ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『#居酒屋新幹線』

 こんにちは。お疲れさまです。

 Netflixで見かけて気になっていたので、観てみました!母が帰ってきたけれど、我が家は(一応)アルコール厳禁なので、タブレットを久しぶりに充電したのをいいことに部屋で楽しみました。隠れているわけではないですけど……ね。

 お酒もあても、すっごくおいしそうです!

作品紹介

『#居酒屋新幹線』(いざかやしんかんせん)は、2021年12月15日(14日深夜)から毎日放送制作の「ドラマイズム」枠で8話まで放送されたテレビドラマ。チャンネル銀河では、地上波で放送されなかった9話から12話を含む全12話を完全版として2022年2月5日から2月26日に放送した。主演は眞島秀和

概 要

本作は東北地方への出張をメインとしたエピソード全12話で構成されている。撮影はジェイアール東日本企画の全面協力のもと行われた。特に飲食シーンは、実際に運行している車内で行うことは難しいため、新幹線E5系と同じ内装・備品を模した「動かぬ車両」が置かれている場所で撮影された。なお、一般公開はされておらず、また、撮影等に使用されるのは本作が初めてだという。

あらすじ 

高宮進は損保会社の内部監査室に勤務する会社員である。内部監査人という職務の性質上、他部署から快く思われないこともあり、ストレスも多い。しかも昨今は経費削減のため泊りがけの出張はほぼ無く、日帰り出張を余儀なくされるなか全国を飛び回っている。日々多忙な高宮であるが、ささやかな楽しみを持っている。それは、出張先で見つけたご当地グルメや地酒などを購入して、帰りの新幹線で舌鼓を打つことであった。東京に着くまでの数時間、高宮の座席テーブルはひととき「居酒屋」になる。

キャスト 

主要人物 

  • 高宮進 演 - 眞島秀和 いぶき損保内部監査室に勤務するサラリーマン。仕事柄出張が多いため、妻とふたりの娘とはLINEで日々のコミュニケーションを図っている。出張先で見繕ったご当地グルメと酒を帰京する新幹線車内で堪能することを密かな楽しみにしている。料理をセレクトして提供する「店主」も、それを味わう「客」も自分ひとりであるが、そのシチュエーションを居酒屋に見立てている。東京駅に到着するまでの僅か数時間を充実させるために、ランチョンマット、箸置き、箸、スプーン、グラス、コースター、栓抜きに至るまでテーブルウェア一式を携帯セットにしてバッグに忍ばせている。Twitterに「ススム@出張中」というアカウントを取得しており、『本日は、○○(地名)出張。今宵も居酒屋新幹線、開店です。#居酒屋新幹線』とお約束の決まり文句と共にテーブルセッティングした様子、味の感想などを投稿している。リプライ(reply)をくれたフォロワーと会話を交わすことも楽しみのひとつになっている。
  • 高宮まり 声 - 星野真里(友情出演)進の妻。進とは大学時代からの交際を経て結婚した。
  • 高宮日菜 声 - 石井心寧 高宮家の長女。13歳。バスケ部に所属している。
  • 高宮咲 声 - 川端夏奈 高宮家の次女。10歳。バレエを習っている。

ゲスト 

  • 第1話  横山しのぶ 演 - 新山千春 青森魚菜センター店員。接客している時は敢えて津軽弁を強調して話し、青森らしさを演出している。
  • 第3話  和屋店主・千石 演 - 大石吾朗 「銘酒 和屋」の店主。取り扱っている酒類の味わいはもとより、その背景も含めて丁寧に商品説明をしてくれた。
  • 第7話  八溝哲也 演 - 水間ロン
  • 第8話  吉良みちこ 演 - 坂井真紀 蕪島浜辺の近くでスナックを営むママ。急遽決まった出張だったため肴の情報がなく困っていた進の様子に声をかけ、半ば強引に八食センターまで案内して次々と仕込みのアドバイスをした。誘惑するかのような思わせぶりな言葉を口にしたため、進は少々戸惑った。
  • 第9話  鴫原京子 演 - 優希美青 いぶき損保福島支店の社員。福島グルメを謙遜しつつも、オススメの肴を次々と勧めた。
  • 第10話  師匠 演 - モロ師岡 数年前に進が出会った初老の男性。進は師匠のやっていた「居酒屋新幹線」を真似、現在に至っている。
  • 第12話  高屋 演 - 田中要次 タクシー運転手。美味しい肴の情報を尋ねた進に、地元ならではの店舗を教えて案内してくれた。

 ※各話エキストラには各地元の劇団員が多く起用されている。

「ススム@出張中」フォロワー 

  • かりそめ部長 演 - 松尾魂(百獣マダム)幅広い知識や蘊蓄をリプライしている。
  • 納豆巻き@低空飛行中 演 - 金澤TKCファクトリー 鉄道ファンで車両などに詳しい。
  • タベルーノ・りーたん 演 - 栗林さみ グルメ情報に精通し、全国に出没している。
  • にともえ 演 - 田中めぐみ 美味しいものに興味津々の女子。

(ウィキペディア「#居酒屋新幹線」より抜粋)

感 想 (ネタバレも???)

