ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

映画『カンナさん大成功です!』

 안녕하세요

 アンニョンハセヨ~ (こんにちは)

 前に観たことがあるような………サムネイルを見かけて気になっていました。Amazonプライムビデオにて配信中!

f:id:mionote:20231218001908j:image

作品紹介

カンナさん大成功です!』(カンナさんだいせいこうです!)は、『Kiss』(講談社)に連載の鈴木由美子の漫画作品、ならびに本作を原作にして日本と韓国でそれぞれ制作・上映された映画である。

映画(韓国版)

2006年、韓国にて公開された。原題は「美女はつらいの( 미녀는 괴로워 )」、英題「200 Pounds Beauty」である。

ストーリー

身長169cm、体重95kgのハンナは、舞台裏で人気ポップシンガー・アミの歌を当てる仕事をしていたが、アミのレコード・プロデューサーであり、ハンナの音楽性を認めてくれた唯一の人であるハン・サンジュンにひそかに想いを寄せていた。サンジュンの誕生日パーティーに招待されたハンナは、そこでサンジュンの思いがけない言葉に傷つき、全身整形手術に踏み切る。1年後、美しく生まれ変わったハンナは韓国系アメリカ人「ジェニー」として、再びサンジュンの前に現れる。そしてその美貌と歌唱力が認められ、念願の歌手としてデビューすることになる。だが、喜びもつかの間、ハンナにはサンジュンに真実を告白しようか否か、という新たな迷いが生じた…。

キャスト

  • カン・ハンナ / ジェニー - キム・アジュン
  • ハン・サンジュン(ハンナの憧れるプロデューサー) - チュ・ジンモ
  • アミ(わがままな人気歌手) - ユソン
  • ハンナの父 - イム・ヒョンシク
  • ジョンミン(ハンナの友人) - キム・ヒョンスク
  • チェ会長(レコード会社の会長) - キム・ヨンゴン(特別出演)
  • チェ社長(チェ会長の息子で、レコード会社の社長) - ソン・ドンイル
  • イ・ゴンハク(整形外科医) - イ・ハヌィ
  • チョルス(ハンナの初恋相手) - パク・ヒスン
  • 出前の店員(ジェニーのストーカー) - パク・ノシク
  • 占い師(観相の達人) - イ・ウォンジョン(特別出演)
  • タクシー運転手 - イ・ボムス(特別出演)
  • 交通警察 - リュ・スンス(特別出演)

スタッフ

(ウィキペディアカンナさん大成功です!」より抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 おもしろかったです!

 整形後のハンナことジェニー(キム・アジュン)が、すごくカワイイ!容姿端麗な美人さんでありながら、可愛らしさも兼ね備えています。

 それから、楽曲がすごく良いです✨

 

 原作を読んだことがないのですが、全身整形以外のほとんどの設定が変更されているとのこと。でも、韓国映画の実写版のストーリー良いなって思いました。(監督と脚本家さんの名前を覚えておこうと思います___φ(..) ) 

 漫画の実写化だと、原作に忠実であることが至上命題みたいなところがありますが、今作に関しては原作通りではない部分に新たな魅力があるような気がします。換骨奪胎という言葉もあるくらいですし………容姿への嘲笑みたいなものが感じられず、原作よりも穏やかで優しい………

 

 人気歌手のアミが意地悪です。サンジュンの名前を騙って、パーティーに着てくるようにと赤いドレスをハンナにプレゼントして、まったく同じものを自分も着ていくなんて………体型によって似合う似合わないがあるから、ハンナはハンナに似合ったデザインのドレスを着れば良かったのに……………そうやって体格の良い(婉曲表現)ハンナを笑いものにするなんて、性格が歪みすぎてます。アミさん。

 そして、プロデューサーのサンジュン(チュ・ジンモ)も何気に酷いです。優しくしておいて、利用しようだなんて………まぁ、取り繕おうとしているだけ良いのか。………良いのか……?

 いろいろありますが*1、展開が早いのでストレスフリーです。筋がシンプルなので、気軽に観ることができます。整形後のジェニーに対する周りの反応が、コミカルでシュール。見惚れて自損事故を起こしたり、追突されて頭から血を流しながらも咎めず許してしまったり………なにせジェニーは可愛いですから💓

 

 整形前のカンナさんを誰が演じたのか不思議だったのですが、検索したら、特殊メイクを施したキム・アジュンさんとのこと。一気に好感度が高まりました。整形前を別人が演じているとなると、そのひとが不憫というか、なんというか………「整形が必要なひと」って言われているようなもので気の毒というか、もやっとするというか、コンプライアンスって感じがしますが、特殊メイクなら………良いかな。

 それに、ハンナさん*2は、別にブスではないですよね。瞳から喜怒哀楽は伝わってくるし、おどおどしている部分はあるけれど、それは自信のなさからくるものだろうし……………

 最近の時流でいけば、「そのままのあなたで充分に魅力的だよ」というメッセージが主流だと思われるので、整形なしで、ハンナさんが自己肯定感を高めるような出来事を通して(なんのきっかけもないと難しいとは思います)………ありのままの自分を愛して、自分に自信を持つことで、自身の振る舞いが変わって、周りの目と態度も変わっていく………って感じの話になるのかな。それだと可愛いジェニーに会えないので、やっぱり整形ありきのストーリーで良かったです!(雑) 

 興味を持たれたかたは、是非!*3

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆

*1:傷ついたハンナが自殺しようとして、電話がかかってきて死にきれず、そこで全身整形することに決める。整形とダイエットに1年ってところが何気にリアルです。メスを入れて終わりではないんですね………🐥💦

*2:日本語タイトルは「カンナさん」だけど、役名的にはハンナでしたね……🐥💦

*3:完全に蛇足🐍... ウィキペディアでジェニーのストーカー呼ばわりされている出前の店員さんは、ドラマ『ヒップタッチの女王』酪農家グァンシクさん/レコード会社のチェ会長は、ドラマ『シンデレラと4人の騎士』ハヌルグループのカン会長!我ながら、解像度が上がっているのが嬉しいです。ちょっとだけ見分けがつくようになってきた………かも?!