ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『さんかく窓の外側は夜』

 父と一緒に観ようかと思った映画。ホラー作品です✨

 今月初めあたりから、Netflixで配信中。

作品紹介

『さんかく窓の外側は夜』(さんかくまどのそとがわはよる)は、ヤマシタトモコによる日本の漫画作品。

霊が見える書店員と除霊師が心霊探偵コンビを組んで、除霊や連続殺人事件の謎を追うミステリー・ホラー漫画。

実写映画

上映時間 102分

キャスト 

  • 冷川理人 演 - 岡田将生 警察の未解決事件などにも力を貸す有能な除霊師。
  • 三角康介 演 - 志尊淳 書店店員。霊が見える能力を勤務中に冷川に見出されて、彼の助手となった。幼い頃から母と2人暮らし。幼い頃は、霊が見える能力が原因でいじめられていた。
  • 非浦英莉可 演 - 平手友梨奈 高校生。父親の指示で「呪い師」をしている。母親とは数年前に死別している。
  • 非浦松男 演 -マキタスポーツ 英莉可の父親。「先生」に傾倒している。
  • 逆木一臣 演 - 新納慎也 英莉可の付き人。
  • 三角則子 演 - 和久井映見 三角康介の母。
  • 石黒哲哉 演 - 筒井道隆
  • 半澤日路輝 演 - 滝藤賢一 三角に事件の捜査を依頼している刑事。霊の話を全く信じていないが、それが逆に強みとなっている。
  • 半澤冴子 演 - 桜井ユキ 半澤日路輝の妻。
  • 石井慶子 演 - 北川景子 弁護士。
  • 緊急病院医師 演 ‐ 加賀成一 病院の医師。

スタッフ 

  • 原作:ヤマシタトモコ『さんかく窓の外側は夜』(リブレ刊)
  • 監督:森ガキ侑大
  • 脚本:相沢友子
  • 音楽:山口由馬
  • オープニング主題歌:ずっと真夜中でいいのに。「過眠」(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC
  • 主題歌:ずっと真夜中でいいのに。「暗く黒く」(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)[27]
  • 製作:渡辺ミキ、大角正
  • エグゼクティブプロデューサー:大和田宇一、吉田繁暁
  • プロデューサー:藤田大輔、福島大輔、田渕みのり
  • 撮影:近藤哲也
  • 照明:溝口知
  • 美術:松永桂子
  • 録音:猪股正幸
  • VFX:城戸久倫
  • 編集:キルゾ伊東
  • スタイリスト:Babymix
  • 装飾:石上淳一
  • ヘアメイク:澤田梨沙
  • 記録:押田智子
  • 音楽プロデューサー:戸波和義
  • 宣伝プロデューサー:湯浅正美
  • 助監督:根木裕介
  • 製作担当:前場恭平
  • プロダクションマネージャー:小松次郎
  • ラインプロデューサー:大熊敏之
  • 配給:松竹
  • 製作:「さんかく窓の外側は夜」製作委員会(ワタナベエンターテインメント、松竹、ハピネット、Seed & Flower、Y&N Brothers、リブレ、トーハン、松竹ブロードキャスティング)

(ウィキペディア「さんかく窓の外側は夜」より抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 実写映画化が決まったときに、本屋さんでも展開していた気がします。お試し版を読みました。電子書籍サービスでも無料で読めたり……だから、最初の部分は原作を知っています。

 

 とりあえず、主演ふたりの顔が良いです。イケメン。それから、平手友梨奈さんが女子高生。好き。それから、滝藤賢一さん。好き。主題歌が、ずっと真夜中でいいのに。大好きです。

 タイトルの入りかたと字体がカッコイイ。それから、幽霊の感じもライトで良かったです。やたら、おどろおどろしい感じがしなくて、ホラー感が少なかった。苦手なひとも大丈夫なのではないかな………

 続編に対して色気を出しているのか、少しだけ消化不良な終わりかたでした。場合によってはアリですけど、映画作品として成立させるなら、きちんと尺の中で完結させる必要があるんじゃないのかなって思いました。たしかに、原作は映画のエピソードだけでなく、その先へと続いているはずですけど………そこは、切り取り方次第なのでは……?

 

 あ!ディスってないです。まだ。

 

 時間に制限があるなかで原作通りって難しいと思いますが、構成要素だったり、肝心な部分だったり、押さえるべきポイントってあると思います。それがはまると、順番が入れ替わったり、入れることができなかったエピソードがあったとしても、その作品の骨子が変わることはないのではないでしょうか。(二重否定は、自分でも言ってて分からなくなりそうです)

 

 ………除霊するとき三角の身体を冷川さんの腕が貫通する描写が、後ろから腕を回して抱きかかえるに変わっているのは、そのままだと年齢制限が引き上がるのと、撮影コストがかかるの、どちらなんだろう……などと思ってみたり……(すでにPG12なのに)(両方かな)(……それともバックハグに制作陣の強い思い入れがあるのかな………)

 

 三角くんのバイト先の本屋店長が出てこなかったり、本屋での出会いのエピソードがふたりで完結していたり、本丸(貯金箱)に行き着くまでの除霊エピソードがそんなに数をこなしていなかったり、いろいろです。代わりに、三角くんと冷川さん、それぞれのトラウマ的な過去は丁寧に描かれています。それこそ、何度も出てきます。………トラウマだからかな……?

 冷川さんの過去とか………画面が派手だから、とても映えるけど彼のやらかしたことが、あまり見えてきません。あと、先生って誰?(………いや、分からなくはないですけど、そこまでは辿り着けていない感じ……) やっぱり続編ですか?

 

 続きが気になるのと、原作が完結しているのと(全10巻+1巻)、アニメ化しているみたいなので、どれかで追いかけてみたいと思いました。………もしや、これが狙い通り?!