今週のお題「そうめん」
なんともシンプルなお題ですね。「そうめん」といえば、去年か一昨年あたり我が家にブームが巻き起こりました。発信源は、弟。
- 弟「揖保乃糸って知ってる?」
- 🐱「知ってるよ。スーパーで売ってる、ちょっとお高いやつでしょ?」
- 弟「帯の色が等級によって違ってて、スーパーに置いてある赤は………最低ランクです!」
- 🐱「そうなんだね!知らなかった!」
- 😺「よく知ってたね。」
- 弟「ネットで見た!😼 ちょっとお高いやつ食べてみたい……」
ということで、弟が買ってきた赤じゃない揖保乃糸をおいしくいただきました。おいしかった。でも、赤のも普通においしいです。両方ゆでて、食べ比べてみないと正確なところは分からないんじゃないかな………。(←などと、甲斐のないことを言ってしまう…)
ちなみに色による等級の違いは、上から順に
- 三神 (黒地に金で「三神 揖保乃糸」)
- 特級 (黒地に金で「特級」)
- 縒つむぎ (紫地に金で「手延素麺 揖保乃糸」)
- 播州小麦 (緑地に金で「播州小麦 揖保乃糸」)
- 熟成麺 (淡香色の地に黒で「熟成麺 揖保乃糸」)
- 上級 (赤地に白で「手延素麺 揖保乃糸」)
- 太づくり (濃紫地に金で「太づくり 揖保乃糸」)
今年は、弟が帰ってきたら、おいしい素麺を用意しておいて、一緒に食べ比べしてみようかな。(今は、長期の出張中)
ひやむぎとの違いは?
日本農林規格(JAS規格)の『乾めん類品質表示基準』では、機械麺の場合、素麺の麺の太さは直径1.3mm未満とされている。これより太い直径1.3mm以上1.7mm未満はひやむぎ(冷麦)、1.7mm以上はうどん(饂飩)と分類される。手延べ麺の場合は、素麺もひやむぎも同基準であり、めん線を引き延ばす行為のすべてを手作業により行っているなどの条件を満たしたものが、太さに合わせて、それぞれ「手延べ素麺」、「手延べひやむぎ」、「手延べうどん」とされる。(ウィキペディア「素麺」より抜粋)
太さによって呼び方が変わるみたいです。そうめん(<1.3mm)<ひやむぎ<うどん(1.7mm≦)
試してみたいレシピ
Netflixで見られる『悪霊狩猟団カウンターズ』も我が家ではブームです。両親が、すっかりはまってしまって、時間も忘れて見入っていました。父曰く「何度みても面白い」「一度観て、筋が分かっていても、ついつい見てしまう」「手が止まっちゃうから、何度も見れない」くらいのおもしろさです!間違いない!
簡単に説明すると、《昼は知る人ぞ知る人気のククス屋「姉貴麺屋」の従業員、夜は特別な力で悪霊と戦う「カウンター」たちの活躍劇》です。ククスは、韓国語で手切り麺のこと。
そこで出てくる料理が、なんだかとってもおいしそうです。見た目から考えると、ドラマでみんなが食べてるのは《チャンチククス(ミョルチククス)》なのかな。なかなかレシピが見つからなかったので、図書館で検索してみました。
作り方
材料(2〜3人分)
- スープ 4カップ
- A 塩 大さじ1/2
- A 薄口しょうゆ 小さじ1
- A 酒 大さじ1
・そうめん 3束
・細ねぎのみじん切り 大さじ1
・粉唐辛子 小さじ1/2
・白すりごま 小さじ1/2
◎好みのトッピング 韓国のり、錦糸卵、生しいたけのスープ煮など 各適量
作り方
- 鍋にスープを入れ、火にかけ、あたたまったらAで味をつける
- そうめんは熱湯でゆでて、ザルにとり、流水にさらしながら手で洗う。ぬめりがとれたら、ザルにあげて、水をきる。
- 器にそうめんを入れて、スープをそそぎ、ねぎ・ごま・粉唐辛子をのせる。好みのものをトッピングする。
《スープのとりかた》
- 煮干し20gは頭と内臓をとりのぞく
- 鍋に、水2L、だし昆布20g、1.の煮干し、赤唐辛子2本、玉ねぎ1/4個(そのまま)、粒黒こしょう大1/2、(あれば長ねぎの根1本分)を入れて、火にかける。中火で煮立ってきたら、弱火で5分くらい ゆらゆら煮立てる。
- 酒大さじ2を加えて、プツプツと泡が出はじめたら、すぐに火をとめる。
- ザルでこし、冷ましてから容器に入れて冷蔵庫へ。2〜3日保存可能。
夏のおいしさ
そうめんは、なんといってもゆで時間の短さがいいです。圧倒的に短時間。水でさらせば清涼感ある一品に。とはいえ、調理過程は、とても涼しいとは言えません。(むしろ灼熱地獄ですね)
麺とつゆだけ用意するってわけにもいかないので、薬味を刻んだり、サイドメニューを作ったり、なかなか「簡単」にはいきません。自分ひとりなら、耐熱の深皿に麺とつゆと卵+あげたま、時にはキムチなんかを入れて、レンジでチン。簡単で、あたたかくて、おいしいです。チューブタイプのしょうがとか、わさびとか、あると便利です。それから、キムチの素。
なかなか新しいレシピに手が出せないでいますが、具材のはいった麺つゆとか、ミョルチククスとか、今年は試してみたいなって思います!🦋