ミオの備忘録

猫と音楽とミステリー、映画が好きです☆

「呪術廻戦」

 こんばんは。お疲れさまです。

 『呪術廻戦』コミックス既刊を完走したわたしです。そういえば、先日地上波で「京都姉妹校交流会編」を一挙放送していましたね。(仕事だったので観られませんでしたが……)

 みなさん、ご覧になりましたか?*1

 

 いかがでした? 好みに合っていたら、是非『劇場版 呪術廻戦0』を観ていただきたいです。コミックスを読んでなくても、アニメを完走していれば大丈夫です。(わたしを信じて!)(わたしと同じでテレビ放送を見逃してしまったかた!……Netflixで観られますよ?)

 

 長くなりそうなので、先に結論を言います。

「呪術廻戦」すっごくおもしろいです!オススメ!

 

 既刊18巻で、4月に19巻、8月に20巻が発売予定。今なら、グッズ付き同梱版を予約して手に入れることもできます。19巻のグッズは、ちょっと興味深いです。「記録ーー2018年10月“渋谷事変”にて秘匿された物品ならびに現場写真」とのことで、・両面宿儺の指が生成できるシリコンモールド(これだけでも、かなり惹かれる。というか、おもしろいです!*2 )・両面宿儺の指の封印布・五条悟が封印された獄門疆・七海健人のナマクラな呪具・与幸吉が遺したミニメカ丸・現場写真13枚

 

 ナナミン………メカ丸………*3

 

 すでにお察しのことと思いますが、沼ってます。

 おかしいな。軽い気持ちで手を出したはずだったんですけど……。最初のきっかけは『劇場版 呪術廻戦0』のエンディングテーマをKingGnuさんが手掛けていて、それがすっごくカッコ良かったってところからだったと思います。*4

 映画、おもしろそうだなって。でも、その前にアニメを完走しておこうかなって*5。映画が「0」ってことは、たぶんアニメを観てなくても楽しめるんでしょうけど、観ておいたら解像度が上がる……かもしれません。

 アニメ完走→おもしろかった!→うっかりナナミンのネタバレを知る→(……なんてことだ…)→映画鑑賞→おもしろかった!ナナミン出てた!→原作コミックス読む→アニメで進んだところまで読了(8巻の途中/第63話「共犯」)→アニメ2期いつかな?*6それまで、待機かな。でも、それなりにコミックスは刊行されているし……→そいえば、8・9巻は五条センセイと夏油の過去編だっけ?読んでおこう!→11巻はナナミン表紙!→どんな流れなのか分からないので、新刊あたりを試し読み。そっか……もろもろ察し…→とりあえず12巻以降のコミックスを揃えるよ!(ついでに公式ファンブックも!)→公式ファンブックをパラパラ。芥見先生への質問コーナー。*7→もう気になりすぎるし、なんとなくファンブックで先取りしてしまった感があるので、残りを速読してしまおう!→完走✨ ちなみに、アニメと劇場版の感想はコチラ。

mionote.hatenablog.com

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ネタバレ!

 売れている作品には、それだけの理由があると思います。それは、おもしろいから!いくら「おいしいよ」って勧められても、自分で食べてみておいしいと思わなければ、それは口に合わなかったってことですよね。「おもしろいよ」って言われても、自分がおもしろくなければ、手に取ることはないと思います。わたしがそうだから。「売れている」という情報に対しては、「あーそうなんですね」「景気が良くてうらやましいです」くらいの感想しか持ちようがなくないですか。

 ということで、興味のあるかたは試し読みしてみてね!わたしは好き!グロくないとは言わないけれど、なんとなく大丈夫です。(自分でもボーダーはよく分からない。)

 星1つをつけているAmazonカスタマーさんのトップレビューと星5つをつけているあさひさんのレビューが参考になると思います。どちらも王道少年漫画と比較してのレビューですが、言っていることは真逆です。

 なので、興味があるけど迷っているかたは、やっぱり試し読みして、そのうえで自分で判断してもらいたいです。

 

 ということで、そろそろ本気でネタバレしていきますね。

 

 作品の傾向なのかもしれませんが、まぁ結構あっさり死んでしまいます。呪術師も呪詛師も一般人も呪いも呪霊も。主人公の虎杖が、わりとひょいひょい生き返っているので鈍感になってしまいそうですが、主要なキャラクターにも容赦ないです。

 ナナミン………

 ウィキペディアと公式ファンブックでネタバレをくらうという(自業自得)……こう少しずつ衝撃を和らげておきたいタイプです。それでもショックかな、その先を読み続けられるかな……などと心配していましたが、落ち着いて見送れたので良かったです。しんどいけれど、仕方ないと思わせられる。そういう展開です。

 ナナミンが逝ってしまう渋谷事変の前に、五条センセイと夏油、硝子さん、(後輩のナナミン、灰原くん)の高専時代が描かれていて、護衛対象を殺されてしまったり、同輩を失ったり、いろいろなことがあって、そこを通っているからこそ、そこまで悲しくないというか……呪術師だから、そういうこともあるよねって感じでした。高専の呪術師が任務中に死亡するのがアリなら、大人の呪術師は言うまでもなく……でしょう。

 死に際に幻影を見て、その指差す先に虎杖くんがいて、きっと呪いになってしまうからと自制しようとしつつも、彼に想いを託していくところが人間味があって大好きです。ナナミン。

 

 どうしようもなく大きな力に、否応なしに巻き込まれる。

 自分ではどうしようもないことで、死んでしまう。

 そういうことは、わりとよくあることですよね?

