こんばんは。お疲れさまです。
何を観ようか迷って、マイリストに長いこと入れたままにしていたコチラにしました。いろいろな意味で興味深い!
作品紹介
『暗黒女子』(あんこくじょし)は、秋吉理香子のミステリー小説。双葉社の『小説推理』において、2012年12月号から2013年3月号まで連載されたのち、2013年に出版された。
ミッション系の女子高である聖母女子高等学院を舞台に、同校の女子生徒で生徒たちの憧れの存在であった白石いつみの不可解な死を巡って疑いの目を向けられた文学サークルのメンバーらが朗読で各々犯人と思う人物を告発する物語。
映 画
同名タイトルの映画が、2017年4月1日に公開。監督は耶雲哉治、主演は清水富美加と飯豊まりえ。
キャスト
- 澄川 小百合 - 清水富美加
- 白石 いつみ - 飯豊まりえ
- 高岡 志夜 - 清野菜名
- ディアナ・デチェヴァ - 玉城ティナ
- 小南 あかね - 小島梨里杏
- 二谷 美礼 - 平祐奈
- いつみの父親(学院経営者) - 升毅
- 北条 - 千葉雄大
スタッフ
- 原作:秋吉理香子『暗黒女子』(双葉文庫)
- 監督:耶雲哉治
- 脚本:岡田麿里
- 音楽:山下宏明
- 主題歌 : Charisma.com「#hashdark」(ワーナーミュージック・ジャパン)
(ウィキペディア「暗黒女子」より抜粋)
感 想 (ネタバレも?!)
実は、原作を読んだことがあります。わりと長いこと本屋さんで平積みされていたような……。というのも、本屋さんで待ち合わせしたときに、なんとなく手にとって読んでみて、また別の機会にも待っている間に読んで……などしていたら、そこまで長い時間ではなかったはずなのに、気づけば読破してしまっていたのです。すごく読みやすいです。そして、おもしろい!
文学サークルのメンバーが、定例会にて、各々が描いた小説の朗読をおこない、そのなかで真実が明らかにされていくというミステリー。……ミステリー…? ちょっとホラーっぽさも感じます。女子校という閉鎖性。そして、少女たちの少女性。美しく、可愛らしく、若々しく、そしてそのことを自覚している。閉ざされたサンクチュアリ。自らの万能感。そして、残酷さ。
興味のあるかたは、是非!
原作も映画も、どちらも楽しめました。本を読んでから、それなりに時間が経ってしまっているからか、ほとんど原作通りだなって感じがします。少しだけニュアンスが違っているような気がしましたが、記憶が遠すぎるので間違っているかもしれません。映画は「ならば、わたしが主役に成り代わろう。わたしのほうがふさわしいからな!」って感じなら、原作は「……はぁ、あなたにはガッカリですよ。これ以上、失望させないでください。」って感じだったかな……って。
主要登場人物の女子高生たちが、それぞれに、みんな可愛らしくて、美人さんで、華やぎがあって、とても素敵です。なかでも、白石 いつみ(飯豊まりえ)様が大好きです! 聖母のような慈悲深さと女神のような微笑みと、悪魔のような身勝手さが混在していて、良かったです。
澄川 小百合を演じた清水富美加さんも、淡々とした冷静な側近……のようで、実は誰よりもいかれている役柄で、とても素敵でした。この頃は、他にも映画『東京喰種トーキョーグール』などで活躍されていましたね*1。 映画が公開される少し前に、出家して宗教の道に進んでしまわれたとか。彼女がしあわせなら、それがなによりです。でも、宗教家ではない俳優としての活躍を見られなくなったのは、残念です。
文学サークルの顧問・北条先生役が千葉雄大さんで、そこも良かったです。清潔感があって、誠実で、生徒に手を出すのは倫理的にはダメだけど……まぁ、良いかな(……良くはないか)って感じの人選だなって思いました。絶妙!
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓
【蛇足】🐍...
映画を観ていて気になったワード!調べる!φ(..)
- エズラ・パウンド『ヒュー・セルウィン・モーバリー』詩人・音楽家・批評家(1885年10月30日 - 1972年11月1日) 1920年に出版された彼の詩作品
- イースター 復活祭 イエス・キリストの復活を祝う日。イースター・エッグ、ウサギ、ユリ。今年は4月17日(日)
- ペンタコステ 正しくは、ペンテコステ(なのかな?) ペンテコステでは検索できませんでした。ペンテコステ(聖霊降臨日) イースターから50日目の日曜日。シンボルカラーは赤。鳩のクッキー。今年は6月5日(日)
*1:少し似ている要素がある?!