안녕하세요
アンニョンハセヨ~ (こんにちは)*1
楽しみにしていた映画が公開されました。体調を崩してしまって*2心配していましたが、劇場で上映している間に復活できて良かったです!わぁい!わぁい!
最高だったので、迷っているかたは是非!
作品紹介
『カラオケ行こ!』(カラオケいこ)は、和山やまによる日本の漫画作品。
映画
- 公開∶2024年1月12日
キャスト
- 成田狂児:綾野剛
- 岡聡実:齋藤潤
- 祭林組 組長:北村一輝
- 森本もも(合唱部副顧問):芳根京子
- 小林:橋本じゅん
- 唐田:やべきょうすけ
- 銀次:吉永秀平
- 尾形:チャンス大城
- 峯:RED RICE(湘南乃風)
- 松原:岡部ひろき
- 中川:八木美樹
- 和田:後聖人
- 岡優子:坂井真紀
- 岡晴実:宮崎吐夢
- 和子:ヒコロヒー
- 田中正:加藤雅也(友情出演)
- 井澤徹、米村亮太朗
スタッフ
- 原作 - 和山やま『カラオケ行こ!』(KADOKAWA「ビームコミックス」刊)
- 監督 - 山下敦弘
- 脚本 - 野木亜紀子
- 音楽 - 世武裕子
- 主題歌 - Little Glee Monster「紅」(Sony Music Labels)
- 配給 - KADOKAWA
(ウィキペディア「カラオケ行こ!」より抜粋)
感 想 (ネタバレも?!)
ネタバレ………も何も……ない……ですよね?
原作ありきの作品ですし。ね。
でも、気になるかたは先に劇場でご覧ください。というか、先に原作を読んでみてください。どういう作品なのか、ひと言で説明するのは難しいですが………おもしろいです!
映画は映画で最高でした!
実写映画化の大正解といった感じ。
脚本∶野木亜紀子さんの期待と安定と安心感ときたら………間違いないです!彼女は絶対に裏切らない。原作へのリスペクトがあって、それでいて変な意味での自己主張は強くなくて、上手に仕事をしていかれるイメージがあります。チームで動けるタイプ。納期に遅れなさそう*3。
この作品に限らず、やはり小説や漫画を映像化するときは、原作を大事にしてくれる制作陣に巡り会えるかが肝だと思います。お互いにリスペクトしあえる関係性。原作は原作、映像作品は映像作品の良さがあるはずです。
そして、原作者さんが映像化に満足してくれていると、読者としては非常に安心します。観客の反応よりも、作品の創世神である作者さんをこそ制作陣は守ってあげてほしい………*4 クリエイターは繊細なんですから。知りませんけど。
閑話休題。
最高でした!すごく楽しかった!
映画化の話を知ったときに、脚本家さんの名前を見て狂喜乱舞しつつ、狂児さんが綾野剛さんなことには………ん?!と思ってしまったのですが、すごく狂児でした。人好きのする笑顔、ひとたらしな性格、表情を変えずフラットなテンションで暴力をふるえるところ、中学生にキレられても逆ギレしたりせずに(むしろおもしろがって)いるオトナな雰囲気、それでいて何処かで野垂れ死んでいそうな危うさもある。それから、オーディションで選ばれたという聡実くんがすごく聡実くんでした!すごく良かった!そして、祭林組の組長は爆イケ。原作のイメージ以上に顔が良い!
そんなこんなで大満足だったので、観終わってから何度も反芻しつつ、パンフレットやグッズを買えば良かったな………などと思っています。いつもはパンフレットを買わないので、そもそも思いつきませんでした。(在庫があったかは分かりません) ネットで買えるかと思ったら、高額転売と思しき値段がつけられていたので、あっさり諦め………シナリオブックをポチっと。(それも今は入荷待ち………)
興味を持たれたかたは、是非!
「紅」ってカッコイイ曲ですけど、御本家以外が歌うとなると途端にネタになってしまうような気がします。一般的な成人男性が歌うには難易度が高すぎるというか………なんというか……
そんな楽曲を終始裏声で気持ち悪く歌える狂児さんもとい綾野剛さんはスゴイです。あぁ、こういうことか………と納得しました。裏声。
普通に歌えば上手だしセンスもあるのに、やたらと「紅」にこだわる狂児さんがおもしろすぎます。間に挟まないとやってられないんです?
英語の歌詞部分を今までよく分かっていなかったのですが、聡実くんが訳しているのを聞いて、すごく良いなぁって思いました。「ピカピカや」
あとは、初っ端の雨に濡れた狂児さんと背中に透けて見える刺青がツボです。それから、聡実くん(父)の傘のセンス。お花畑なももちゃん先生。
中学生な和田。それから、大人びている中川さん。映画オリジナル設定の「映画を見る部」とか、聡実くんの学校生活が垣間見えるとこも良かったです。それから、危険地帯に足を踏み入れることになったきっかけも。映画の聡実くんのほうが、危機回避能力があります。たぶん。
「わーホントだ。こんなところにカワイイ仔犬ちゃんが………*5」って言いながら、狂児さんが聡実くんの襟をちょっと触って、振り向きざまに手にしたカバンをコカイン星人の脳天に振り下ろすとこも好きです。漫画だと「めっちゃごめん😟」ってセリフがあって、顔文字つきなのがカワイイ。
あとは蛇足なので片づけておきますね。読んでいただけると、うれしいです!🐍...*6
モノローグが多い原作を、ほとんどモノローグなしで俳優陣の演技力と演出で魅せていて、もうすべてが最高だァーーーッ!!
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓
☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆
*1:ちなみに韓国語で「カラオケ行こ!」は「노래방 가자!(ノレバン カジャ)」です✨🐥🎤
*2:婉曲表現
*3:後半は、ほとんど妄想ですが……🐥💦
*4:たまたまネットニュースでなにか見た…_(:3」∠)_
*5:セリフはうろ覚えですが…🐥💦
*6:漫画のほうの和田は冷めているというか大人びているというか、そんなにぶつかってこない感じがありました。映画の和田は、聡実くんに憧れていて、尊敬してもいて、大好きなんだろうな。中1って感じ。ぴよぴよしていてカワイイです。潔癖というか。小学生というか。それに、漫画のほうは、高校の卒業文集に聡実くんが中学生のときの想い出として書いたという体なので彼自身のモノローグが多いですが、聡実くんが最後の合唱祭をばっくれた後どうなったのか………なんかは描かれていません。映画では、部活の仲間との関係も悪くなったりはしていなくて、みんなで卒業写真を撮ったり、ちゃんと彼の居場所があって良かったなって思いました。こんな感じかな。