弟が「観る?」って誘ってくれたので、一緒に観ました。『101匹わんちゃん』の悪役(ヴィラン)・クルエラが主役です。
とてもおもしろかった!
作品紹介
『クルエラ』(原題:Cruella)は、2021年のアメリカ合衆国のコメディ映画。監督はクレイグ・ガレスピー、出演はエマ・ストーンとエマ・トンプソンなど。 ディズニーのアニメ映画『101匹わんちゃん』の悪役クルエラ・デ・ヴィルの若き日の姿を描くオリジナルストーリー。エマ・ストーンがクルエラを演じる。
キャスト
※括弧内は日本語吹替。
- エステラ・ヴォン・ヘルマン / クルエラ・デ・ヴィル: エマ・ストーン(柴咲コウ)
- 男爵夫人: エマ・トンプソン(塩田朋子)
- ジャスパー: ジョエル・フライ(野島裕史)
- ホーレス: ポール・ウォルター・ハウザー(かぬか光明)
- アーティ: ジョン・マクリー(花江夏樹)
- キャサリン: エミリー・ビーチャム(恒松あゆみ)
- ジョン: マーク・ストロング(広瀬彰勇)
- ロジャー: カイヴァン・ノヴァク(英語版)(畠中洋)
- アニータ: カービー・ハウエル=バプティスト(英語版)(村中知)
- ジェラルド: ジェイミー・デメトリウ(英語版)(松本忍)
- ジェフリー: アンドリュー・レオン(川田紳司)
- 12歳のエステラ: ティッパー・ザイフェルト=クリーブランド(佐野仁香)
- 12歳のジャスパー: ジギー・ガードナー(室伏佑哉)
- 12歳のホーレス: ジョセフ・マクドナルド(木村皐誠) (ウィキペディア「クルエラ(映画)」より抜粋)
感 想 (ネタバレもあるかも!)
字幕があったほうが把握しやすいですが(聴力は落ちていないはずだけど、映画とかドラマでたまに聴き取れないことがあるから)、日本語に日本語字幕は頭の処理が追いつかなくて混乱するって弟に言ったら、日本語吹替だけにしてくれました。うん、それならそれで、そのほうが理解しやすいです。
エステラ(クルエラ)の吹替が、柴咲コウさん。すっごく合ってて良かったです。破天荒で、周りを振り回して、女王様で、ときどき弱気で素直。だからか、どうにも憎めない。字幕版も観てみたいな。2021年に(って今年!)公開したばかりなのに、すでに配信で観られるなんて、素敵です。映画館にも、なかなか行けないので……(映画館自体は換気設備もしっかりしているし、基本的には上映中におしゃべりしないし、マスクしているので、他の混雑した場所よりはよほど安全だと思います。けど、商業施設に入っていることが多いので、映画館にたどり着くまでが【密】なんですよね……………)
話自体は、わかりやすくて、ジェットコースターのように起伏に富んでいて、あと味は爽快です!
エステラの相棒の犬が、すごく可愛かったです。忠実で健気で、とても賢い。仲間の相棒な黒いチワワも、変装したり、着ぐるみで変身したり、大活躍でした。
ジャスパーとホーレスも、いい奴らです。「家族」ってカードに弱い。エステラに振り回されながらも、彼女を心配したり、手伝ってあげたり、いい兄貴分だなって思いました。やってることは窃盗なので犯罪ではあるはずなのですが、手際が良すぎるのと、3人に後ろめたさや罪悪感がないことと、それによって死傷するひとがいないってところで、とても楽しいです。うまく“仕事”を運ぶために、その場に溶け込めるような制服やドレスを仕立てて、着て、仕立てて、着て……
それだけで終わってしまってはもったいないと、ジャスパーがエステラにリバティ百貨店での仕事をプレゼントします。(こっそり採用の箱にエステラの履歴書を混ぜておいた)(けっこう盛ってるやつを)
服を仕立てて、着てってところが、すごくワクワクしました。お裁縫、好きだな。自分のイメージを形にできるって良いですね。パタンナーさんとか、すごいと思います。立体を平面にしたり、平面から立体をうみだしたり、どういう思考をしたらできるようになるんだろう……?
そうそう。この映画のクルエラは、別に犬の毛皮に執着があるようではないので、そこは安心してもらえると思います。わたしは、そこが気がかりで、ずっとドキドキしてました。
あれ?生きてた……(←とある場面での感想)
そんな感じで、興味のあるかたは観てみてね♪
ちょっとした追記。エステラ(クルエラ)が語る悲しみの5段階→否認、怒り、取引、抑鬱、そして需要、加えて復讐
……なるほど…? それによって、自分の足をすくわれることがなければ、好きにしたら良いんじゃないかなって思いました。
イイコである必要なんて、ないですよ。🦋