こんにちは
図書館で見つけたので、うれしくなって借りてしまいました。いつの間に………?!
椹野道流さんは高校生の頃に友だちのMちゃんに勧められてから大好きで、お互いに別のシリーズを買っては貸し借りしていました。BLからファンタジー、ミステリーと幅広い作風なので、どれを読んでもおもしろいです。文章も読みやすい。気に入ったら、自分でも買ってみたり………
この作品は「医者と花屋シリーズ(BL小説)」のスピンオフというか「サイト掲載のブログを改編+書き下ろし短編も収録」されたものです。仲の良い2組の恋人同士の穏やかな日常をちょっぴりおすそ分けしてもらえるようで楽しいです。
コッペパン職人の遥くんのことを知っていたので、もしかしたらシリーズを読んだことがあるのかもしれません。Mちゃんに借りたのかな?
- タイトル:お医者さんとお花屋さんのまいにち交換ノート
- 発行年月日:2022年3月15日 第1刷発行
- 著者:椹野道流
- 発行所:プランタン出版
(「お医者さんとお花屋さんのまいにち交換ノート」奥付より抜粋)
感 想 (ネタバレも?!)
職業柄だからか、理学療法士の深谷さんに共感するところが多かったです。
1月30日(火)
今朝は、受け持ちの患者さんが二人キャンセル。(中略)
見落としていた小さな問題に気づけたり、十分にお話を聞くことができたり。
難しいとは思いつつも、定期的に、患者さんひとりあたりに費やせる時間を増やす機会が持てないか、次のミーティングで提案してみるつもりだ。
忙しいのはありがたいけど、それを言い訳にしちゃってるところがあったなと、反省。
受け持ちの患者さんのリハビリが終了して、「お疲れ様でした!」って送り出すときが、ちょっと寂しくて、でもいちばん嬉しい一瞬だ。 (中略)
とはいえ……今日みたいに、若い患者さんに「先生、またね」って言われたら、「またね」って言って手を振ってしまう。
「いつかどこかの街角で、元気な君にまた会いたいね」という気持ちだよ。
スキップ、昨日、僕も試したらしばらくできなくて、滅茶苦茶焦った。
遥君はすぐにできていた。
しかも、「どうしてできないのさ」って不思議そうに言われて、それはもう凹んだ。
やっぱりその言葉は、患者さんにかけちゃいけない台詞ナンバーワンだな!と、改めて我が身で思い知ったよね……。
………分かる……分かります。(同業者っ)
特に、退院する患者さんに「またね」って言われてしまうの、分かる気がします。いやいや、病院なんて縁がないほうが良いんですよ。もう二度と来てやるものか!くらいがちょうどいい。
でも、せっかく出会えたのに、これっきりでお別れというのは寂しい………という気持ちも分かる気がします。たまに患者さんにつられて「またね」って言ってしまうこともあるけれど、そういうときは「どこかで」とつけ足してみたり………(気にされないかもしれないですけど。わたしは気になってしまうのです。どこかっていうのは、病院以外の場所ならどこでも………)(基本は「お大事になさってください」です✨🐥)
出来ないことよりも出来ることを数えて、自己肯定感を高めていってほしいです。元気だった頃と比べてしまうと、動けなくなった現在が苦しくて、焦りもするでしょうけど、少し前と比べれば確実に前進している。やればやっただけの成果がある。それが、リハビリです。なんてね。
季節ごとにいろんなアレンジのコッペパンが出てくるので、なんだか食べたくなってきました。自家製の苺ジャムと生クリーム、照焼チキンとポテトサラダ、照焼チキンと卵サラダ、焼きそば、かぼちゃサラダとキャロットラペ。揚げパンも素敵。給食の揚げパン、わたしも好きでした。給食に出たのが、シナモンだったか、きなこだったか、白砂糖だったか………いまひとつ覚えていませんが、ハワイのドーナツ マラサダを初めて食べたときに「給食の揚げパンだ!」と思ったくらいです。
かぼちゃサラダのレシピが気になったので、書き残しておきます!でも、作り方はあっさり。レンジでチンしたかぼちゃを潰して、それにマヨネーズとヨーグルトとレーズンとアーモンドスライスを入れてまぜるだけ。調味料のバランスが肝ですね。こればかりは試してみないと分からない。機会があれば、作ってみたいと思います。
そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓
☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