ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『恋は雨上がりのように』

 母が買ってきた焼菓子がおいしかったです。川上屋さんの胞山の月。栗餡が入ってます。季節限定の味わい。(検索したら、今季の受付は終了してしまったとのことで、次は12月のお楽しみです。) コーヒーを淹れて、一緒にいただきながら観ました。

 

作品情報

恋は雨上がりのように』(こいはあめあがりのように)は、眉月じゅんによる日本の漫画。『月刊!スピリッツ』(小学館)にて2014年8月号から2016年1月号まで連載、その後は『ビッグコミックスピリッツ』(同)に移籍し、2016年8号から2018年16号まで隔週連載。略称は「恋雨」。

とある海辺の街を舞台に、遥か年上の男性に想いを寄せる女子高生の恋模様を叙情的に描いた恋愛漫画である。

2018年1月よりテレビアニメが放送され。また、同年5月には実写映画が公開された。

主要人物

橘 あきら(たちばな あきら)演 - 小松菜奈 風見沢(かざみざわ)高校に通う、17歳の女子高生。クラスは2年D組。黒髪のロングヘアーに整った顔立ち、長身でスレンダーな体躯をした少女。放課後はファミレス『cafeレストラン ガーデン元住吉店』でウェイトレスのアルバイトをしている。

近藤 正己(こんどう まさみ)演 - 大泉洋 『ガーデン』で店長を務める45歳の男性。2階建てアパート「コーポ白樺」の203号室に一人暮らしをしている。バツイチで、別れた妻との間に息子が1人いる。仕事の合間にタバコをふかす愛煙家。読書が好きで、芥川龍之介などの純文学を特に好む。小説家を志望していた時期があり、学生時代にはサークル仲間と文芸系同人誌を刊行したり、40代となった今でも夢を捨てきれず密かに執筆を続けている。

喜屋武 はるか(きゃん はるか)演 - 清野菜名 あきらとは幼馴染で、同学年の親友。褐色の肌にソバカス顔、ショートカットの女子。胸が大きい。陸上部に所属しており、長距離走の選手。

橘 ともよ(たちばな ともよ)演 - 吉田羊 あきらの母親。あきらと同居している。名前は原作では不明だが、実写映画版では「橘ともよ」と名が付いている。

倉田 みずき(くらた みずき)演 - 山本舞香 南高(なんこう)に通う、1年の女子高生。高校では陸上部に所属し、短距離走の選手をしている。新人戦の200メートル走で記録保持者になるなど、その実力は高い。京都から転校してきたので、感情が昂ぶると京都弁が飛び出すことがある。

(ウィキペディア恋は雨上がりのように」より抜粋)

 出だしが原作そのもので、感動しました。必ずしも、まったく同じようになぞる必要もないと思いますが、リスペクトが感じられるのは、良いなぁって思います。

 あきらちゃんが、とても可愛かったです。キリッとしていて、スレンダーで、足が早くて、カッコイイ。表情豊かなわけではないけれど、とても感情表現が豊かです。学校の制服だったり、バイトの制服だったり、大会の時のユニフォームだったり、私服の短パンだったり、浴衣だったり、デートのときのオシャレ服だったり、いろんな格好を見ることができるのも最高です。どの格好も、ヘルシーな感じで良かった。

 それから、店長がきちんと大人で安心しました。恋愛は、当事者の気持ちが大事って言っても、それ以前に大人は大人でないといけないなって思います。そこは、「個人の意見」と「ただの好き嫌い」の話で、それ以上に大きな主語で話すつもりもないのですが……

 自分の夢を諦めきれなくて、その諦められなさを「未練」と呼ぶか「執着」と呼ぶかっていうくだりがありますが、その場面が好きです。いろんな理由をつけて、それでも諦めきれないことって、あると思います。どうしても手放せないものとか。そういうのを抱えながら過ごしていくのも、人生なのかなって。

 あと、自分たちのことを大人にカテゴリして話しているときに「俺たちは大人じゃないだろ?」「同級生だろ?」ってとこもあって、そこも好きです。同い年の友人って、貴重だなって思いました。

 映画は、程よい距離感で終わっていて、あと味が良かったです。好きな感じだった。原作も10巻で完結しているみたいなので、最後まで読んでみたいなって思いました。

 

恋は雨上がりのように

恋は雨上がりのように

  • 発売日: 2018/11/21
  • メディア: Prime Video