ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『最果てリストランテ』

 こんにちは。

 ドラマを観ながら、本を読んで、映画を観ている今日この頃です。ドラマをシーズンで観ているだけだと、集中力が続かないせいか、観るのが遅いのか、なかなかブログが回っていかないので。

 そんなこんなで、久しぶりに映画を観ました。2時間ないのが良いですね………🐥✨

作品紹介

最果てリストランテ

G 2019年 ‧ ドラマ ‧ 1時間 31分

概要 フォトシネマ朗読劇というスタイルでヒットした同名舞台を主要キャストを再び起用して映画化。主演はMYNAMEのジュンQと「真田十勇士」の村井良大。監督は「RONIN POP」「パーティは銭湯からはじまる」の松田圭太。そこは、人生でたった1度しか訪れることのできない、最後の晩餐をとるためのレストラン。

  • 初公開: 2019年5月18日
  • 監督: 松田圭太
  • 映画脚本: 松田圭太、 嶋田豪
  • プロデューサー: 嶋田豪、 舟橋清美、 ヒデキ・ヨシミ、 ダイゴ・タヤマ
(「Google」 検索結果より抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 三途の川を渡る前に、もうこの世にはいない、すでに死んでしまった誰かと、最期のひとときを過ごすことのできるレストラン。メニューを決めることはできず、ただ誰と食べたいか、ひとりだけ選ぶことができます。先に亡くなってしまった妻、持病で亡くなった妹、コンビ解散前に病気で急死した相方、優しい母親、意識のないまま此岸と彼岸を彷徨う彼………誰と食べるかが決まると、自然とメニューも決まります。

 「三途の川」だったり「最期の晩餐」だったりと「仏教なのかキリスト教なのかハッキリしないな!」とツッコミを入れたガラの悪いお兄さんがいました。なるほど。考えてみれば、たしかに。

 それに対する回答は、あくまで便宜上の呼びかたです。三途の川でなく、天国への階段でも良いですが、ひとによってはもしかしたら行き先は天国ではないかもしれない………(指先で階段をくだるジェスチャーをしていて、ちょっとおもしろかったです。機嫌の悪そうな兄さんは怒るし……)

 

 レストランのホールを担当している岬(村井良大さん)の声が好きだなって思いました。いや、違うかな。声も好き。お顔も素敵。

 ハンさん(ジュンQ)の料理を作る手際が良いです。刻んだり、炒めたり、煮たり、といった音も良いです。すごくおいしそう!

 冷麺、おむすびの入ったお弁当、餃子、鍋、〆のラーメン、しょうが焼き。冷麺が食べたいです。それから、しょうが焼き。たまごにくぐらせて食べるのが、ちょっとすき焼きみたいでした。きっとおいしい!

 

 レストランのドアを開けたときは白黒で、話が進むにつれてカラーになっていきます。そこにたどり着いたお客さんの心模様を反映しているのかなって思いました。(どうなんだろう?)

 もとは朗読劇とのことですが、短い話が繋がって、ひとつの作品になっていて、あっという間でした。途中で展開がダレることもなく、集中力がちゃんと続く………。ずっと謎だったハンさんと岬についても、少しだけ明らかになります。彼らは、きっと、どちらにもいないひと。そして、どちらにもいるひと、なのでしょうね。

人生に解決法などない。あるのはただ前進していく力だけであり、その力は創り出さなければならない。それさえあれば、解決法は後からついてくるものさ

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