 少しずつ進めていたので、思ったより時間がかかってしまいましたが、ようやく完走しました。基本的に1話完結ってところが、気軽に楽しめるかなって思います。タブレットで観たり、両親が祖母の家へ行っている間にリビングで観たり……

 それにしても、居酒屋新幹線とは考えましたね。なかなかありそうでなかったジャンルです。

 ほとんどが主人公のモノローグで、おいしいものを食べる話といえば孤独のグルメ』『忘却のサチコ』が思い浮かびます。どちらも漫画原作で、おいしいものが出てくるところは共通していますが、話の筋は全然違って、どちらもとてもおもしろいです!話がシンプルで分かりやすく、変な違和感がないところが良いなって。最初は、忘れるために食べるってどうなのって思いましたが、そのうち気にならなくなりました。おいしいものは、辛いことを忘れさせてくれますよね。

 という成功例がすでにあるわけで、そうすると差別化が難しいのかもしれません。でも、企画ありきの話なのかなって感じがしました。わたしが「妻と子を持つ、出張の多いサラリーマン」ではないから、そう思うのかもしれません。遠回しに批判するつもりはないのですが……違和感というか、不思議だなって。差別化をはかっているのかもしれませんが、そのせいで説明が不要なはずの部分に説明が必要な感じになっているような気がします。これが単身者であれば違和感がなく、実家暮らしの独身者であっても不思議ではないですが……なんで、その設定にしたんだろう?(……差別化?)(たしか孤独のグルメ井之頭五郎さんは一人暮らし、サチコさんも今はシングルのはずですが……)

 新幹線は早いですし、高宮(眞島秀和)さんの居酒屋新幹線も、いつも大体2時間前後くらいですから、家に帰ってからゆっくり晩酌すれば良いのではないかなって思うんですよね。家だと、ひとりの時間が持てないってことですか?新幹線のなかが、オトナの隠れ家的な居酒屋ってことでしょうか?

 電車のなかで飲酒ってどうなのかな?*1って思いますが、高宮さんの居酒屋新幹線が成立しているのは「自己完結している」「周りを汚さない」「節度のある飲酒量」だと思います。周りに絡んだりしないこと。酔っ払ったからと言って近くの乗客に絡みに行くなんて論外ですよね。食べ終わったら、ゴミを綺麗にまとめて散らかさない。何気ないようですが、そのあたりが描かれているところは好印象です。それから、飲みすぎて吐いたりしないこと。自分の適正量は把握しておきましょう。オトナなら。

 とはいえ、今の御時世では、なかなか難しいのではないでしょうか。………楽しそうだなって思いますけどね!

 そんなわけで、わたしの引っかかりは吐き出したので、素直に(……素直に?)感想を書いていこうと思います!

 

第1話 

 家族ラインでやりとりしているあたり、最近の作品って感じがしますね。距離とか関係なく写真を撮ってきてほしいって、ムチャブリ家族ですか!

 「居酒屋新幹線 開店です」スポットライトの演出!笑

 なんだかんだ楽しんでいそうで何よりです。次女、イイコ!

第2話

 晩ごはんは適当にすませるから用意しなくていいよって、ちゃんとラインしていて素敵です。支倉焼は家族へのおみやげになったのか、職場へのおみやげになったのか……

第3話

 ジェラートは「子どもたちのおみやげにも買って正解だったな」って。おみやげに言及していて、ちょっと安心しました。

 ちゃんとラインに返信していて良い。

 妻のことを思い出しているあたり良いです。

第4話

 宇都宮餃子

 エアコンの設定温度で妻とケンカ。妻28℃、オレ26℃ この2℃の温度差で、オレたち夫婦は永遠に分かり合えないのだろうか……(うろ覚え) みたいなことを深刻に考えているけれど、その解決策は明らかでは……*2

 もっちり皮の餃子おいしそうです!

 クラフトビール「餃子浪漫」名前が良い!天才!

 元祖かぶと揚げ、おいしそう!(鶏肉の唐揚げ)

第5話

 新幹線で酒を飲んでいる人が他にもいた!(でも、缶ビールはアリですね) そういえば、動かない車両で撮影しているはずなのに、社内に他のお客さんがいるあたり、すごく丁寧だなって思います。パソコンで仕事していたり、ツレと呑んでいたり、思い思いに過ごしています。新幹線の車内である(実は違う)……という違和感は全くない。夜だからか外の景色は映らないけれど(暗い)、たまに灯が走ったり、走行音だったりが自然だなって!

 こいフライがおいしそうでした!おにぎりもステキ!

