたい!」とは、あまりならないと思いますけど、一時期よく見かけたような気がします。そういう流行でもあったんでしょうか???
でも、リアルタイムで、現在上映中の映画の感想を書くというのは、わたしにとってはハードルが高かったです。そもそも、「普通におもしろい」「普通に良かった」の領域が自分のなかで広すぎて、「すごく良かった」があまりない。
そして、上映中ってこともあいまって、謎の忖度が働いてしまいます。忌憚なく自分の感想を書けば良いだけなのに、うっかり読んでしまった誰かに悪い意味での余計な先入観を与えたくない。責任をとりたくないっていう、無責任な想いがあります。
作品がおもしろくないのは、「今の自分に合わない」「楽しめるだけの知識がない」「その映画に求めるものを間違えていた」あたりなので、別の機会に観れば、また違った感想を持つかもしれないですよね。それに、エンドロールに流れるたくさんの関係者の方々の名前を眺めていると、これだけのひとが作品を完成させるために仕事をしていて、どうしてつまらないものが出来ようか、とも思ってしまいます。
まぁ、作品の全責任は総監督にあるでしょうけど……
そんなわけで、なんだかんだ離れてしまっていたわけですが、こうして戻ってきたのには理由があります。っても、これまた無責任で適当なのですが、職場環境のブラック化が甚だしく、そのうち過労死かな?先に自殺かな?といった現状。時間外労働、サービス残業が重なりすぎて、これは……あれだ…労基案件……
ってやってる間に、いちど上のほうから怒られているらしいですけど、一時的に劇的に改善されて、そこからまたするっと元に戻っています。
だから、長時間残業の細々したところを書き留めておこうかと再開しました。っても、そのまま書き残しても、読んでいる方にはつまらない。どこかに、こっそり、あとで見て分かるように……しようと思って、すっかり忘れていました。そういうのは、性格的に合ってない。
でも、文章を書くのは、脳内でうずまいている怨念を沈めてくれるようです。わたしにとっての平和な日々が戻ってきたら、自然と離れてしまうかもしれませんが、それまではここにいます。
どうぞ、ゆるりとおつきあいください♪