こんにちは。
夜勤明けに軽く観たかったので、コチラにしました。ホラー………では……ないです！
5分おきに目が見えたり、見えなくなったりするのは、なんだか不便だなって思いました。でも、5分だけだと順応しないものなんですね………(いや、まぁフィクションですけど)
作品紹介
『5min in the Dark』
配信 Mシネマ
TOKYO RABBIT RECORDS プロデュースの短編ドラマ。主演は、アイドルグループ“ぷにぷに”として、９月１１日にデビューしたばかりの星名美雨と、舞台テニスの王子様等でメインキャストを演じた人気 2.5 次元俳優、吉岡佑がタッグを組み、ダブル主演でお届けするラブロマンス。本作の主題歌は星名の所属する、ぷにぷにの「幸せな質問」が起用されている。
©2020 株式会社リリースアップ
- 監督：堂野晶敬
- キャスト：星名美雨、吉岡佑、五十嵐山人、ガッツ
- 2020年/日本/G相当/30分
(株式会社ミカタ・エンタテインメント＞配信・DVD＞ドラマ＞『5min in the Dark』より抜粋)
あらすじ
５分おきに目が見えたり、見えなくなったりする咲（２１）はコンビニの列に並んでいる途中、目が見えなくなってしまう。その時、列の後ろに並んでいた竜司（２８）に助けてもらい、それをきっかけに部屋まで送って貰うことになった。コロナの時代。現実から目を背けたくなるそんな時代の中、恋をした二人は、この日から、毎日を生きたくなった。そんな、二人の幸せな物語。(C)2020 株式会社リリースアップ
感 想 (ネタバレも？！)
ショートフィルムだと思っていたら、コチラもドラマでした。(劇場で公開されることを想定していない作品ということ………？) 30分というのは、長くはないけれど、ショートフィルムとしては特別短いわけでもないです。この作品には、ちょうどいいサイズだと思いました。
なんというか、主演ふたりのぎこちなさが逆に「ふとしたきっかけで出会った男女が恋に落ちる」という設定のリアリティさを強化しているような気がします。それが俳優さんの演技力で、スタッフさんの演出によるものなら、キャスティングの妙ですね✨
少しずつ距離を縮めていく感じが、既視感と言ったらいいのか、観ていてゾワゾワします。傍から見ていると、こんな感じなのかなって。基本は「です」「ます」で気を使って話しているところとか、ふとしたときにタメ口になるところとか。自分自身というか、すぐ隣で繰り広げられているというか、このくだりを知っている。うわぁ！*1
5分おきに見えたり見えなくなったりする設定は置いておいて(ストレス………なるほど。それでいくと、だいたいの疾患は「原因：ストレス」で解決できそうですね！)、1年間も同じ現象で困っているのにタイマーをかける以外の対策を取っていないところにビックリします。せめて、白杖とか……見えているときもあって気分的に使いにくいと言うなら、普通の杖とか傘とか、なにかしらの真っ直ぐに佇んでいられるためのアイテムは必要では………？(唐突に見えなくなると平衡感覚に支障をきたしそうですし……)
それから、唐突に「5分おきに見えなくなる問題」が解決されているところも不思議です。ストレスがなくなったから………？ ラブロマンス的には、王道展開なんです？！
そのあたり、なんか合わないんだな………
原因不明で1年間も症状が続いているなら、たぶん見えない状態に合わせて生活をシフトすると思います。たとえば、カードかスマホ決済にするとか。宅配サービスを使うとか。そして、自分の行動圏内であれば、見えていなくても普通に生活してしまうと思います。見えなくなる時間を測るよりも、カップラーメンをおいしく食べるために3分間のタイマーをかけて、鳴ったら、見えてなかろうが食べ始める。自分自身が把握していようが、なかろうが、時間が経ったら見えなくなって、また時間が経ったら見えるようになるのでしょう？ って、我ながら図太くて強いですね。
コンビニのレジだって、うしろのひとに声をかけてもらったら、前に進んで普通に会計を済ませることができるでしょうし………
誰かの手伝いが必要な状況、舞台設定が必要だったのかもしれませんが、別にそんなとんでも設定にすることもなかったんじゃないかなって思いました。目新しいとは思うけれど、ずっと見えない状態で暮らしているひともいるのだし、少し軽率では………って、いつの間にか悪口になってますね。失礼しました。
それはそうとして、微妙な違和感ともどかしさを無視すれば、最後は「良かったね」で終われるハッピーエンドなので、良かったと思います。
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日！🐥💓
☆☆☆ 毎日お疲れさまです。あなたが笑顔で過ごせる日々でありますように！☆☆☆
*1:なにかを思い出しそうになったらしい…🙈💦
