ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

「『カラオケ行こ!』シナリオブック」

 안녕하세요

 アンニョンハセヨ~ (こんにちは)

 在庫がなかったので、半分は諦めながらAmazonで注文していた本が!届きました!

 わぁい!わぁい!

 今日はいい日だ……………*1

  • タイトル:映画『カラオケ行こ!』シナリオブック
  • 発行年月日:2023月12月12日 初版初刷発行
  • 脚本:野木亜紀子
  • 原作:和山やま
  • 発行所:株式会社 KADOKAWA

(「『カラオケ行こ!』シナリオブック」奥付より抜粋)

感 想 (ネタバレ………?)

 ネタバレとは……………?

 映画を観ているので、場面場面を思い浮かべながら、サクッと読み終えました。シナリオブックって、これまでそんなに読んだことはないのですが、すごくあっさり書かれているのですね。(シナリオブックの体に整えてあるのかな。台本とは、また少し違うのでしょうね………)

 すごくおもしろかったです!

 巻末に野木亜紀子さんへのインタビューと、脚本家・野木亜紀子さんと原作者・和山やまさんがお互いに3つの質問を送りあって、それに答えるというコーナーがあって、それも大変良かったです。興味を持たれたかたは、是非!

 

 それにしても、印象的な冒頭の雨のシーン。原作には「蒸し暑く息苦しかった」とト書きであるだけでした。場面が変わって、カラオケ店では降ってますけど………

 カバーイラストの場面をやりたくて、そのために一連のエピソードができたということで、もう本当に良さしかない!大好きです!

 原作にない場面や設定もあるけれど、原作のニュアンスや空気感は損なっていない絶妙なさじ加減です。聡実くんの両親の間のお互いへの愛を感じるエピソードとか。女子部員同士のやりとりとか。「中川(副部長)なにしてんの」「子守り」「えらいなー」「産んでからでええわ」

 おもしろ、いとおしい。

 ファンタジーとリアルを緩やかに結びつけるというか。もともと原作を愛しているひとが脚本を手がけてくれるだなんて、本当にしあわせな作品なんだなって思いました。そういう意味でも良かった。

 

 最後に、印象に残った言葉を残しておきます。和山さんから野木さんへの質問で「脚本を書くうえで、野木さんが一番重視していること、気をつけていることは何ですか?」

フィクションとして面白く、そのなかにひとかけらでも真実があることです。

 大好きです!

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また、お会いしましょう!또 뵙겠습니다! (ト ベㇷ゚ケッスㇺニダ)

☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆

*1:検索したら、元ネタは小説家の北原尚彦先生らしい………知らなかった!ツイッター(現X)のミームだと思ってました…💓🐦