 

 映画や小説、漫画などの物語は、そこに具体的に描かれていないことについては勝手に推察しても良いというか、読者(あるいは観客)に委ねられていると思っています。つまり、明らかにされている情報以外の受け取り方は様々。

 同じ作品を読んで、反応が割れるっていうのは、そこに何を見出しているかが違うんじゃないかなって思います。

 長く生きることだけがしあわせとは限らない。みんながみんな「やり遂げた」「生ききった」と感じて死ねるわけではない。「志半ば」と言ったりするけれど、事業でなくても、だいたい何かしら「途中のこと」はあるでしょう? 読みかけの本、作りかけのプラモデル、誰もが自分がいつ死ぬとも分からないままに生きている……

 

 ただ、パラっと見ただけだったファンブックを読み返してみたら、もしかしたら見たいものを見たいように見ているだけなのかなって気がしてきました。

 難しいことを説明されなくても、なんとなく雰囲気でつかめるものってありますよね?(っていうか文系なので、数学とか物理とか……よく分からないのです) でも、たぶんそういうことなんだろうなって理解して、読み進めていくというか……でも、その雑な解釈が間違っているかもしれない。

 なんとなく情熱があって、思いつきがあって、描きたいことがあって、そういう原動力に引っ張られているのかと思いきや*8、意外と計算されている?! 先が読めないというか、どうなっていくのか分からないところに期待があったのですが、なんとなく不安が出てきました。某キャラクターの最後もほのめかされていましたし……*9

 きちんと着地させてほしいなって思います。反応はどうあれ、芥見先生が描きたいと思った展開で終わることができれば、それで良いと思っていますが、それが自分の口に合うかは分からなくなってきました。

 

 ノバラ……マキサン………ガクチョウ……*10

 

 って、他にも書きたかったことはあるはずなんですが、いろんなレビューを目にしたら、なんとなくうんざりしてしまったので、この辺りにしておきますね。まだ完結していない作品について、なんらかの評価をするのは難しいです。

「好き」か「嫌い」で良いんじゃないかな?*11

 25巻くらいで締めて、なんなら30巻くらいまでスピンオフが出ると良いなぁって思います。*12*13

 

 そんなこんなで、今日はこの辺りで。また明日!🐥💓

 

*1:ところで話は変わりますが、こうやって投げかけたときに想定しているのは、多くの人々(everyone)というわけではなく、読んでくださっているあなたに宛てているつもりで書いています。でも「あなたは、ご覧になりました?」だと、少し違和感があるというか……カジュアルな気がするというか……唐突に距離を縮められたように感じるというか……急に目があったみたいな驚きがあるかなって。かと言って「貴方様」だと仰々し過ぎて、かえって無礼な気がします (慇懃無礼って言葉もありますから)。検索したら、「あなた」という言葉自体に敬意が含まれているとも、敬意の対象となる相手は代名詞で呼ばないとも書いてあって、余計に分からなくなりました。「みなさん」だと自然に「さん」づけになるから、なんとなく気分的にしっくりくるような気がするのかな……?(でも、正しいかどうかは分かりません💦)

*2:レジンや樹脂粘土、チョコレートやゼリーで両面宿儺の指が作れるなんて!ハロウィンにも使えそうですね!意外と活用の機会はありそうです!

*3:まだコミックスを読んでいないよってかたは、鳴き声だと思ってください

*4:「逆夢」タイトルがちょっと不穏で良いですよね。ちなみに主題歌は「一途」

*5:まじめか!

*6:2023年放送予定ですって!

*7:そう、それ。わたしも気になってました。あのとき、五条センセイが夏油に何て言ったのか?夏油が「最期くらい呪いの言葉を吐けよ」と言っているので、たぶん「呪い」ではない。苦笑いで返すしかないような、なにか誠実でひたむきな何か。芥見先生からの解答は「0巻の中で言ってます。」だったので、やっぱりアレかな。(どれかな)

*8:だからこそ、その勢いに追いつかなくて画面が粗いのかなって

*9:最期ではないのね?そこ安心材料にしていいですか?

*10:鳴き声

*11:それか興味ない

*12:アマゾンレビューで比較されていた『BLEACH』や『NARUTO-ナルト-』は70巻近く続いていますが、そこは寄せないでほしい。『鬼滅の刃』は全23巻ですし!

*13:ナナミンの日常回とか、スピンオフでだらだら見たいです。描いて楽しいかは分かりませんが、読んで楽しいのが正義です!定時で上がったナナミンが、ごはん食べたり、家で呑んだり、映画観たり、本を読んだりして過ごす……みたいな。