안녕하세요
『39歳』でミジョを演じたソン・イェジンさんが主演されている………ということで観てみました。母は彼女がお気に入り。(わたしは、1話しか観ていませんがドラマの『愛の不時着』のヒロインだそうです。言われてみれば!) 合う・合わないで言ったら、合わなかった。(笑………でも、素直な気持ちです)
とはいえ、誰かにとっては最高かもしれないので、少しでも興味を持たれたなら是非!まだ観ていないよってかたは、ここで出会えたのも何かの縁かもしれませんから………ね!
作品紹介
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』(よくおごってくれるきれいなおねえさん、朝: 밥 잘 사주는 예쁜 누나*1 )は、韓国JTBCにて2018年3月30日から5月19日まで放送されたテレビドラマ。全16話。
- 脚本 キム・ウン
- 監督 アン・パンソク
- 演出 アン・パンソク
- 制作 JTBC
キャスト
- ユン・ジナ:ソン・イェジン
- ソ・ジュニ:チョン・ヘイン
- ソ・ギョンソン(ソ・ジュニの姉):チャン・ソヨン
- ユン・スンホ(ユン・ジナの弟):ウィ・ハジュン
- イ・ギュミン(ユン・ジナの元彼氏):オ・リュン
- キム・ミヨン(ユン・ジナの母):キル・ヘヨン
- ユン・サンギ(ユン・ジナの父):オ・マンソク
(ウィキペディア「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」より抜粋)
感 想 (ネタバレも?!)
最初から最後まで観ても、今ひとつスッキリしない展開で、なんというか………「うん。あなたたちがそれでいいなら、いいと思うよ。」って感じです。こちらの気持ちは置き去り。でも、それこそがリアリティと言われてしまえば、たしかにそうだろうなって思います。(ドラマにリアリティは、そこまで追求していませんが………)
セクハラ無理。パワハラ無理。ツライ。
「なにするんですか!ぶっ○しますよ、あぁ?」くらいの強さがほしい。ユン・ジナ……弱い。ソン・イェジンなのに………*2
親友であるギョンソン(チャン・ソヨン*3 )の弟 ジュニ(チョン・ヘイン)と三年ぶりに出会って、一緒にごはんを食べたり、楽しい時間を過ごすうちに互いに惹かれていく………良いと思います。恋愛パートは、すごく楽しい。ジュニのおかげで自己肯定感を高めることができ、自分のことを大切にしようと思えるようになったジナは、セクハラを我慢しないようになります。とはいえ、全面戦争するわけでなく、うまく回避するようになる。(賢い!)
でも、いいことばかりかと思いきや、まずはギョンソンにふたりがつきあっていることがバレます。隠すつもりはなかったけれど、問題を先送りしていた感は否めない。そして、なんだかんだ解決した……かと思いきや、ジナ弟に告白し、ジナ父にはバレ、ジナ母の知るところに………
発狂する母……………
子どものため、子どものためと言いながら、結局は自分のためではないのでしょうか? だいたい親の言う「いいこ」っていうのは、親にとって都合の良い子ってことですよ。(暴言)
ギョンソンとジュニのことを我が子同然に思っていると言った同じ口で、娘の結婚相手には相応しくないとか、どういう了見ですか?!姉弟だから反対って一点で押し通すなら、まだ分かるけど。本音と建前くらい使い分けましょうよ。外面って大事です。他人にとっても、家族である娘にとっても。
そんな母親に振り回され続けるふたりが不憫。というか、ジュニが可哀想です。最初のうちは、年下男子とかピンとこないな………なんて思っていましたが、ドラマを観ているうちに、だんだん可愛く思えてきました。恋愛対象というよりは、完全にギョンソン目線。弟のしあわせを誰よりも願っているのは、おねえちゃんなんだからね!
うちの弟を悲しませるとは………ジナ……… 貴様…親友といえども許せん………(憤怒!)(高い共感力)
なんだかんだ、わたしも姉なので✨*4
職場のセクハラ問題は、被害者が一枚岩になることができず、そのため加害者に処罰が加えられるまで追及することができませんでした。セクハラされる女性側にも問題がある………(゚Д゚)ハァ?
そして、矢面に立たされていたジナは、これまで携わったことのない物流センターの課長職へ栄転します。(これまで物流センターに課長職なんてなかったのに?)(事実上の左遷………)
ジナとジュニは、結局のところジナ母の精神安定のために………というより、ぶつかりあうことに疲れ果てたことで、別れることを選択します。(この辺りの展開がすっごく早いです)(もしかしたら、存分にあったであろう未練も執着もドラマでは描かれることなく、気づけば数年が経過している………) そして、スンホ(ジナ弟)の結婚式で再会します。そのときには、ジナには恋人がいて、ジュニはひとりです。つきあったひとはいたけれど、長く続かなかったと。(本気でジナを愛していたからこそ、別れてしばらくは荒れたらしいのに切り替え早いな!)
最終話の展開が目まぐるしいです。
ジナは退職し、友だちが済州島で営むカフェで働くことにします。実家から離れて、ひとり暮らしをしていた住まいを引き払い、引っ越します。「お母さんとは気が合わないから、一緒には暮らさないほうが良いと思う」「電話するね」
遠くへ行ってしまうとなって、母も寂しくなったのでしょうか。初めて歩み寄ろうとする意志が見えたり、見えなかったりします。(「でも、母は悪くないもん。本当のこと言っただけだもん。なんで、そんなに怒るの?分かんない!」って、そんな気持ちが伝わってきそう………)(いや。でも、検索したらソウルから済州島まで452km、飛行時間40〜60分で、そんなに遠くない………)
ジナを諦めきれなかったジュニが、彼女の住まいを訪れると、すでに引っ越したあとで………知り合いに電話をかけて、ジナの行方を探します。(最終話に出てきたジナの彼氏(新)の俳優さんを知りたくて検索していたら、(結局は見つからなかったんですが)、新婚旅行中のジナ弟に電話をして、引越し先を教えてもらったって記事があって、そうなの?ってなりました。わたしは、てっきり元同僚で済州島のカフェ店主な彼女が、ジュニから連絡を受けて、教えてあげたのだとばかり思っていました………) 読解力………_(:3」∠)_
最終的には元鞘。良かったね!(良かったの?) なにひとつ解決していないように思えるのですが、ふたりの気持ちさえブレなければ、この先もどうにかなっていく………ということ???
まぁ、ジュニがしあわせなら良いですけど。
自分では如何ともしがたいことで、ほしいものが手に入らないって悲しいです。そんなわけで、全体としては、ギョンソンの次くらいには、ジュニに共感するところが多かったかもしれません。惚れた弱みと言いますか、なんだかんだジナには勝てないって思わせられるの、すごくよく分かる。彼女には、思いわずらうことなく、楽しく過ごしてほしい。しあわせでいてほしい。
ということで、当事者目線でハラハラドキドキするよりも、ひたすら姉目線で見守り続けるようなドラマでした。そっけなくしているようで、隠しきれない嬉しさというか、ついつい口角が上がってしまうところが可愛いです!ジュニ!
OSTに英語歌詞の洋楽が使われていて、耳に残ります*5。でも、なんとなく、そのせいでロマンティックではあるけれど、間延びした印象が否めませんでした。スロー。いいけど。(ストレスフルな全16話は長すぎました………)
ふたりが仲良くしている場面だけ、延々と観続けていたかったです。雑音は要らない。って、塩評価だったわりに長々と語ってしまいましたね。興味を持たれたかたは、是非!
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓
☆☆☆ 毎日お疲れさまです。あなたが笑顔で過ごせる日々でありますように!☆☆☆