第6話

 お迎えって、なにで行くの?車?それなら飲むのはダメでしょ?(この違和感が最後までつきまといます。シードルに口をつけた段階で「そっか。話の流れ的に思い込んでしまったけれど、今日ではない別の日の話なのかな」って納得しようとしましたけど、結局のところ今日の話じゃないですか!アルコール度数が低ければ良いって話じゃないんですよ?え?世間一般的には、まだアルコールが抜ければOKって認識なんですか?一滴でも呑んだら乗らないってことではなく?それ、他の職種であれば、そういうこともあるかもしれませんけど、公共交通機関のスタンスとしてはダメなやつですよね。脚本家は横幕智裕さん……)

 仙台牛のステーキ丼、つけあわせのA5ランクのコンビーフ

 「優勝!ハイ!優勝!」高宮さんの顔が、しおしおピカチュウみたい。とても良いです。だんだん、この作品の楽しみ方が分かってきたような気がします。

 喜久福!コレ!呪術廻戦のやつ!

第7話

 駅弁発祥の地と呼ばれる宇都宮。今回の居酒屋新幹線は、岩下の新生姜とりめし。コレもステキ!おいしそう!

 やっぱり駅弁ないしは弁当なら、新幹線で広げていても違和感がない。冷めてもおいしい工夫がされているはずだし、別のお皿に取り分けるって手間も不要だし、違和感がないです。

 燻製した羊羹と古酒の組み合わせも良さそうでした。でも、羊羹って、ひとりで一棹食べきるものではないですよね。家族か職場へのおみやげにしたのかな……(切り分けておいて「みんなで食べてね!」ならともかく、毎回ちょっとだけ食べてあるおみやげのひとになってしまうんじゃ……?この残りものの処遇がいつも気になります。捨てたりはしないだろうけど……残りはスタッフがおいしくいただきました……?)(ウチのパパって、いつもおみやげのお菓子をつまんで帰ってくるよね。おなかすいてるのかな。って感じで家族に認識されてるなら、それはそれで良いと思います*3。)

第8話

 妻とデートを約束していた日に、急遽 出張が入ってしまう。どれだけブラックな会社ですか。監査にひとりで向かわせるし……監査って複数人で実施するものでは?(内容によりますか?)

 それから、ひょんなことから手に入れた虎鯖の棒すし。手に入れにくい貴重なものらしい。それなら、帰りの新幹線では手をつけずに、家に帰ってから妻と一緒に食べたら良いのでは……?

 そんなことを思っていたら、子どもと妻からラインが……「パパありがとう」って。え?なに?なんで?! ちょっと豪勢なディナーへ行って、お会計38,000円。もちろんパパ持ちで。なんだかんだ仲良いですね。あ!コレ、大丈夫なやつって思いました……

第9話

 いぶき損保福島支店の社員・鴫原京子(優希美青)さんが可愛いです。いかにんじんラジウム玉子かつ丼。どれもおいしそう!食べてみたいなって思いました。円盤餃子もステキです! 

第10話

 師匠(モロ師岡)に見覚えが!わたしは知っている!と思ったら、いろんな作品に出ていらっしゃるんですね。仮面ライダーとか。道理で見かけたことがある……はず…… 

 高宮さんが居酒屋新幹線を始めるに至った出会いの話。青森から東京までは、3時間半。それなら分かる気がします。

 師匠のテーブルはスマートですね。食べ切れる量って、大事です。食べものに感動できるのって、素敵だなって思います。高宮さん、師匠のことガン見し過ぎです!快く振る舞ってくれる師匠。これは、お互いに温度差があるとツライやつ。そして、最後にコロリと転がるガラスのおちょこ。旅の記念に師匠がくれたものです。妖精さんじゃなかった……実在していた……運命の出会いですね。(そのうち、どこかで再会することもあるかと思いきや最終回まで出てきませんでしたね……一期一会…)

第11話

 炭水化物!炭水化物!炭水化物!

 瓶ドン、すごくおいしそうでした!ごはんのお供に最高!オンラインでも買えるって、良いなぁ。食べてみたいな。3本セットで4200円のものと4800円のものがあるので、1本あたり1400円か1600円。うん!高い!でも、お店の海鮮丼を自宅でいただけると考えれば妥当なのかな? 分からなくなってきました……

 お財布に余裕があるときに、試してみたいです!

 「瓶ドン」通販情報 – 宮古観光文化交流協会

最終話

 大人のお子様ランチ!良い!

 デザートがプリンとか、うれしいですよね。ワクワクします!上に固めの生クリームとサクランボ!わぁい!

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

*1:しかし「ジェイアール東日本企画の全面協力」……おすみつきなの?

*2:妻にオシャレなブランケットか羽織ものをプレゼントして26℃設定を受け入れてもらうか、自分が薄着になって28℃でも快適に過ごせるように調整するとか……

*3:ウチの父なら、手をつけずに帰ってきて、娘を膝に乗っけて自分は一杯やりながら一緒に食べただろうなって。まぁ、出張なんかは、ほとんどなかったですけど……感動は共有したいひとだから……わたしもそうです…。あぁ、そうか。だからこそのSNS(Twitter)でしょうか?