ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『2020年 五月の恋』

 こんにちは。お疲れさまです。

 なんとなくNetflixで見かけて気になっていました。吉田羊さんは大好きな女優さんですし、大泉洋さんも気になります。

 2020年っていうと、2年前ですか………

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(TV LIFE web「吉田羊×大泉洋「2020年 五月の恋」特別編がWOWOW無料放送 2020年06月09日」記事より引用)

作品紹介

『2020年 五月の恋』(にせんにじゅうねん ごがつのこい)は、WOWOW制作により、YouTubeWOWOWオフィシャルチャンネルおよびWOWOWメンバーズオンデマンドにて2020年5月28日から5月31日まで21時から無料配信、WOWOWプライムにて6月2日から6月5日まで23時45分から翌0時に無料放送された日本のテレビドラマ。全4話。リモートワークにて制作された、コロナ禍の中で間違い電話をきっかけに離婚以来4年ぶりに連絡をとることとなった元夫婦の交流を描いたショートドラマ。岡田惠和脚本、松永大司監督。吉田羊と大泉洋のダブル主演。「東京ドラマアウォード2020 単発ドラマ部門 優秀賞」受賞。

全4話に未公開映像を加えて1本化した「特別版」が、WOWOWプライムにて7月5日の13時から14時に無料放送された。

登場人物

  • ユキコ 演 - 吉田羊 大手スーパーマーケット勤務。都心店舗の売り場責任者。モトオの元妻で、バツイチの独身。
  • モトオ 演 - 大泉洋 中堅設計会社勤務。営業マン。ユキコの元夫で、バツイチの独身。

スタッフ

(ウィキペディア「2020年 五月の恋」より抜粋)

感 想 (ネタバレというか、なんというか……)

 おもしろかったです!

 1話あたりが短いので、サクッと観ることができます。なにを観ようかなって思ったときに、迷っているくらいなら……と観始めましたが、すごく良かった!

 まだ感染症が流行し始めたばかりの頃で、今のようにワクチンや対応方法が確立されていなかったときに、その時点で「出来得る限り最大限の対策」をしたうえで、「今しか出来ないこと」を「こういう時期だからこそのエンターテインメント」を提供してくれるって、すごく素敵だなって思いました。フットワークの軽いひとたちだなって。

 それに、2年が経過しているけれど、残念ながら全然古くない。(当然?それとも、意外?) いまだ感染症の脅威は去らず……。ただ、ウイルスが変異を重ねている一方で人間側のノウハウも蓄積されてきました。ワクチンが開発され、有効な抗ウイルス薬が採用されています。

 とはいえ、基本的な感染対策は変わりません。

 1話目のユキコ(吉田羊)さんのセリフが、すごく共感できました。そういう意味で言ったんじゃないってことは分かるけど、もやもやする感じ。(じゃあ、どういう意味なの?) 非常時って、良くも悪くも本質があぶり出される……みたいなところ、ありますね。それって、どういうこと?わたしは大丈夫なの?家に家族がいないから?わたし自身は心配じゃないの?(んなわけあるか!)って感じだったと思うのですが、うろ覚えです。悪気なく口にすることが、悪意を持って言うより尚悪いってこと……ありますよね。

 あと、2話目か3話目のユキコさんが医療関係者にお弁当を差し入れに行った話も楽しかったです。ソルジャーだったって。本当ですよ。お互いに大変ですね、がんばりましょう!って。

 みんなが闘ってるって。それぞれの場所で。

 この時代に、ちゃんと日常をまっとうしているって、それこそが大事なことだと思います。

 

 そんなこんなで、ユキコさんとモトオ(大泉洋)さんのやりとりがおもしろかったです。モトオさんは、漢字で元夫らしい。なんで別れたのか分からないくらい息がピッタリで、良いなぁって思いました。

 モトオ「絶望とは愚か者の選択である」ユキコ「え?良いね。誰の言葉?」モトオ「パタリロ

 てっきり「オレ」って言うのかと……。そっか。パタリロですか。友だちのMちゃんが好きだったので、わたしも文庫の何冊かは持っています*1。また読んでみたいなって思いました。

 

 後味もすごく良くて、ユキコさんが最初「運命なんてない偶然」って言ってたのに、運命を信じたくなるような終わりかたで良いなぁって思います。笑顔で大団円。そして、そこから先につながっていく感じ。

 興味を持たれたかたは、是非!

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

*1:ミステリーの巻と大江戸の話とバンコラン特集……だったかな