ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

「嘘つきなレディ 五月祭の求婚」

 안녕하세요

 アンニョンハセヨ~ (こんにちは)

 前から少しずつ読み進めていました。途中でそのままになっていたのですが、ピアノの周りを片づけて見つけたので、再び………

 表紙の感じがオシャレです。切り絵みたいで。ところどころに色が控えめに入っているところもステキ!イラストレーションは、田口奈津子さん。検索したら「消しゴムはんこ」と出てきました。なるほど。切り絵じゃないんですね。

  • タイトル:嘘つきなレディ 五月祭の求婚
  • 発行年月日:2023年5月25日 第1刷
  • 著者:白川 紺子
  • 発行所:株式会社 集英社

(「嘘つきなレディ」奥付より抜粋

感 想 (ネタバレも?!)

 やっぱり移動中に読むのが1番はかどる気がします。ピアノレッスンに向かう列車内で読んでいましたが、読みやすさもあってか3分の1くらい進めることができました。おもしろい!

 うっかりネタバレしてしまうのは申し訳ないので、少しスペースをあけておきます。興味を持たれたかたは、是非!

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 蝶々が苦手なかたには、ごめんなさい。

 でも、内容に少し関係あるので飛ばしてみました。本当は黒揚羽です。

  

 映像が思い浮かぶような、アニメーション的というか、正統なファンタジーといった感じで、展開にストレスを感じることもありませんでした。主人公たちに危機的な状況は訪れるけれど、本当にあくどいキャラクターはいないので、安心していられます。悪役は、主要人物との関係性もあってか、悪趣味ではあるけれど、人間性に信頼を置ける感じで、(それはわたしの勝手な印象かもしれませんが)、正直、主人公たちが死ぬかもしれないとは微塵も思いませんでした。

 主人公のメアリは素直で可愛らしく、誰からも愛される性格ですが、出自の後ろめたさもあって、周りからの愛情を素直に受けとめられずにいます。優しい母、留守がちな父、彼女のお転婆を手伝ってくれる家庭教師、ツンデレな友人、うっかり秘密がバレてしまった伯爵・ジョシュア、その友人の令嬢(?)。

 ミステリーで、ファンタジーで、ロマンス。色鮮やかなドレスや風景、室内装飾も見どころです。たぶん。

 

 終幕は、あっさりしています。でも、「良かったね」で終われる話で良かったなって思いました。続編が出ても、出なくても、良い終わりかたですが、また別の作品で彼らに会いたいような気もします。(アニメ化すると良いのではないかしら………)

  

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また、お会いしましょう!또 뵙겠습니다! (ト ベㇷ゚ケッスㇺニダ)

☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