ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

ドラマ『地球の歩き方』

 안녕하세요

 アンニョンハセヨ~ (こんにちは)

 観る前まではコンセプトもおもしろそうで、すごく期待していましたが、全体的に「合わなかった」です。そういうこともありますよね。にんげんだもの………

©ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

作品紹介

地球の歩き方(ちきゅうのあるきかた)は旅行ガイドブック。株式会社地球の歩き方が発行し、Gakken(旧:学研プラス)が販売している。1979年の創刊以来、世界各地を紹介する旅行ガイドブックが計100タイトル以上も販売されている。

テレビドラマ

旅好き芸能人たちが『地球の歩き方』編集部から「特集を組んで欲しい」と依頼を受け、現地へ旅立つことから始まるストーリーとなる。韓国、タイ、サイパンニュージーランドの計4か国を4人の芸能人ライターがそれぞれ1つの国を担当し、実在する人物に話を聞いたり、実在の場所に訪れるなど、自らの取材を通じてその国の新たな魅力を発見し、オリジナル特集ページを完成させていく作品となっている。1つの旅につき前中後篇の3話からなる。

(ウィキペディア地球の歩き方」より抜粋)

感 想 (ネタバレも?!)

 どこまでシナリオがあるのか、そしてどこまで演者の裁量に任されているのか、分からない感じがもどかしく、不思議で、不気味で、なんとなく地味に気持ちが悪いです。

 こういうのをモキュメンタリーと言うのでしょうか? もう少し、おもしろいジャンルだったと思うのですが………たぶんバランスの問題なのだと思います。自然に見せかけるためには、逆に自然に見えるための脚本が必要かと……

 

 全部を成り行き任せにしているなら、さすがに無謀すぎますし、話がまったり、のっぺり、起承転結が生まれるのかさえ読めないと思われるので、さすがにそれはないと思います。

 だから、割と要所要所の台本はあるのではないかと。むしろ、全編に渡って、アドリブに思われる部分にも台本があったりするのかと。疑ってしまえばキリがないですが、つまり信頼のおける登場人物が存在しない………それが、不気味なのかもしれません。

 「ドラマ」だと銘打っているものに、ノンフィクションだったり、ドキュメンタリーだったりを求めているわけではないです。でも………なんと言ったら良いのかな……

 気持ち悪い感じがします。

 

 たぶん、普通の紀行モノにもシナリオはあるでしょう?(自由に、のびのびやっているように聴こえるラジオにも、作家さんが存在するように……… ) 移動や撮影の段取りが必要でしょうし、全体的な流れが不明だと最終的な経費も分かりませんから。 

 だから、そういうことを言いたいわけではないのです……………

 

  「旅」の効能というか、効果というか………

 旅先で思いがけないひとやものに出会うこと、自分の人生を見つめ直したり、価値観の再構築に迫られたり、先入観を打ち砕かれたり、そして世界を今までとは違った新しい眼差しで見つめることになったり………。わたしは、そういった旅の魅力を信じています。

 だからこそ、無理に感動を装おうとするのに違和感を覚えるのかもしれません…………… 

 

 思いつきと、突き進みっぷり、自分の芯と目的がはっきりしているところ。そのあたりが、作品のコンセプトと合っているように思えたのは、第4〜6話の森山未來さんが旅人の回です。

 これは、森山さんの自然な雰囲気とパブリックイメージとキャラクターとが溶け合っていて、まさかの終わりかたも含めて、良いなって思いました。おもしろかったです!

 興味を持たれたかたは、是非! 

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!또 뵙겠습니다!

☆☆☆あなたが笑顔で過ごせる毎日でありますように!☆☆☆