ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』

 안녕하세요

 アンニョンハセヨ〜 (こんにちは)

 Netflixで配信が始まりましたね。主演が橋本環奈さんで、すごく楽しみにしていました。大きくなった赤ずきんちゃん!分かる!

Netflix赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』

作品紹介

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。
配信開始日:2023年9月14日 107分

キャスト

スタッフ

(映画.com「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」より抜粋)

あらすじ

シンデレラとともに出席したお城の舞踏会で、思わぬ事件に巻き込まれた赤ずきん。12時の鐘が鳴る前に、この謎を解き明かすことはできるのか? (Netflix公式サイトより抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 原作は、青柳碧人さんの同名小説。シリーズ続編に『赤ずきんピノキオ拾って死体と出会う。』もあります。(タイトルが気になる!)

 有名童話のキャラクターが探偵役って、最初から親しみが感じられて良いですね。他の作家さん*1で『アリス殺し』という、みんな大好き「不思議の国のアリス」が出てくる作品があるのですが、そちらも原典を知っているからこその意外性があって、楽しいです。

 

 原作を読んでいないのですが、短く、テンポ良く、すっきりまとまっていて、おもしろかったです。とにかく、赤ずきん役の橋本環奈さんが可愛かった。悪態をついていても、言葉が悪くても、どこかイイコな雰囲気があって、どの瞬間も可愛い。変顔ですら愛らしい。そのうえ、頭の回転が速くて、事件の真相を見極めることができる最高の名探偵です。(助手すら不要………) 王様役の佐藤二朗さんも相変わらず独特の存在感でした。台本があるのか、ないのか、分からない感じ。ほとんどすべてがアドリブなのかと思えるくらい、自然で……………独特なセリフ回し。もはや佐藤二朗節とでも言いたくなるような間合い。でも、そこがおもしろい。「この状況で、よく入ってこれたね?!」「心臓、エレファントなの?」(原作にもあるセリフなのか気になります。確かめたい!) なんだか、もう、橋本環奈さん+佐藤二朗さん=監督∶福田雄一さんって感じがします。(気のせいかもしれません)

 王子様の衣装が、おもしろにならずに自然に似合っている岩田剛典さんもステキでした。犯人が王子様に言ってもらいたがっていたセリフを、ほだされて言ってあげる……なんてことはしない。そこは、ちゃんとしているなって思います。

 あとは、語尾がチュってなるネズミもとい御者のポール(ムロツヨシ)。チーズ大好きで、なんか可愛かったです。

 それから、何故かふたり出てくる魔女もイイ味を出していました。あとから考えてみれば、2人ってところがポイントだったかもしれません。能力に違いがある………(大ヒントですよ?)

 原作を読んでいなくて、映画をこれから観るよってかたは、是非、犯人をあててくださいね!

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆

*1:小林泰三さん。ウィキペディアで2020年にお亡くなりになったことを知りました。寂しい気持ちです………『アリス殺し』の他にも『クララ殺し』『ドロシイ殺し』『ティンカー・ベル殺し』が出版されていて、〈メルヘン殺し〉というシリーズ名だそうです。(知らなかった…) あわせて読んでみたいです。